DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

AirPods Proレビュー

待ってました!ノイズキャンセリング機能付きのAirPods

購入しましたので使用感などレポりたいと思います。

 

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www.apple.com

 

ノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスヘッドフォンは今までいくつか使ってきていて、今はSONYのWH-1000X(初代のやつ)を愛用しています。ノイズキャンセリング機能も音質もかなり満足な1台です(下のリンクは現行の3代目)。

 

www.sony.jp

 

ただ、ヘッドフォンの欠点である「かさばる」「でかい」「髪型崩れる」などなど、その機能と音質は最高峰としてもそのデメリットで持ち運びや取り出しが面倒になり、次第に稼働時間が減るという憂き目に遭っているのも事実。

 

なので、日常使いは携帯性や利便性に勝るAirPodsを使ってしまうのですよね。そういう人も多いのでは。

 

利便性とノイズキャンセリング機能の両立を目指して一時期はSONYのWF-1000XM3あたりの購入を検討しましたが、本体(ケース)の大きさとよく接続が切れるという評判で購入を躊躇していました。

 

www.sony.jp

 

そのような中、突如発売されたAirPods Pro。

以下、使ってみた感想です。

 

ノイズキャンセリング機能:超すごい

 

他のレビューでも言われるようにSONYノイズキャンセリング機能に匹敵、もしくはそれ以上との噂は嘘ではないです。SONYのWH-1000Xを使っている私が言うのだから間違いないです(笑

 

購入したApple Store銀座の店内や喧噪の銀座の街などでAirPods Proを装着しながらいろいろ試したのですが、ノイズキャンセリング機能が優秀なことはすぐに分かりました。

 

ただ、ノイズキャンセルの効きが強いな、と感じることもあります。装着したときにノイズキャンセリングの機能が効き始めると耳が若干ツーンとする感じがしますね。一旦、付けてしまえば感じることはありませんが。

 

カナル型のイヤフォンなので装着感がすこぶる高く軽いため装着している感覚があまりないのは良いですね。当たり前ですがヘッドフォンはこうはいきません。髪型にも影響せず、強力なノイズキャンセリング性能を持つとくれば、これだけで買った意味があったというもの。

 

で、何が一番ヤバイって「外部音取り込みモード」です。

 

外部の音を取り込みながら音楽を聴くことが出来るモードなのですが、取り込まれる外音が自然すぎてヤバイのです。他社製品のこのモードは自分の声が籠もり気味に聞こえたり、マイクで取り込み感のある不自然な音がするものですが、AirPods Proは本当に自然に外音と音楽が混ざり合っている感覚。

 

ノイズキャンセリング機能付きのイヤフォンの話をしているのに何言ってんの?と言われてしまいそうですが、例えば街を歩いている時に音楽を聴きながらもちゃんと外音が聞こえるため危なくないのです。そして、いつも聞いてる音楽が、街中に自然に溶け込んでいる感覚はとても新鮮。

 

■装着感:すごい

 

上述しましたが装着感は凄く快適です。イヤーチップの形が適切なのと、小型で軽いため付けてることを忘れるくらい。あと、外れる気がしない。

 

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AirPodsも装着感良かったですが、私はAirPods Proの方が好きな装着感です。

 

■音質:まぁまぁ

 

高音域が「もさっ」としています。伸びないし勢いがない。でもこれはノイズキャンセリング機能付きの音響機器全般の音質傾向ですよね。WH-1000Xもそんな感じなので。もう少しエージングすれば変わるかも知れません。

 

それ以外はAirPodsと同じく平均的で、クセのないフラットな聞き味。普通の一般人には十分な音質ですけど、爆裂低音のBOSEとかから乗り換える人は注意が必要かも。

 

ノイズキャンセリング機能が外部の余計な音を取り除くので、音がはっきり聞こえ音質が何段か向上しているように聞こえる。実はそういう効果が大きいのです。

 

■携帯性:すごい

 

携帯性に関しては今のところ最強なんじゃないですか。今あるノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤフォンの中では。

 

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左:AirPods Proケース 右:AirPodsケース

 

AirPodsとケースの大きさがあんまり変わらないのに驚きましたよ。比較しちゃうとWF-1000XM3のケースが本当に大きく感じるレベル。

 

■接続性:すごい

 

iPhoneなどのApple製品ユーザーは数秒で初期設定から接続まで出来ます。また、混雑する駅の改札口や人の多い街などでも、今のところ殆ど音切れが発生したことはないです。

