DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

けいおん!!を見終わって

3/16に「けいおん!!」第9巻のDVD/Blu-rayリリースを持ってアニメ第二期が完結したわけですが、いやはや素晴らしいアニメシリーズでした。

私は普段、アニメなんて殆ど見ないのですが去年仕事が猛烈に忙しかった時期に、午前様してTVをつけるとこのアニメをやっていたわけです。途中から見だしたのですが「これはDVD買わないと一生後悔するクオリティーの作品だ!!」と何故か思い立ち、速攻でAmazonで第一期から第二期すべてのBlu-rayを無意識のうちに注文していたわけですw。えぇ、それでものすごいお金が飛んだわけですが後悔はしていませんよ。良いものにはお金を出す主義です。

先ほどその9巻を見終わって、このシリーズに関して思ったことを一つ。

今さらこの作品の内容云々を語ることは野暮なのでしませんが、ここまで作り手の「愛」が感じられる作品も珍しいなと感じています。アニメだけではなく映画やTVドラマ含めです。

演出の技法が優れているとか、脚本がいいとか、作画がいいとか、音楽がいいとか、中の人が優秀とか、そんなテクニカルなことも当然積み重なってこの作品のクオリティーが生まれたのだと思っていますが、その全ては製作者側の作品に対する愛情が半端ないから、ということに尽きるのではと思うのです。

このアニメを製作した京都アニメーションの強さって、まさにこの点が他の制作会社と一線を画しているから多くのファンを持つ制作会社になれたんだなぁと。とにかく、アニメを作り出したら「いいものをつくろう」という思いが見る側まで猛烈に伝わってくるわけです。

だから「けいおん」を見たあとは良い映画やドラマを見たような心地良さがあるのかなぁ、と。

まぁ、それに彼女ら「放課後ティータイム」の活動は高校時代音楽系の部活に入っていた私の思い出回路を心地良く刺激してくれたので、なおさらプラス補正が掛かったのかもしれないですけどね。

とにかくアニメの「けいおん」という作品はアニメというジャンルでだけではなく、優れた映像作品ということで評価したいです。この品質のアニメがもっと量産されれば日本のアニメ業界も明るいのでは。