DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

Apple Studio Display来る

Apple Studio Displayがやっと届きました。待つこと3ヶ月、うーん、長かった。

 

Studio Display

 

実際、4月の頭に某大手家電量販店のネットストアで注文していたのですが、2ヶ月待ってもウンともスンとも反応がなかったので、注文取り消した後の6月にApple Storeで再注文しました。これが吉と出ましたね。

 

やっぱり、Apple製品を確実に手に入れたいならApple Store一択です。ポイントは惜しかったですが、いつ来るか分からないのはストレスですから。

 

早速、開封してみるといつにも増して製品毎に設計されたであろう、精巧な作りの段ボールのパッケージにホレボレです。

 

開封

 

箱を開けてみたら意外とコンパクト。今年の初めまで、もはや骨董品と化していたLED Cinema Displayを使っていたのですが、画面は同じ27インチなのにそれより全体的にコンパクトかつ軽い印象です。

 

外観としてはディスプレイ部分のフチが最近のトレンドからするとやや太めで賛否あるようですが、ある程度フチがあった方が画面とそれ以外の境界がはっきりして個人的には好みです。

 

EIZO EV2785をサブディスプレイとして使っており、フチがとても薄いのは良いのですが、画面と後の背景の境がないので背景がうるさく感じるときがあるんですよね。

 

左:EV2785 右:Studio Display

 

Appleの歴代27インチディスプレイ比較

 

今まで私が使ってきたApple純正27インチディスプレイを一覧にしてみました。

 

今まで使ってきたAppe製27インチディスプレイ一覧
  LED Cinema Display iMac 27inch(2019) Studio Display
購入年 2010年 2019年 2022年
解像度 2,560 x 1,440 5,120 x 2,880(Retina) 5,120 x 2,880(Retina)
輝度 375ニト 500ニト 600ニト
表示色数 約1,670万色 10億色対応 10億色対応
色域 不明 広色域(P3) 広色域(P3)
USBポート USB2.0 x 3 Thunderbolt 3(USB-C)ポート x 2
USB3 x 4
Thunderbolt 3(USB-C)ポート x 1
USB3.1(USB-C) x 3
スピーカー 2.1チャンネルスピーカーシステム(最大49W) ステレオスピーカー フォースキャンセリングウーファーを備えた原音に忠実な6スピーカーシステム
カメラ マイク付きiSight内蔵 FaceTime HDカメラ 12MP超広角カメラ
マイク マイク付きiSight内蔵 マイクロフォン 高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質のアレイ
サイズ(HxWxD/cm) 49.1x65x20.7 51.6x65x20.3 47.8x62.3x16.8
重量 10.7kg 9.42kg 6.3kg

 

LED Cinema Displayは10年以上前のディスプレイだけあって、性能的にも古さは否めませんが、スピーカーは意外と頑張っていた感じですね。Appleの27インチディスプレイは伝統的にスピーカーが「ディスプレイ内蔵としてはかなり高性能」で、こだわらないのであれば普段使いで十分な音質が得られます。

 

iMac 27inchあたりからStudio Displayを比較すると、ディスプレイの性能としてはほぼ同じスペックと言っても良く、両者ともRetinaディスプレイと言うこともあり解像感が高く、文字や画像などもとても見栄えのする写りがします。

 

ちなみにStudio Displayはスタンドを選択できますが、自分は高さ調節まで必要を感じなかったので傾き調整のみのスタンドをチョイスしました。これは高さ調整出来なかったiMac 27inchを使っていた経験からの判断で、実際使用していても違和感は感じません。使用環境にも依ると思いますのでお好みで決めれば良いかと。

 

そして、スピーカー関してもiMac 27inchとStudio Displayとも、音質的にそんなに違いは無いという印象です。Studio Displayの方がやや低音が強めか。

 

ただ、Studio Displayに関しては空間オーディオに対応しているので、Apple MusicやAmazon Prime Videoでドルビーアトモス対応の音楽や映画などを見ると、自動的に包まれるようなサウンドになって実に素晴らしいです。

 