 

Apple製品間でのBluetooth接続切り替えもスムースですね。WH-1000Xではこうはいかない。

 

■操作性:ふつう

 

SONYが機器をタップやスワイプすることで音量調整や曲送りするのに対して、AirPods Proはいわゆる「うどん」部分の切り欠きを押す(つまむ)ことで操作をします。そうすることで、曲送りや停止は出来ますが、音量調整は直接出来ないのがちょっと残念。

 

ただ、SONY製品のようなタップ式と比較すると、AirPods Proの操作の方が良いですね。タップ式は誤作動が多いなどの問題があるけど、AirPods Proはないので。

 

■遅延の無さ:すごい

 

もしかしたらiPhoneなどのApple製品とだけかも知れないですが、ワイヤレス音響機器でありがちな遅延、つまり動画で聞こえる声と発声のタイミングが合っていない問題が皆無です。コーデックがAACってホント?apt-Xとか使ってない?!

 

■ダメなところ:いろいろ

 

ではこれは箇条書きで。

 

・価格。税込みで3万超

・ケースがデフォルトでQi充電機能付き。AirPodsのようにQi充電出来るケースは別売などにして価格を下げてほしかった

ノイズキャンセリング機能の機能が効き出すときの耳への「キューン」とした圧迫感

・バッテリーの持ち。日常使用であれば4〜5時間でも十分だが、飛行機での長距離移動だと心許ない

・音量調節操作がAirPods Pro側で出来ない

 

 

最後に総評を。

 

ダメなところではなんだかんだ言ってますが、それを踏まえたとしてもノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤフォンとしては破格の出来と言っても良いです。評判が良いのは本当にモノが良いからで、一度使ったら以前の状態には戻れなくなるでしょう。

 

SONYBOSEノイズキャンセリング機能付き製品と比較すると音質の話が必ず出てきますが、この手の製品で音質は言われるほど重要じゃないですから。なぜならば、音質マニア以外のほとんどの人はある一定以上の音質さえあれば、携帯性や利便性を音質以上に評価することになるからです。日常使うモノであればなおさら。

 

結局は「持ち出せてなんぼ、使ってなんぼ」なんです。

 

AirPods Pro。久々に「さすがApple!」と言いたくなる製品でした。

【FLEET WEEK 2019】艦艇公開@横須賀

4年ぶりの観艦式と言うことで、行って参りましたFLEET WEEKの艦艇公開@横須賀。前回は木更津会場もあったのですが、今回は横須賀と横浜だけなのですね。

 

前回2015年のFLEET WEEKの様子はこちらからどうぞ。

 

daydream2006.hatenablog.com

daydream2006.hatenablog.com

daydream2006.hatenablog.com

 

というわけで、FLEET WEEK 2019一日目の10/5に横須賀に行ってきました。

 

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ヴェルニー公園から撮影。逸見桟橋には「てるづき」「あさゆき」が停泊。写真奥の吉倉桟橋がどちらかというとメイン会場で6隻の護衛艦が艦艇公開を行っていました。

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朝8時前の逸見桟橋の2隻。まだ艦首の国旗も満艦飾も掲揚されてませんね。掲揚風景は以下の動画でどうぞ。

 


【2019 FLEET WEEK】 満艦飾@横須賀

 


【2019 FLEET WEEK】 横須賀基地でのSH-60Jの着陸

 

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横須賀総監部入り口。8:30頃はまださほど混雑した様子はナシ。この後は荷物検査の後に艦艇公開開場へ向かいます。さすがこのあたりは手慣れているだけあってスムースに進んでいた様子が窺えました。

 

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「てるづき」は今年に入ってから晴海で見学済みなので一旦スルーして、混雑の予想される潜水艦を先に見学します。今年はそうりゅう型潜水艦「こくりゅう」でした。

 

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まぁ、潜水艦の見学と言ってもいつものように前甲板を歩くだけですが、潜水艦は近くで見ないと分からない構造とかあって興味深いです。写真は甲板部にあるスリットで溝が出来ているのですが、外殻部分がこのようになっているのは遠巻きだと分からないですよね。

 

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巨大な艦橋を横目にしつつ艦を下ります。

 

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吉倉桟橋に来ました。手前の桟橋では掃海艇や多目的艦などが湾内クルージングやってました。

