今回は10月30日からの一般公開に先駆けて、29日のプレビューデーに行ってきましたのでその内容をレポします。
このブログはクルマに特化してますので、綺麗なおねいさんの写真はありませんのであしからず
【マツダ】
恐らく今回のモータショーの一番の注目株と言えばマツダを置いて他にないでしょう。ブースを覗いてみても訪れる人数やその熱気は他のメーカーのブースとは明らかに違っていました。
それもそのはず、一番の注目はこのクルマでしょう。
■RX-VISION
\祝・ロータリーエンジン復活!/
いやー、素晴らしい。燃費や環境にうるさいこのご時世に、逆行するがごとくロータリーエンジン(RE)を復活させるマツダの執念には頭が下がります。いや、きっと燃費・環境に配慮した新開発REを載せてくるのでしょうけど。
フェラーリは良く「市販車の販売はF1マシン開発のため」なんて言われますが、マツダは「デミオ・アクセラの成功はロータリーエンジンのため」なんて言われかねないですね。いや、全然アリなんですが。
先代RX-7(FD)をどことなく彷彿させるロングノーズ&ショートデッキのボディ形状とリアビューにはそそられます。流石にこのまま市販はされないでしょうが、大いに期待させる一台ですよね。
今回のモーターショー必見のクルマの一台です。
マツダのSKYACTIVE-D 1.5Lエンジンのカットモデル。
ディーゼルはガソリンエンジンと比較すると大きくゴツいのが普通なのですが、このエンジンはあまりそういう印象を抱きません。低い圧縮比の恩恵でさほど丈夫に作らなくても良くなったからだそう。素晴らしい技術革新です。
【日産】
■NISSAN CONCEPT 2020
プレステのゲームの企画から出てきたこのクルマですが、正面から見ると夜夢に出てきそうな厳つい顔してますね。この赤い色が妙に写真映えするので載せておきます。二枚目はリアの円形テールランプ。
【ポルシェ】
おなじみの911カレラ。最近の東京モーターショーは高級車の出展が減ってあまりないので、昔のようにフェラーリやランボあたり復活して欲しいです。やはり華のあるクルマがいないとね。
【VW】
さて、渦中のこの会社。流石に今回会場にはディーゼルを載せた車種はありませんでしたし、アピールもしていませんでしたが、上記のポルシェやAUDIなどを含めたVWグループとしてはかなり大きな面積を取ってこのショーに参加していました。
ビートル カブリオレ。VWは小型車では世界最高クラスの車を作る会社として評価していますが、大きなミソ付けちゃいましたね。勿体ないです。
【アルファロメオ】
4C スパイダー。かっこいいです。
アルファロメオというかフィアットは西館の展示室ではなくロビーにでーんと陣取ってましたね。
【トヨタ】
■新型プリウス
なんかだんだん全体的に厳つい体つきになってきているプリウスですが、個人的にトヨタのヘッドマークの下にある髭みたいなラインがちょっと頂けないです。
■SFR
うーん。愛嬌のある顔つきですが、FRスポーツ名乗るならカッコ良くないとダメなんじゃないですかねぇ
【スバル】
本日発表された新コンセプトカー「VIZIV FUTURE CONCEPT」が写真のクルマだそうです。
SUVで来る当たりスバルらしさを感じます。要はスバルの次期技術を搭載したスタディモデルのようです。
この自転車欲しい、、、
【BMW】
■740Li
Lが付くだけあってでかい。
■その他
i8。この間走っている実車を見ましたがなかなかカッコイイですよね。
1シリのテールランプ。マイチェンした3シリもそうですが、この太くて赤いラインが好きです。
【ジャガー】
■F-TYPE COUPE
ジャガーではXKが一番好きでしたが、その後継はこのF-TYPEクーペ。ということで、なぜかこのクルマの足回りだけ。
【ホンダ】
今回のホンダブースはバラエティに富んでいて面白かったです
コレはホンダの蓄電池です。ハンディタイプでなかなか面白いデザインですよね。
■NSX
ホンダの今回の目玉はコレです。先代のNSXとは違って全体的に押し出してくるデザインが迫力あって良かったです。これでHVなのだからスゴい。
確か前輪部分にインホイールモーターが仕込んであって、その動力配分で自在に旋回する仕組みと聞いています。
■その他
バイクいいですね!今回は車と一緒に展示されてました。
【ヤマハ】
なんかいろいろ頑張ってましたよ。ヤマハ。
ヤマハのコンセプトカーのリアビュー。もう、ヤマハはクルマ出しちゃえば良いのにね。
TMAX欲しいー。なぜかシートのロゴの部分だけ拡大
というわけで、以上、東京モーターショー2015プレビューデーの模様でした。
景気もある程度良くなって展示されるクルマも面白いものが増えましたが、全盛期の状況を知っている私としては「まだまだ」の感ありです。全体的にメーカーのブースは縮小傾向だし、スーパーカーを作っているような超高級車メーカーはほとんど出展してないし、一番のバロメーターは部品ブースだと思っていてこれもまた超絶縮小傾向。
今後、EVが車の動力の主役に躍り出るなら車メーカーの存在意義もまた見直さないといけない未来が近くまで来ていると思います。その時にこのモーターショーがどんな形になっているのか、楽しみでもありまた不安でもあるのです。