通常のステレオ音源再生でもかなり音の解像や塊感はあるのですが、空間オーディオだと顔の周りで立体的に音が鳴っているような感じで、左右だけでなく奥行きがばっと広がるような感じなんですよ。特に中低音域の広がりが心地よいですね。

 

カメラに関してはHD相当(おそらく7〜8MP)から大幅なスペックアップに見えますが、以前話題にもなったように解像度が上がっている割には(対策アップデータを当てても)画質はイマイチで、超広角カメラというのとセンターフレームが悪さをしているという噂も納得の仕様でした。

 

個人的にはこの手のカメラに画質はそこまで求めませんし、綺麗すぎてもどうかと思うのですが、それにしても低照度に弱すぎるし、画質も補正している感が強くてお世辞にも良いとは言えません。

 

そしてマイクですが、Studio Displayのマイクは歴代のディスプレイよりはかなり良いと思います。iMac 27inchのマイクでも声の高音部が時折キンキンするような機械的な音になってしまっていたので、お世辞にも良いマイクとは言えませんでした。

 

一方、Studio Displayのマイクはだいぶ自然な感じで声を拾うので、HandoffでiPhoneに掛かってきた電話を受けても全然問題ないですし、リモート会議用のマイクにしても十分使えますね。

 

全体的に性能としてはビックリするほどハイスペックというわけではありませんが、Apple製品との組み合わせで威力を発揮するので、デスクトップMacをお持ちの方、もしくはMacBook Proの外部ディスプレイとして使うと幸せになれるでしょう。

 

ただ、お値段がアレ過ぎる(約22万円〜)ので無理に買うものでも無いかと。Apple信者としての信仰心を試される一品です。

 

Mac Studioを購入してみた

やはり、やらかしてしまったか、、、

 

今までメイン機種としてiMac 27inch(2019)を使っており、そろそろApple Siliconを搭載したiMac 27inchへの買い換えを考えていたのです。しかし、どうもこのままだとiMac 27inchの後継機が出そうもないので、思い切ってMac Studioへ移行することにしました。

 

のっぺり正面からのMac Studio

 

今回はある程度様子見してから購入するか判断したのですが、それが裏目に出てしまい注文してから納期がだいぶ掛かってしまいましたね。半導体不足の仕業か〜。

 

それでも、4/2にApple Storeで注文して4/29に到着しました。注文時は5/16以降に到着予定だったのでだいぶ早まりはしたのですが、GW初日に到着とはAppleも随分と気を利かせてくれたものです。

 

やっぱり、M1 Ultra、、と行きたかったところですが、自分にはオーバースペック&予算オーバーなので、M1 Maxの32コアGPUモデルにしました。

 

スペックは以下の通り

 

SoC:M1 Max 10コアCPU / 32コアGPU / 16コアNeural Engine
メモリ:32GB
ストレージ:2TB

素人にはこれでも十分すぎるスペックかと。

 

このMac Studioが我が家初のApple Silicon搭載Macなのですが、それなりの値段はしたものの、噂通りの実力ぶりにとても満足のいく買い物だったと思っています。

 

どのあたりで満足しているのか、少し詳しく書いてみましょう。

 

Good : ぶっちぎりの快適さ

 

普通にMac OSを操作しているだけで、その違いが分かりますもんね。もう、あらゆる操作のレスポンスが早い早い。ストレスNothingですよ。

 

起動、アプリケーションの立ち上がり、処理などどれもキビキビしていて快適そのもの。Intel Macとは何だったのか、思わず考えてしまったほど。

 

昔のPowerPC(601とか603とか)からPowerPC G3になったときの衝撃を思いださずにいられません。あの時も今までは何だったのか状態でしたから、それ以来の衝撃が体内を駆け巡りました。

 

Good : 爆速Final Cut Pro

 

いくつかアプリケーションをMac Studioで使ってみましたが、速度向上で顕著だったのがFinal Cut ProとLightroom Classicの爆速ぶりでした。

 