 

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さて、吉倉桟橋の奥の桟橋で護衛艦6隻の艦艇公開を実施。桟橋手前側に停泊しているのは奥から「こんごう」「ちょうかい」「さみだれ

 

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桟橋奥側に停泊していたのが手前から「いかづち」「はたかぜ」「はるさめ」。それぞれ3隻づつがひとかたまりになって、相互に行き交いながら見学していくルートになっています。

 

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まずは「いかづち」側に乗り込みました。「いかづち」は見学客の乗船下船担当艦で甲板上以外は見学不可でした。

 

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「はたかぜ」の後甲板に来ました。時間を区切って行われる艦橋見学の募集をしていたので早速申し込み。この後レポします。このまま隣の「はるさめ」に移動します。

 

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「はるさめ」後甲板。気合いの入ったフラッグですね

 

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「はるさめ」は艦橋見学が出来るとのことだったので遠慮無くさせて頂きましょう。艦内入ってすぐのはるさめの標識。宇佐神宮って艦内神社が宇佐神宮の分祠なのかな?

 

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艦橋に上ってきました。まだ会場が開いてすぐなので空いてました。じっくり見学出来て良かったです。

 

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艦橋のウイング部分から艦首方面を望む。遠巻きですが湾の入り口付近に護衛艦「かが」が停泊しているのが見えます。せっかくだから公開してくれれば良いのに。

 

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むらさめ型の操舵装置やテレグラフなどですが、この後見学するはたかぜ型のものと比較すると興味深いです。むらさめ型の方が新しいので当たり前ですが機能的に見えます。

 

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さて、「はたかぜ」艦橋見学の時間が来たので艦内に向かいます。写真は艦内入り口のマット。「はたかぜ」はそろそろ退役が近づいており、今後艦艇見学の機会も限られると思われるので、今回は詳しめに見ていきましょう。

 

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ここも入ってすぐの艦内神社。諏訪神社?のお札がありますね。

 

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艦橋に上がりました。20人くらいのグループでの見学なので狭い艦橋はいっぱいっぱい。でも、その分きっちり時間を確保して詳しく教えて頂けましたし、信号ラッパも実演して頂くなど盛りだくさんで、とても楽しめました。

 

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はたかぜ型の写真上がテレグラフ、下が操舵装置ですが、先の「はるさめ」のものと比較すると年期を感じますよね。こういった違いを確認出来るのもFLEET WEEKならではの大規模な艦艇公開だから可能なことなのです。

 

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「はたかぜ」艦橋(司令席側)から艦首方向の眺め

 

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艦橋内の様子。伝声管があるのがいいですね。

 

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艦橋見学を終え、「いかづち」側に再度渡っていきます。

 

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「いかづち」の76mm速射砲と艦橋

 

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さて、次は「こんごう」側を見に行きます。「こんごう」「ちょうかい」のイージス艦は何度も見学しているのでスルーします。

 

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さて、個人的な今回の艦艇見学のメインは護衛艦さみだれ」です。母港の呉では何度か見てはいるのですが、艦艇見学は今回が初めてなので。

 

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さみだれ」も艦橋に登れたのでチャフロケットランチャーの脇を通って、艦橋に向かいます。

 

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さみだれ」も「はるさめ」同様にむらさめ型護衛艦ということもあり、設備はほぼ同じなので詳細は割愛します(笑。

 

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さみだれ」の海図台。黒いカーテンがいいですね

 

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むらさめ型テレグラフと操舵装置が一体になっています

 

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さみだれ」前甲板から中央「ちょうかい」奥「こんごう」。

 

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「こんごう」の127mm単装砲

 

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逸見桟橋のヘリポートに駐機していた艦載ヘリであるSH-60J。内部見学も出来ます

 

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最後に「てるづき」と「あさゆき」を見学します。

 

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62口径5インチ単装砲と「てるづき」艦橋

 

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「てるづき」の前甲板を回って、「あさゆき」に移動します

 

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あさゆき」も甲板上だけ見学出来るコースでした。はつゆき型はヘリ甲板が1層高いところにあるので、そこも見学しようとすると垂直のハシゴを登る必要があり、そこで見学者が渋滞を作っていたので諦めました。

 

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「てるづき」の後甲板に戻って、後方で停泊している潜水艦「こくりゅう」を撮影。やはり潜水艦見学は普段なかなか出来ないこともあり人気ですね。

