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DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

AKG K121 Studio

以前、AKG K404の使用レポを書いたのですが、それからというものの非常にAKGのヘッドフォンが気に入ってしまい、新たにK121 Studioを購入しましたのでその使用レポになります。K404は携帯重視のポータブルヘッドフォンですが、K121はがっしりとしたセミオープンエアーのヘッドフォンになります。

主に自宅内での利用で、PCでの音楽再生や夜間のTVやオーディオ、DTMでのモニタリングに利用しています。

【デザイン】

頭頂部にある「AKG」のロゴが素敵です。AKGらしいK70Xシリーズのデザインが基本にあることはすぐに分かります。スピーカーが格納されている金属部分が落ち着いた金色でできているので見栄えも良く、1万円以内で買えるヘッドフォンとしてはまずまずの質感があると思います。

【高音の音質】

これはAKGの特徴なのだと思うのですが、落ち着いた品のある高音域を奏でますね。ややもするとおとなしいと思われるかもしれませんが、「勢い」よりも「美しさ」とか「艶やかさ」を重視したと考えれば納得です。ただ、セミオープンということで音の広がりをちょっと期待していたのですが、やや狭い範囲で鳴っている印象があります。

中音域、特にボーカルや映画のセリフなどは非常に聞き取りやすいです。音の解像が高いので、他の音に埋れていた音まで聞こえてくるという感じでGoodです。

【低音の音質】

それなりに出ますが、これも落ち着いた品のある感じです。高音域もそうですが、ヘッドフォンが音をつくっているという感じがしません。音楽ソースをそのまま忠実に鳴らしている感じがします。なので低音域に特徴のある他の製品と比べると普通な印象を受けるかもです。でもそれがStudioという名前を付けたこの製品のコンセプトなのでしょうが。

【フィット感】

オンイヤータイプなので耳がすっぽり隠れますが、パッドは耳たぶにかかります。装着感は良く長時間のリスニングでも聞き疲れしないですし、頭が痛くなりません。

【外音遮断性】

それなりに聞こえてきます。でも、屋内使用する人がほとんどでしょうから気にする人いるんでしょうか?

【音漏れ防止】

結構漏れます。近くにいたら何を聞いているのか分かるくらいのレベルです。一応、セミオープンですので。

【携帯性】

軽いほうだとは思いますが、携帯するヘッドフォンじゃないです。

【総評】

値段相応の質感もあり、かなりフラットな感じの音質ですが「低音命!」とか「ドンシャリバンザイ!」とか言う人でなければ、かなりオススメなヘッドフォンだと思います。音質のところでも書いたように人によっては、ちょっと大人しい特徴のないヘッドフォンだと思われてしまうかもしれません。しかし、紡ぎだされる音は品と艶やかさがあり、クリアな解像感を伴うものです。なので長時間聞いていても疲れないんですね。

では、ロックなどの激しい音楽の鑑賞に向いていないかというとそういうわけでもないです。「音を色付けせずに、バランスよくクオリティーの高い品質で奏でるヘッドフォン」と考えるといいと思います。

この製品はきちんとエージングしてからお使いください。購入直後の音質は非常に固く、高音域はちょっと鑑賞に差し障りのあるレベルなので。また、このヘッドフォンはiPodやPCから直でも鳴らせますが、能率は高いほうではないのでヘッドフォンアンプはあったほうがいいかもです。とはいえ私は使ってませんが。