以前作成した4K動画をFinal Cut Proで再編集してみたのですが、あり得ないくらいのノーストレス編集に笑ってしまったほど。今までは撮影した映像を、一旦軽いメディア(Intermediate Codec)に変換してから編集を始めていたのです。それだけ4K映像の編集は負荷が高かった。

 

ところが、Mac Studioは軽々と4K映像を元のファイルのまま編集できるだけでなく、トランジションやエフェクトは軽いものであればリアルタイムレンダリングでそのまま再生出来てしまうしでもう大変。

 

Lightroomも今までは、フルサイズ一眼で撮影したそれなりに大きなファイルサイズになるRAW画像は現像が必要なので、表示する前にラグがあったのですが、それがほぼ無くなりました。まじかよ。

 

今まで操作や待ち時間でストレスに感じていた映像や画像編集系のアプリに関して、劇的と言って良いほどストレスが減りました。そのあたり仕事にしている人はM1 Max以上は必須でしょうね。それほど生産性が違ってくると思われます。

 

Good : 静かすぎる動作音

 

とにかく静か。今まで使っていたiMac 27inch(2019)で動画編集していると、かなりの頻度でファンが盛大に音を立ててブン回ってました。ところが、Mac Studioで動画編集していても全くファンが唸りません。ホントにファン付いてるのかと思うほど。

 

Mac Studioにはファンが付いているらしいぞ

 

 

などなど、とにかくその処理速度に圧倒されています。では、良いことばかりなのか、というとそうでもないです。良くない点も挙げてみましょう。

 

Bad : WiFiが遅い

 

その作りからなのか、WiFiアンテナの性能がiMac 27inchよりも悪いみたいで、転送レートが低くなってしまいました。

 

iMacでは802.11acで1000Mbps弱は転送レートが出ていたのですが、Mac Studioでは同じ場所でも600Mbps弱くらいしか出ませんね。

 

安定した転送レートが欲しいならEthernetケーブルでネットに接続が良さそうです。

 

Bad : キーボードとマウスが付属しない

 

プロ用だから、と割り切れるのかなー。これで純正の黒いMagic MouseとMagic Keyboardを買うとなるとプラス3万円くらいするんですよね。安い買い物じゃないんだからそのくらい付けてくれても良かったのでは。

 

Pro用のMacと言えば黒

 

Appleはありものを繋いでくれとは言いますが、やはりPro用の周辺機器にコーディネートしたくなっちゃいますよね。

 

Bad : その存在感

 

決してダメなところと言うわけではないのですが、Mac Studioは家に置くと思った以上に大きく感じます。弁当箱より大きく、重箱より小さい感じ。

 

こんな感じ(モニタは27インチ)

既述のように、Mac Studioから発生するノイズはほぼ無いので、不快な存在感は全くないです。とは言え不思議と塊感のある物体なので、慣れるまでに時間が掛かるかも知れないですね。

 

今回、Studio Displayも一緒に発注しておいたので、一通り揃ったらまたレビューしてみたいと思います。しかし、Studio Displayも大人気なのか半導体不足のせいなのか、いつ来るのか全く分からない状態なんですよね(Apple Store的には5月下旬頃らしいが)

 

ではでは。

【家電レビュー】Panasonic ドラム式洗濯乾燥機 NA-LX127AL

12年使っていた日立のドラム式洗濯機がついに故障して動かなくなってしまったので、急遽新しい洗濯機を購入することになりました。

 

やはり家電の寿命の目安は10年ですね。今の家に引っ越す際にまとめて家電を調達したので、ここに来て買い換えのサイクルに突入してます。まず第一弾は洗濯機。

 

家電量販店の店員といろいろ相談しながら決めたのが、Panasonicのドラム式洗濯乾燥機 NA-LX127ALでした。外見もシンプルなTHE 白物家電で潔さを感じます。

 

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Panasonic 洗濯乾燥機 NA-LX127AL

 

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操作パネル

 

そろそろ買って半月ほど経ちましたので、レビューしてみたいと思います。

 

NA-LX127ALの評価は?