 

以上、2019 FLEET WEEK@横須賀の様子をお届けしました。

 

 

 

〜おまけ〜

朝早く開場前から並んでいたのは提督達だったのですね。まさか基地内で艦これグッズの物販やるなんて知らなかったのでビックリ。物販に全く興味ないのでスルーですが、海自もこのゲームとコラボする時期が3年、いや5年遅いよ。

 

というわけで、艦艇公開中に見つけた艦娘達ギャラリーです。桟橋にもっといたのは知っているのですが撮影しなかっただけです。とりあえず艦上にいたのは網羅しているかと。

 

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夕立改二 on はるさめ。「はるさめ」の姉妹艦である、「ゆうだち」も横須賀来て欲しかったなぁ。っていうか現代でも夕立と春雨が姉妹艦なのは嬉しい。

 

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島風 on はたかぜ。確かにはたかぜ型の二番艦は「しまかぜ」ですから関係ないわけではない。「しまかぜ」は佐世保にいますよね。

 

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旗風 on はたかぜ。やっとご本人登場。

 

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狭霧 on いかづち。えぇぇ、なんで!

 

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金剛改二丙 on こんごう。このパネルが「こんごう」に寄贈されたらしく、「こんごう」側からの感謝のメッセージが熱かったですね

 

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五月雨 on さみだれ。まさに護衛任務はお任せの五月雨に護衛艦は相性良いですね

 

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川内改二 on さみだれ。あぶくま型護衛艦「せんだい」がいるのですが、「さみだれ」に載せてきましたね。それよりもなぜ「いかづち」に雷がいなかったのか謎です。

 

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鳥海改二 on ちょうかい。自衛官がお年寄りにこの絵を説明していましたが、果たして通じたのだろうか。

 

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愛宕 on こんごう。夕立改二、川内と愛宕は白抜きボードに絵が描かれているだけなんですよね。すっかり分かる人だけ分かる展示になってました。

 

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加賀 with てるづき。横須賀沖には「かが」がいたので是非コラボして欲しかったのですが残念です。

 

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涼月 on てるづき。あえて、てるづきに載せるなんて運営は本当に涼月が好きなんだな、と見つけたときは思いましたが杞憂でした。

 

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照月 on てるづき。後甲板にご本人がいらっしゃいました。これで安心。よく見ると、旗風、金剛改二丙、五月雨、照月は艦これロゴが入ってない観艦式専用ボードなんですね。

 

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鹿島 on あさゆき。なんとここで鹿島ですか。初雪ではダメだったのか?!

金剛などの観艦式専用ボードは艦娘ベースの新規書き起こし護衛艦娘にすれば良かったのでは、と思ったり。あの運営ならそのくらいやって欲しかった気がする。

 

以上。

MacBook 12"

いやー、ビックリしました。

 

突然AppleMacBook 12"をディスコン(販売打ち切り)しましたね。愛用していたMacで今後も継続的に購入する対象だと思っていたのに、、、残念です。

 

代わりに出てきたのが、なんとMacBook Air 13"ですよ。ついこの間まではこのMacBook Airの方が将来無いとか言われていたのに。

 

私は以前、MacBook Air 13"の旧型モデルを使っていた時期がありましたが、重いんです。1.3Kgの重量は肩に来るんです。長い間背負っていると。

 

まぁ、外人さんにはそれで良いのかも知れませんが、我々Japaneseには死活問題ですってば。

 

その点、1Kgを切る重さしかないMacBookはモバイル用のMacとして最適であり、出先で使う分には全く問題ない性能だったのでかなり便利に使っていました。

 

AppleとしてはiPadが今後その位置を埋めると思っているのでしょうが、ハードウェアのキーボードが付いてなくて、macOSがインストール出来ないiPadにその場所は埋められません。

 

仕方が無いので、今使っているMacBook 2017年モデルを長く使っていきたいと思います。それまでにまた1Kgを切るモバイルMacBookが登場するのを待つことにします。

EOS 5D Mark IIIからα7IIIへ

いわゆる、Canon EFからSONY Eへのマウントチェンジってやつです。

 

約4年半使っていたCanon EOS 5D Mark III(以下、5D3)のシステムを全て売却して、SONYのα7IIIに乗換ました。その当たりの経緯を書きたいと思います。

 

