DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

北東北ツーリング その4 下北半島編

9月14日

今日は天気予報によると午後から晴れとか。午前は奥入瀬から下北半島までの移動時間に割り当てていたので丁度良い。

Mutsuwan R102を十和田市方面へ。十和田市からR4に、北上して野辺地からR279はまなすラインを左手に陸奥湾をみながらむつ市まで移動。そこから県道6号で尻屋崎方面に向かう。

道中にある風力発電の風車が印象的。下北半島ではよく見る光景だが。

Shiriyazaki 寒立馬(かんだちめ)の放牧地帯まで来ればあと少しで尻屋崎だ。入り口のゲート付近に2頭の寒立馬がいたけどそれ以外は全く見えなかった、、、そんなもの?

なんだかんだで尻屋崎に到着。放牧地の中だからかあまり観光地化されていないが、シンプル故にベストというか牧草地にある白い灯台がとても印象的に映える。

今度は恐山方面に向かうために一度むつ市に戻り、県道4号で恐山へ。途中、釜臥山展望台の眺めがよいと聞いていたので、釜臥山に。展望台は防衛庁の施設内にあるらしくバイクでは敷地内に入れてくれない。係員の指示でバイクを駐輪場に置いてから展望台までの数百メートルを徒歩で移動。車はOKなのに何でバイクはNGなのさ。

Ushifuseつべこべ言いながら歩いているうちに釜臥山から見える美しい景色に絶句。先ほどまでいた尻屋崎陸奥湾が一望できる。展望台がこれまたタイミング悪く工事中だったので足場が邪魔で良い風景をぶち壊していたが、この景色には大満足だ。

駐輪場まで戻り、一路恐山の菩提寺へ。

Osorezan 宇曾利山湖湖畔にある恐山菩提寺。イタコの口寄せで有名だが、それ以上に境内の温泉と地獄巡りにビックリ。特に硫黄臭漂う境内を散策する地獄巡りはなかなか興味深い。境内の荒涼とした雰囲気と宇曾利山湖のコントラストが本当に賽の河原に見えてくるから不思議だ。

遅めの昼食をいただき、再び県道4号へ。薬研温泉までの区間は林道での峠越えみたいで本当に時間がかかる道だった。薬研温泉はスルーして津軽海峡の海側に出て、R279で大間崎方面へ向かう。

Oomasaki 大間崎は本州最北端の地。津軽海峡を眺めるともうすぐそこには北海道の地が見える。対岸はちょうど函館。沖に見える弁天灯台がひっそりと立っている。このままフェリーに乗って北海道に行ってしまいたい衝動に駆られるが何とかガマン。

まぁ、それ以外何もないところなので15分ほど滞在して仏ヶ浦に行くことにした。

大間の南にある佐井という町から仏ヶ浦行きの観光船が出ているというのでそれを目当てに佐井まで行ったのだが、14時くらいには終了していたため仕方なく陸路で仏ヶ浦まで行くことに。

Hotokegaura 佐井から仏ヶ浦に行くにはR338を使うのだが、これがKing of 酷道で海岸線を走る道でありながらまるで険しい峠の道のようにうねっており、さらに工事中で片側通行(中央線のない道も結構ある)も何カ所かありかなり時間のかかる道である。結局、仏ヶ浦手前の展望台まで行くのが精一杯。

でも展望台から眺める仏ヶ浦も素晴らしい。海から眺めたらもっと美しいのだろう。散策も出来るのだがもうすでに夕方で日が沈もうとしていたので切り上げることにした。

Yuuhi 夕日が美しい陸奥湾を眺めながら再びR338で大間々で北上、R279で今日の宿泊地である下風呂温泉へ向かう。泊まった下風呂温泉は温泉といい海の幸づくしの料理といい最高でした。皆様も下北まで来たら是非どうぞ。

明日はとなりの津軽半島竜飛岬を目指します。