 

大変優れた洗濯乾燥機です。洗浄力が高く、乾燥機能も優秀。また機能も豊富で満足度が高いです。操作もLX129AL搭載のタッチ液晶よりボタン式の方が分かりやすくて良いです。

 

また、音も比較的静かです。12年前のドラム式洗濯乾燥機との比較なので、そのくらいの年式からの買い換えだと、洗浄力はもちろん音も振動も少なくなって良いところしかなくて特に気になる点もありません。

 

但し、価格が洗濯乾燥機の中ではかなり高価な部類なので、他の洗濯機との価格差に価値を見いだせるかは人次第ですかね。

 

なぜ、LX127ALにしたのか

 

理由は以下の3つです。

 

1.半導体不足で供給がただでも少ないドラム式洗濯機が、春の引っ越しシーズンの需要増も重なり選択肢がなかったから

 

2.洗浄力。前に使用していた日立のドラム式では洗浄力に不満があったので、それを解消出来そうだった

 

3.低温乾燥出来る、省電力のヒートポンプ式の乾燥機能

 

まず、1の理由から説明すると、読んでの通りで、家電量販店に行ったときには元々狙っていた中級機種の在庫が半導体不足と春のシーズンで壊滅していたのです。どれもみんな1ヶ月待ち。なので、実質20万円台後半の金額を払ったのは渋々。

 

2に関しては読んでの通りで、ドラム式の弱点でもある洗浄力が日立では不満があったのです。アウトドア後のズボン裾の泥汚れなどなかなか落ちなくて、二度洗いすることも少なくなかったので、今回はその点定評のあるPanasonicに。

 

実際に使ってみても、洗浄力は上がっていると言うのは実感していますね。特筆すべきは洗濯時の水温調整が可能なので、布生地に深く染みこんだ酷い汚れの時に40°のつけ置き洗いに設定して洗濯するとかなりキレイになります。

 

ただ、宣伝しているように黄ばみが完全に取れるかどうかは怪しいですね。一回襟もとが皮脂で黄ばんだ白いシャツを40°のつけ置き洗いで洗ってみましたが、黄ばみが気にならなくなるまで落ちる所までは行きませんでした。

 

3は日立の風アイロンによる乾燥機能は満足度高かったですが、高温乾燥による縮みや消費電力が気になっていたので、ヒートポンプ式の低温乾燥で両方解消出来そうなLX127ALを選んでみました。

 

正直な話、乾燥後のタオルの仕上がりは日立の風アイロンの方が気持ちふっくら仕上がります。とはいえ、よく比較しないと分からないレベル。

 

ただ、日立の乾燥は高温乾燥でPanasonicの低温乾燥と比較すると、仕上がり時の衣類の温度が違っていて、日立は熱く、Panasonicはほんのり暖かと衣類へのダメージは明らかに日立が大きいですね。

 

LX127ALの方が乾燥時間短いですし、省電力でしっかり乾くのでトータルではPanasonicの乾燥機能の方が良いと思います。

 

乾燥後のシャツのしわに関しては確かに風アイロンの方がが少なく、優れていますが、風アイロンを使ったからと言ってアイロンがけが不要レベルになるわけがなく、個人的には「アイロンがけが楽になるかな」程度で大差ないという結論です。

 

総じて、稼働音もさほど大きくなく、少なくとも12年前のドラム式とは雲泥の差です。気になるような大きな振動なども今のところはありません。

 

 

NA-LX127ALの良いところ

 

実際に使ってみて良かったとろを挙げてみたいと思います。

 

洗剤自動投入はやっぱり正義

 

今までは洗濯機が自動計測した容量を手で測って洗剤受けに投入していたのですが、洗剤自動投入機能でこの手間が一切無くなりました。

 

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洗濯機上部にある洗剤タンク

 

なので、洗濯するときは本当に電源と洗濯設定のスイッチ操作だけになるので、洗濯機側の自動計量を待って洗剤を投入する手間がなくなることになるのです。これは思っていた以上に便利。

 