もともと、使っていた5D3を5D4に更新すべくお金を貯めていたのですが、ミラーレス機のα7シリーズが前から気になっていました。以前に某カメラ量販店でα7IIIの本体と作例を初めて見たときに、その本体のコンパクトさと機能、そしてその作例に衝撃を受けたからです。

 

5D3はナチュラルな描写で解像感もあり、とてもバランスの良い画作りをするカメラだな、と言う印象で使っていました。特に私はキヤノンのカメラから出される色が好きだったので、キヤノンをずっと使っていたのです。

 

ところが、α7IIIの作例でその圧倒的な解像感から来るキレキレの画と、とても濃厚で印象に残る色味に完全にやられてしまいました。あぁ、これスゲぇ、、と。

 

そして、最終的にマウントチェンジの決め手になったのは、先日リリースされたα7III/α7RIIIのファームウエア3.0での動物瞳AF搭載でした。動物撮りも結構するのですが、その歩留率の悪さに自身のスキルの無さを痛感していたのです。それが解消されるかも知れない、と。

 

α7IIIシステム構成

 

当家のマウントチェンジ直後のα7III関連機材は以下の通り。

 

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・α7III

・FE 24-105mm F4 G OSS

・FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

 

とりあえず24mmから400mmまでこれら2本のレンズでカバー出来るので暫くはこれで行くつもりです。もしかしたら、後でテレコンx1.4を追加するかも。

 

α7RIIIでないのは、高画素は不要なのと暗所性能重視のためです。あと、お値段高い。

 

5D3で使っていたEFレンズも全て売り払ってしまいました。コンバーター使う手もありましたが、やっぱり緊急手段だと思うのでレンズはSONY純正にしてます。当然懐は寒くなるばかり(笑

 

 

α7IIIを使ってみて

 

製品としての評価は期待通り、いや、それ以上でしたね。

 

画質に関しては既述の通り、個人的に好きな画を出してくることは分かっていたのでその点は期待通りでした。それにしてもキレのある画は素晴らしいの一言。

 

機能面で5D3からの移行でメリットを感じるのは、まずその軽さ、コンパクトさ。なので、気軽に持ち出せるところです。

 

ボディが小型なのでグリップが小さく小指が余る、という話もありますが私は余らないですね。手は小さい方では無いと思いますが、この点特に違和感は無いです。持ち方でしょうか?

 

FE 24-105mm F4 G OSSとの組み合わせでスナップ写真はバッチリです。便利ズームなのにボケも綺麗だし、画質も良いので言うことはないです。人物を撮るのであれば瞳AFがあるのでまず失敗しません。

 

特にお子さんを撮影するのであれば、瞳AFは絶対必要でしょう。ちょこまか動く被写体に追随してくれますし、ピント合わせも超楽ちん。これで失敗も大きく減るので言うこと無し。

 

 また、動物瞳AFは使ってみると想像以上に優秀で写真の歩留率は大幅アップしました。コンティニュアスAFにリアルタイムで追随するのでピントを外すことが少なくなりましたね。ピンボケ写真を量産していた今までは何だったのか?

 

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a7III/FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS / ISO640 400mm f/6.3 1/500 動物瞳AF ON

 

 動物瞳AFは今のところ犬や猫(もしくは、それらに顔立ちが似ている動物)が対象ですが、動きの速い動物に対応出来るように追随性の向上を期待します。

 

 上記の3点(軽量小型化、瞳AF、動物瞳AF)が私の撮影スタイルに非常に有用であると確認出来たことで、今回のマウントチェンジが間違いなかったことを確信。後悔は全くありません。

 

 とは言え、ダメなところもそれなりにあります。

 

まずはレンズ。カメラ本体に比べてレンズの小型軽量化という点ではイマイチですね。正直、FE 24-105mm F4 G OSSももう少し小さくならなかったのか、とは思います。また、キヤノンのEFレンズに比べても総じてお値段高め。

 

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カメラとレンズのバランス、、、

 

あと、レンズを脱着するときに押すボタンが押しにくいです。なんでレンズ側から見て左にあるのか。これは普通右でしょ?!

 

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マウントの左下にあるボタンの位置!

