DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

シムソンズ

Simsons_s今日は会社を休んで病院なんぞに行ってきてしまいました。朝からジクジク胃が痛くて「もしかしてガン?!」などと大げさな考えでいたところ、生まれて初めてバリウム(イチゴ味)を飲まされレントゲンを撮って診察したらなんてこと無い胃炎でした。そういや、最近コーヒーばっか飲んで胃が荒れていたのかもしれません。

胃の病気なんて俺も年取ったなー、と思いつつ空いた夕方の時間は久々に映画館で映画を見ることにしました。っても1ヶ月くらいのブランクですけど。「県庁の星」も考えましたが、若さ補充のため話題の「シムソンズ」に決定。でもこのシムソンズ、千葉県内では妙典のワーナーマイカル1カ所しかやっていないのです。ちょうど映画の日だし、高速代も浮くだろってことで妙典まで車で遠征しました。

いやぁ、また1本イイ映画を見てしまったです。素晴らしい。
先日DVDで「リンダリンダリンダ」を見ましたが、あっちが文化系女子の青春物なら、この「シムソンズ」は体育会系女子青春物ですね。トリノオリンピックで話題になったカーリングですが、まぁどこまでがノンフィクションかわかりませんが、彼女たちに裏でこんなドラマがあったなんて想像するとますます好感度UPではないですか。

内容はソルトレークシティオリンピック女子日本代表カーリングチームこと「シムソンズ」をベースにしたホントにど真ん中のベタベタスポ根青春モノですが、そのど真ん中具合が大変心地よいのです。特にシムソンズがピンチの時、菜摘(高橋真唯)が史江(星井七瀬)に自分をシムソンズに誘ってくれたことへ感謝するくだりは涙無くして見れません。ってか泣いたっす、自分。

あと、コーチ役の大泉洋がいいです。コミカルなんだけどちょっと不幸な役って彼のハマリ役ですね。そうそう、もとより彼は役者だしね。

スウィングガールズ」と話の展開や雰囲気がなんとなく似ているなぁ、と思いながら見ていましたが、途中からそんなことはどうでも良くなりました。素直な心で見て楽しんでこそのスポ根モノなのです。ただ、もうちょっとエンディングの編集に工夫が欲しかったなぁ。「あの」写真はあそこではなく最後の最後、エンディングの曲の後とかに出してくれてれば、「あぁ、ここに繋がっていったのか」と感慨も高まったのではないかな、と思いましたね。

ともあれ、超オススメの映画です。近所でやってるので あれば是非見に行って頂きたい。この映画をやらない千葉市内映画館の審美眼の無さに正直ガッカリです。

雨が土砂降りの帰りの車の中でJAMのBLUE TEARSを大音量で聞きながら余韻に浸っていました。胃が痛かったのなんてすっかり忘れて、、、この映画は薬よりも胃炎に効くみたいです。

#ちなみにこのブログのタイトル「DAYDREAM」もJAMの曲からです