一番使うであろう液体洗剤入れには1Lくらい洗剤を入れられるので、一度満タンにしておけばしばらく補充は不要。洗剤・柔軟剤・おしゃれ着用洗剤の銘柄を事前に設定すれば、適量を自動で投入するので手間無し。もちろん、手動投入も可能。

 

ただ、洗剤が推奨している量よりも多めに入れる傾向がある気がします。実際は適量入れているのかも知れませんが、洗濯機側で表示される洗剤投入量が洗剤の推奨よりも多く入れているように見えるのです。

 

洗剤側も洗濯機側も相対的な「杯」単位で使用量を表示するのでわかりにくいんです。「ミリリットル」といった絶対量で表示していれば誤解されにくくなるかも。まぁ、洗濯機側で洗剤の銘柄を設定した上で投入量を決めているので問題ないとは思いますが。

 

 

スマホで洗濯」機能がすこぶる便利

 

一応、LX127ALはIoT家電でして、洗濯機をインターネットと接続した上で設定すると、スマホアプリを使うことで洗濯の状況などを遠隔からリアルタイムに知ることが出来るようになります。LX127ALはLX129ALと違ってカラー液晶がないので、その代わりとして使ってもよいですね。

 

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スマホの洗濯状況画面 洗濯当日の天気予報も表示できる

 

この機能は初め使うだけでそのうち使わなくなるだろうなと思っていたのですが、今では一番便利な機能なのではと思えるほど使う機能になっています。

 

この機能で最も重宝しているのは、洗濯終了時にスマホへ通知してくれる機能です。

 

洗濯していたのを忘れて長い間洗濯物を放置してしまったことってありませんか?それを防止してくれますし、他の場所で作業をしている時や外出している時でも洗濯終了を知ることが出来るので便利この上なし。

 

ちなみに、外出先から洗濯開始出来る機能もあるのですが、これはタイマー機能で代用出来るのであまり使っていません。

 

 

洗濯乾燥時間が短くなっている

 

まぁ、12年前の洗濯機と比較して言っているので技術の進歩を感じずにはいられないのですが、洗濯時間が短くなりました。おまかせ洗濯(乾燥なし)だけなら30分くらいで終わることもあります。

 

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洗濯終了レポート画面

特に顕著なのが乾燥時間で、今までは下手すると2時間近く掛かることはよくありましたが、LX127ALに替えてからは、量が少なければ1時間以内で乾燥が終わることもあります。

 

洗濯している中身をきちんと見て時間を設定しているようで、タオルなどの大柄のモノだと乾燥時間多めになりますし、水温高めだと洗濯時間も短くなるようです。

 

 

扉パッキン裏を自動で掃除してくれる

 

前の日立のドラム式は洗濯物を投入する扉付近のゴムパッキン裏に埃が溜まってしまって、定期的に掃除しないと大変なことになっていました。しかも、構造的にパッキンめくりながら掃除しなくてはいけなくて大変。

 

しかし、LX127ALは洗濯時にパッキン裏を自動で掃除をしてくれるのでだいぶ埃が溜まりにくくなっていますし、掃除がやりやすくなっています。

 

扉のパッキン裏に埃が溜まりやすいのは、ドラム式洗濯機の欠点の一つだと思っているのですが、これがだいぶ解消出来ているので製品寿命も長くなりそうです。

 

 

NA-LX127ALのダメなところ

 

では、今度は期待値を下回ったところです。

 

値段が高い

 

洗濯機に20万円台後半のお金を出すことになるとは思いませんでした。確かに、今ある最高性能のドラム式洗濯乾燥機の一つだとは思いますが、ちょっとどうなんだろうなとは思います。急な買い換えでなかったらもう少し考えていたでしょうね。

 

しかも、このNA-LX127ALは値引き不可商品です。メーカーの委託販売品なので販売店側で値引きできないとのこと。逆に言うとどこで買っても同じ値段なんです。

 

それにしても、ナノイーと液晶画面付いただけでこれよりさらに約6万円高いLX129ALという機種があるのですが、必要性があるのか。。。

 

 

まめな乾燥フィルター掃除が必要

 

