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DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

呉鎮守府探訪記

旅行・地域 艦艇公開 鎮守府めぐり

家の都合から一家でこの連休中は広島に行っていました。ホント、広島空港から広島市内までの距離は毎度どうにかならんもんかと思いつつ。

ふとネットで広島滞在中に呉で護衛艦の一般公開があるという情報をキャッチ。横須賀ではふらっと行ける艦艇公開やってくれないので、いつもやっている地方の基地に行くしか無い。という訳で、呉に行ってきました。私の中では呉鎮守府と脳内変換されますが。

実は私にとっては6年ぶりの呉です。前回来たときは大和ミュージアムやてつのくじら館など資料館的な場所を駆け足で訪れるだけだったのですが、今回は「呉鎮守府」を満喫すべく港湾施設に潜行していきます。

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まずは呉のドックから。

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造船施設をまじまじと見るのはこれが初めてですが、かなりの巨大構造物で工場萌えの方にもオススメ。正面に見えるトタンの櫓の中にあるドックであの戦艦「大和」が建造されたそうで、「大和のふるさと」って書いてありますね。

大和以外にも、戦艦「長門」、戦艦「扶桑」、空母「赤城」、重巡洋艦「最上」、軽巡洋艦「大淀」ほか多くの軍艦・艦艇が、まさにここ呉の海軍工廠のドックで建造されたんです。ちょっと感動。

ドックにあるガントリークレーン群。

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鎮守府所属の皆さん、これが入渠中に出てくるクレーンの実物ですよ!

そして、やって来ました自衛隊艦艇の係留地です。

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係留されていた護衛艦の3ショット。左から「さみだれ」「さざなみ」そして本日公開される「いなづま」。帝国海軍風に直すと、「五月雨」「漣」「電」。艦これの初期選択艦の5隻のうち3隻の子孫がまさにここに!ちなみに「ふぶき」は現存せず、「むらくも」は退役済みでこちらも現存せずです。

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連休中とあってかなりの参加者がいましたね。これから「いなづま」の甲板に上がります。

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「戦争には勝ちたいけど、命は助けたいっておかしいですか?」

いやいや、全然おかしくないよ。「いなづま」は先のソマリア沿岸での海賊行為に対する警備活動で「さざなみ」とともに派遣され活躍した護衛艦です。先々代の「電」のスラバヤ沖海戦時と同様、人を助ける活動はその孫にも受け継がれていました。

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こちらは「さざなみ」の速射砲。「いなづま」の速射砲よりも口径が大きい物が載ってます。「いなづま」と「さざなみ」は一見、同型艦のように見えますが実は「さざなみ」の方が一世代新型の護衛艦なのです!

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「いなづま」甲板上から艦橋を見たところ。右にVLSのセル、艦橋正面にCIWSが見えます。

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「いなづま」の隣に停泊していた「さざなみ」との連絡橋。あ、こちらはちゃんと「漣」とありますね。

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こちらは「さざなみ」側の後部甲板。ヘリコプターの収納庫があります。「いなづま」もほぼ同様の後部甲板になってます。(人が沢山写っているので「いなづま」の格納庫付近の写真は控えます)

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「いなづま」の後部甲板から船尾にかけて。後方に見える艦艇は左から掃海母艦「ぶんご」、補給艦「とわだ」、全通甲板が特徴の輸送艦「くにさき」です。後部甲板で記念撮影撮れます。

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正面から。左が「さざなみ」、右が「いなづま」。パッと見よく似ています。でも、「さざなみ」はたかなみ型護衛艦、「いなづま」はむらさめ型護衛艦で型違いなんです。

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さて、艦艇見学が終わって停泊中の潜水艦を見ることができる「アレイからすこじま公園」に来ました。

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ここから遠目ですが護衛艦「せんだい」(232)と「あぶくま」(229)を発見!あぁ、「川内」と「阿武隈」って書きてぇぇ。さすが呉鎮守府、歴戦の軽巡洋艦の名を冠した護衛艦も配属されているわけだ。

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そして、見つけたのが音響測定艦「ひびき」。潜水艦から発せられる音を収集する役割の艦ですね。しかし、「いなづま(電)」を見たあとに「ひびき(響)」に出会う。。。こうなったら、横須賀へ「いかづち(雷)」にも会いに行くしか無いなぁ。残念ながら、海上自衛隊の艦艇で「あかつき(暁)」の名前を冠する船はまだないんだよね。

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後は、リアルに呉鎮守府庁舎だった呉地方総監部 第一庁舎の見学に参加して鎮守府を後にしました。

いやぁ、満喫してきました、呉鎮守府。帝国海軍時代から脈々と現代の自衛隊に受け継がれているものを、まさに体験し目にすることができました。ハラショーです。ただ、ちょっと、知名度が段違いといえど呉の「大和」推しが酷いなと思ったので、たまには「長門」や「赤城」たちも思い出して欲しいと思うのです!