今回は、スタッドレスタイヤのレビューです。
雪の季節が近づくとフォレスター(SK)用にスタッドレスタイヤを装着しています。すでにこの冬で3シーズン目の装着になりますので、そろそろ使ってみた感想を書いていきたいと思います。
装着しているスタッドレスタイヤはブリヂストンのBLIZZAK DM-V2 225/60 R17です。
私のフォレスターはPremiumなので、初めから付いてくるタイヤは18インチです。さすがにスタッドレスで18インチのままだと価格が高すぎるので、インチダウンして17インチを購入することに。
メーカーをブリヂストンにしたのはやはりその性能が理由。以前から「迷うならブリヂストン買っとけ」と言われていたのでVRX2かDM-V2に絞りました。(当時、DM-V3は未発売)
ブリヂストンのスタッドレスは他社製品と比べて比較的値段高めですが、安全には替えられないと思ってそこは目をつぶっています。
そして、最終的にDM-V2にした理由は以下の通り。
・車重が重いSUV用に作られている
・VRXよりもタイヤの持ちが良い(VRX2は改善されたもののタイヤ寿命がまだ不安)
・VRXより安い
フォレスターにDM-V2を装着して雪山に繰り出していますが、安定感はさすが。普通に走っている分には雪上でもあまり違和感は感じません。
駐車場で30cmくらい積雪した後の脱出も余裕でしたし(X-MODE使わず)、雪道でのセオリー通りの「急」が付く運転をしなければほとんど破綻する兆候は見られませんね。
今まで履いてきたスタッドレスと比較しても、雪道や凍結路での性能はトータルで並以上はあると感じていて、DM-V2で不足を感じる場面はほとんど出くわしたことはありません。
でも一番ビックリしたのが、無積雪の道路での感触です。
スタッドレスタイヤで雪が無く凍結もしていない普通の道路を走ると夏タイヤと比較して違和感が出るものです。ノイズがうるさくなるとか、カーブで腰砕けになるとか。
でも、DM-V2はさすがにそれらの症状が皆無とまでは言えないものの、夏タイヤとあまり感触が変わらない状態で運転出来るのでビックリしました。
ある程度スタッドレスのデメリットは覚悟しておくものですが、首都圏に住んでいると雪上を走っている距離よりも、無積雪路を走っている距離の方が全然長くなるのでこれは嬉しい誤算。
スタッドレスに履き替えたことよりも、インチダウンして扁平率が55から60に変わった事による影響の方がむしろ大きかったです。全体的にふわっとしたやわらかな乗り心地になりましたが、これが家族に好評。運転手としてはハンドルがややダルくなるので痛し痒しと言ったところですが。
あと、タイヤの持ちも良いですね。無積雪の舗装道路や高速道路ばかり7,000kmくらい走ってますが全然減らないです。
とりあえず、3年目の感想としては以上でしょうか。フォレスターとの組み合わせは素晴らしく、オススメのスタッドレスタイヤであると言えます。このまま行けば余裕で5年は使えると思っているので、引き続きインプレ出来ればと思います。