 

次に操作系。メニューのとっちらかり具合はよく言われるところですが、個人的にタブの移動が不親切。タブの移動と上下スクロールは機械的にボタン分けて欲しい。

 

また、ストラップで肩から提げているときなどに、いつの間にかボタンやダイヤルが押されているのか設定が変わっていることがよくあるので、ロックの仕組みなどを設けて欲しいですね。

 

あとは、EVFの画が少し荒いとか、充電器無いとか、なんで露出だけ専用のダイヤル操作なのかとかいろいろ細かいところはありますが、そういった所は概ね許容範囲です。

 

 

というわけで、今回は一眼カメラのマウントチェンジについて書いてみました。今後もα7IIIの機動性を生かしていろいろなところに持ち出し、多彩な機能を生かしながら撮影していきたいと思います。

カシオ PRO TREK WSD-F30をレビューしてみる

カシオのアウトドアウォッチ「PRO TREK WSD-F30」を購入したのでレビューを書きます。製品レビューはなんか久々ですね。

 

今まで腕時計に全く興味の無かった私が、そもそも何でこれを買ったのかというと、以下の機能が登山時に欲しかったからです。

 

・すぐ確認出来る時計(登山時の時間管理は大切!)

・電子地図(GPSで現在地が分かる機能付)

・歩いた軌跡ログが残せる(要はYAMAP)

 

基本的に上記の機能はiPhone持って行けば全て賄えるのですが、行動中にiPhoneをしまったり取り出したりが面倒なのと、スマホは緊急時に命綱になるので登山中は使わないようにしたかったのです。

 

また、地図アプリの冗長化も目的でした。つまり、iPhoneが何らかの都合で使えなくなった場合のバックアップがあった方が良いですよね。

 

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WSD-F30 開封直後

色はブルーを購入。「登山で使うならオレンジも良さそう」と思い迷ったのですが、普段使いでも違和感の無いブルーにしました。見た目もしっとりとした落ち着いた青という感じで気に入っています。

 

付属品は少ないですね。電源アダプタと充電用コード、後は簡単な説明書のみ。

 

今回は同時にmicroUSBのメス口の付いた充電用コードを別途買いました。これは外出先でモバイルバッテリーから充電するときに使用しています。Amazonのリンク張っておきますね。

  

 

さて、では本機のレビューに入りましょう。実際に八ヶ岳と丹沢の登山で使用した感想です。

 

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YAMAP表示 in 丹沢

 

登山時の使い勝手

 

既述の必要としていた機能「時計・地図・軌跡ログ」に関しては、欲しかった機能そのものが手に入ったこともあり大変満足しています。

 

腕時計に地図とGPSがある、というのは想像以上に便利で、いままでiPhoneをポケットなどから取り出していた時間がほぼゼロになりました。

 

地図と軌跡ログに関して登山中はYAMAPを使っているのですが、今のところ全く問題なしです。GPSの精度も良いですね。ログの欠落とかも今のところないのでiPhone版のYAMAPと遜色ないです。

 

ただ、一つ気になるのが腕時計を見ると自動的に時計画面から地図が表示されるのですが、その時表示される地図への位置情報の反映がリアルタイムでは無くラグがあることです。つまり地図が表示されて少し待たないと地図上に正しい位置が表示されないのです。

 

あと、使う前はこんな小さな画面で大丈夫だろうかと思っていたのですが杞憂でした。結局、地図上での自分の位置が分かれば良いですし、スクロールすれば周囲も確認出来るので不自由はしません。

 

要改善点としては天気の良い日は周りが明るくて地図表示が少し見にくいです。有機ELなのでもう少し頑張って欲しかったかな。あと、地図は常に北が上になるので自分が向いている方向も分かるようになると嬉しいです。

 

標準インストールのツールでよく使うのが高度計と気圧計ですね。高度計は標高確認で使用しますが、気圧計は天気の変化を予測するときに使います。気圧を時間の経過でグラフ表示する機能があるのですが、気圧が下降トレンドの場合は天候悪化の可能性大です。

 

ちなみに温度計は付いてません。また心拍計も付いていないのですが、登山用途には不要ですかね。

 

電池の持ち

 

電池の持ちに関して購入前に読んだレビューでは「悪い」という印象が強かったので、気になっていたのですが実際はどうでしょうか。

 

私の使い方だとまる1日使って電池の40〜55%位を消費しています。YAMAPを5〜7時間程度起動し、行動中時折地図を確認する程度の使い方です。上手く使えば1日半は行けそう。

 

寝るときに充電しておけば問題ないですし、充電忘れたことがあっても30分くらいの充電で30%近く充電出来るので、前日の残り50%+追加の30%で十分1日持たせられました。なお、充電時にコネクタが取れやすいので注意してくださいね。

