DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

DCD-1650RE

先日、今まで愛用していたCDプレーヤーがお亡くなりになりました。

いつものように音楽を流そうとしてCDプレーヤーのイジェクトボタンを押したらトレイが開かないのです。内部でモーターが「うぃーん」と唸ったまま出てくる気配がありません。最後は無理矢理手でトレイを引きずり出そうとするも断念。

10年以上使っていたマランツのCDプレーヤー(正確に言うとユニバーサルプレーヤーDV9500)が御昇天遊ばされたわけです。まぁ、それだけ使えていたのだからよしとしましょう。長い間お疲れ様でした!

で、いろいろ試聴して比較した結果、アンプがデノン(PMA-2000SE)なので同じデノンのDCD-1650REにしました。マランツのCDプレーヤーも検討したのですが、出てくる音の雰囲気というか空気感がデノンとはかなり違うのですね。

というわけで、我が家の更新されたオーディオセットは以下の通り。

Amplifier:DENON PMA-2000SE

CD Player:DENON DCD-1650RE

Speaker :JBL 4312D

Img_0866

いやー、高い買い物でしたがかなり良いCDプレーヤーですわこれ。

我が家はTVをほとんど見ないので、その代わりにリビングではBGMのつもりでオーディオセットからいつも音楽を流しているのですが、BGMなのにいつの間にかじっくり聴いちゃう音出します。音に何とも言えない広がりと密度を伴った存在感が出ていますね。

特にJazzやポップスなどの歌ものやソロ楽器がメインのものは、声やソロの音が前に張り出してくる感じがして私の好きな音像を作ってくれますね。クラシックなども特に中低音域が明瞭になった感じで、音のきめ細やかさと広がり、そして立体感が前の構成とはかなり違っているのがよく分かります。

それにアンプとCDプレーヤーが同じリモコンで操作できるのも、同じメーカーのもの使っているアドバンテージですかね。

iPhoneとUSB接続して再生する機能にも感動中。いつものプレイリスト再生できるし、そもそも出てくる音がiPhoneのそれとは到底思えないもの。iPhone再生でも1650RE内蔵の高性能DAC使うからなのですね。納得。

オーディオセットの中でもCDプレーヤーの役割って意外にバカに出来ないんだなぁ、と勉強になった今日この頃です。

<おまけ>

クラシックを聴く人には常識かも知れないけど、古いCDは買い直した方が良いこともあるという話です。

私の愛聴盤であるカラヤン指揮ベルリンフィルの「惑星」ですが、今まで20年以上前に買ったCDをずっと聞いていたのですが、良いオーディオになればなるほどベールが2,3枚被ったような籠もった音がして、おかしいなと思っていたのです。

そこで、新しく最近発売の同じ「惑星」のCDに買い換えてみました。

感動です!猛烈に感動しました!全然出てくる音が違う!!!

つまり、リマスターなどによる高音質化がこの20年の間になされて、飛躍的に音の分解や粒の細かさなどが向上していたのです。同じ録音とは到底思えない違いです。

ちなみに、これが

Planets_1_2

こうなりました。グラモフォンの額縁こそ至高。

Planets_2

古い名演のCDをお持ちで、音に不満がある方はCD買い直しも考慮に入れてみてはいかがでしょうか