 

厳冬期雪山での使用

 

厳冬期八ヶ岳の硫黄岳でハードシェルの上に直接巻き付けた吹きさらしの状態で使ってみましたが終始問題なく使用出来ました。一応仕様上は-10℃まで動作可能とされていますが、それ以下でも稼働はしていました。

 

また、かなりの雪が降る中使用していましたが、防水がきっちりしており溶けた雪で故障することも無かったです。

 

ただ電池の減りは通常時よりも若干早かったです。同じ7時間ほどの使用ですが、八ヶ岳で55%程度の減りに対して丹沢では45%程度の減りに留まっていました。

 

まぁ、使い方にもよるので誤差の範囲といえばそうなのかもですが、一応ご参考まで。

 

日常使用

 

その利便性から登山時以外にも腕につけてます。最近は会社でもWSD-F30つけて仕事してますね。意外に違和感ないですよ。

 

日常で使っている機能は以下の通り。

 

・普通に腕時計として

・万歩計

Google Fit

 

特に有用なのがGoogle Fitですね。その日の運動量などをきっちり計測してくれます。iPhoneにもヘルスケアアプリがありますが、それよりもわかりやすく見易いので もっぱらこっちを使ってます。

 

スマートウォッチなので各種アプリ通知機能も便利ですが、WSD-F30で受けられる通知可能なアプリが決まっているのと、母艦がiPhoneだとiPhone側とBluetooth接続していないと機能しないので注意です。また、iPhoneの音楽再生コントロールは普通に出来るのでこれは便利ですね。

 

これだけ多機能なスマートウォッチなので、まだ使いこなせてない機能とかもあると思います。何か使っていくうちに分かったことがありましたら記事上げますね。

英海軍「モントローズ」&護衛艦「むらさめ」

2019年3月9日に晴海埠頭で行われた英国海軍フリーゲート艦「モントローズ」とホストシップである護衛艦「むらさめ」の艦艇公開に行ってきましたので、その様子をブログに書きます。

英国海軍 フリーゲート艦「モントローズ

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フリーゲート艦「モントローズ」は16隻建造された23型フリーゲート艦の7番艦で、1994年就役の船になります。

 

日本に来たのは昨年に来航した英国海軍「アルビオン」同様、国連軍として北朝鮮瀬取り監視で来た模様です。ここは一つ、いろいろな国の軍艦が参加して日本を訪れて頂けると嬉しいのですが。

 

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艦名の由来は英国の公爵家で、モントローズスコットランドにある都市名でもあります。船の紋章のバラもモントローズ家の紋章のバラを持ってきているものと思われます。

 

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生憎私の見学時には前甲板を公開していなかったので、後甲板が見学のメインになっていました。上の写真は格納庫に収められている哨戒ヘリコプターです。リンクスでしょうか。

 

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英海軍恒例の銃火器展示です。さすがに今回は見るだけ。

 

見るものだけ見て船を下りました。次はむらさめです。

 

護衛艦「むらさめ」

 

まぁ、もう何回か艦艇公開で見学させて貰っている艦ですので、手短に。

 

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停泊場所の都合上、前から写真撮れないので後から。

 

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今回は76mm速射砲の内部を見ることが可能でした。給弾の仕組みを間近に見ることが出来て興味深かったですね。

 

そういえば、貰った艦艇のパンフレットが新しくなっていましたね。A4サイズの冊子ではなく、縦に四つ折りになっていて、なかなかの情報量でした。あ、某ゲームの村雨が、、、

 

【登山用品】2018年買って良かったものダメだったもの

突然ですが、登山用品で今年買って良かったもの、ダメだったものを紹介していきたいと思います。

 

良かったもの

 

3位 MAMMUT Excursion Advanced Jacket

  

 

一応これ、裏地がマイクロフリースなのですが、いわゆる一般的なフリースと比較すると、保温の機能は低いです。しかし、私がイチオシするのは「行動着としてのミッドレイヤーと考えると良い製品」という理由からです。

 

例えばパタゴニアのR2みたいなふかふかのフリースはとても暖かく停滞しているときには良いのですが、登山中など行動しているときには熱すぎて着ていられませんでした。脱げば良いと言ってもフリースを着るような気温で脱ぎ着するのはかなり億劫です。

 

どちらかというとR1に似ていますね。ただ、マイクロフリースが明らかにかさ高なR1の方が保温力は上でしょう。

 

そこで、そこそこの保温性と通気性を持つこのフリースは行動着としてはベストマッチでした。先日雪山でも使いましたが、吹雪の-20℃とかで無ければ十分対応出来ます。暑すぎず寒すぎずで冬の日本の低山にも凄くぴったりだと思いますね。

 

もこもこなフリースより嵩張らないので荷物にもなりませんし、山小屋やテント泊用にはダウンを持った方がフリースより暖かくよいです。

 

2位 JETBOIL マイクロモ

 

 

「山メシ」が流行ってますが、個人的には山でカップラーメン食べられて、食後にコーヒー飲めれば良いと思っている人なので、お湯が沸かせれば十分。

 

なので、このJETBOL マイクロモは最適な商品でした。収納はとてもコンパクトですし、お湯が沸くのもとても早いので重宝しています。冬の登山や高山に登る人は、このマイクロモのように気温が低くても安定して火力が出せるレギュレーター付きのJETBOILがオススメです。

 

1位 finetrack スキンメッシュ

 

高山に登ったり低山でも秋口以降ある程度気温が下がってくると、行動中にかいた汗で休憩中に「冷え」を感じることがあると思います。いわゆる「汗冷え」というやつですね。

 

これ、まだ暖かいうちは良いのですが、気温が大きく下がってくると不快なだけでなく、低体温症などの命に関わる事態になるので対策が必要になってきます。そこでこのスキンメッシュです。

 

類似商品としてはミレーのドライナミックが有名ですが、スキンメッシュの方が嵩張りも無く軽量なので良いです。着るとサラサラでまとわり感も無くほのかに暖かいのもGood。それに匂いません。

 

これを使い出してから「汗冷え」を感じることが殆ど無くなりました。スキンメッシュはベースレイヤーの下に着る肌着ですので、同時に着るベースレイヤーは吸汗速乾性の高い製品と組み合わせることで真価を発揮します。

 

 ダメだったもの

 

3位 MAMMUT アタカゾ ライト ジップTシャツ

 

 

肌触りは良いしマムートと言うことでデザインも文句なしなのですが、1回使っただけでおなかの部分、ちょうどザックの腰ベルトにあるバックルと登山用パンツのバックル部分と挟まれた部分が擦れて繊維が伝染したようになってしまいました。

 

素材がポリエステルのポーラテックPowerDryストレッチと言うことで伸縮性や着心地は良かった反面、生地としての強度は山向きでは無かったようです。ポーラテックの一部生地は耐久性に欠けるので使いどころによっては避けた方が良い素材ですね。

 

まぁ、セールで買った掘り出し物だったのがせめてもの救いでした。

 

2位 The North Face  アルパインライトパンツ

 

 

このパンツは愛用者も多いと思うので「えー」と思う人もいるかも知れません。デザイン的には細身でとてもカッコ良く気に入っているのですが、心を鬼にしてダメ部門に入れさせて頂きました。

 

個人的にダメだと思う部分は2点あって、1つは「ずり下がりやすい」です。腰の部分をゴムだけで止めているので、登山中にズボンがだんだんずり落ちてくるのです。腰紐で止められはするのですが、紐の調整はバックルより面倒です。

 

2つめは耐久性です。はっきり言って低いですね。繊維がもろくて登山中に木や枝に引っかかると繊維が切れたり、よく擦れるところはすぐに毛羽立ってきます。これが一番の不満。

 

1位 C3fit インパクトエアーロングタイツ

 

 

 膝の故障を予防するためになるべくサポート力の強いこのタイツを購入したのですが、逆にそれが裏目に出た感じです。

 

購入後何回か使用した感じでは全く問題なかったのですが、ある時期から特に下山時に膝が痛むようになりました。しばらくは自分の筋力不足を疑っていましたが、あるときたまたまこのタイツを履かないで登山をしたら全く膝の痛みが出なかったので、それ以降タイツを履かずに登山するようになってからは膝痛とは無縁の山行が行えています。

 

おそらく、締め付けが非常に強いタイツなので逆に膝に負担になっていたり、血行が悪くなっていたのでは、と想像しています。

 

タイツは人によって合う合わないがあると思いますので、初めからサポートの強いきつめのタイツは選ばない方が良いという教訓ですね。