前の日立のドラム式は乾燥フィルターは乾燥を数回に一度の頻度で乾燥フィルター掃除が必要でしたが、LX127ALは乾燥する毎に掃除が必要ですね。

 

乾燥するものにも依るとは思いますが、一回乾燥を回しただけで結構な量のダストが乾燥フィルターに付着するので、これだと毎回掃除やった方が良いです。しかも、掃除が必要な乾燥フィルターは2枚あります。

 

ちなみに我が家では乾燥フィルターに付いたダストをハンディー掃除機で吸い取ってます。これでOK。

 

 

洗濯機側で遠隔ボタンを押しておかないと「スマホで洗濯」機能が利用出来ない

 

遠隔から洗濯や槽洗浄機能などを利用したくても、洗濯機側で遠隔ボタンを押してドアロックしていないと「スマホで洗濯」機能を使った開始操作が出来ないので、この点もう少しどうにかして欲しかったです。

 

子供が洗濯槽に入っているケースで遠隔から洗濯開始できないようにするなど、安全上仕方ない理由があるのは理解できますが、洗濯機の遠隔ボタンが押されていないと遠隔操作できないという条件があるために、好きなときに遠隔から洗濯開始できないので機能の魅力が半減しています。

 

コストは上がりますが槽の中を監視できるカメラを設置して遠隔から確認できる機能があると良いかも。

 

 

今のところはこんな感じでしょうか。最近の白物家電には珍しくMADE IN JAPANの製品(確かパナのドラム洗濯機は静岡県袋井市で製造)ですので、品質は高いはずです。使っていく内に分かってくるところもあると思いますので、今後もレポート出来ればと思います。

2023年版 登山関連アウトドアブランドのイメージ 

山登りをやっていると、ウェアやザック、登山靴、山道具などを発売しているアウトドアブランドに必ずお世話になります。そこで、今回は今まで自分が使ってきたアウトドアブランドのイメージや商品についていろいろ書いてみたいと思います。

 

先に言っておきますが、私はキャンプとかはほとんどやらないので完全に山関連のみになります。また、商品を自ら購入し、使ったことのあるブランドしか載せていません。

 

なお、ブランドのイメージはあくまで私的なイメージと使ってみた感想ですので、どこかの知らないおっさんが勝手なことを言っている読み物としてご笑覧くださいませ。

 

 

 

THE NORTH FACE

www.goldwin.co.jp

 

言わずと知れたアウトドアを代表するブランドですね。最近はアウトドアの機能を取り入れたタウンウェアなどのほうが有名なくらいですが、今でも登山者御用達のブランドであることには変わりありません。

実際に山に行ってもTHE NORTH FACE(以下TNF)のウェアはよく見かけますし、私もレインウェアやベースレイヤーなどで使っています。日本では富山発祥の企業であるGOLDWINが商品の企画開発しているのでサイズも日本人に合っていますし、デザインもよく、機能性もバッチリ、商品も多彩、街で着てもOKと言うこともあり「困ったときにはTNF買っとけ」と言っても良い鉄板ブランドだと思います。

マウンテンジャケットやヌプシジャケットなど代表的な商品がありますが、個人的にお気に入りで使っているのはTNFのインサレーションである「サンダージャケット」とレインウェアの「クライムライトジャケット」です。

まず「サンダージャケット」ですが、ダウンと化繊の入った薄手のインサレーションジャケットで、保温性が高いにもかかわらず、軽量でコンパクトに収納できます。夏は夜寒い高山の小屋泊・テント泊に、冬はミドルレイヤーにと多目的に使えるため一着持っていると非常に重宝します。

そして「クライムライトジャケット」はレインウェアとして重宝しています。生地は3レイヤーのゴアテックスを使用しているので、雨中の行動下での快適性はバッチリです。おかげで、夏の北アルプスの山行で大活躍でした。デザインもよくお気に入りです。

 

 

モンベル

www.montbell.jp

 

私がよく言うのが「アウトドア界のユニクロことモンベル」。つまりコスパと品揃えは最強。その際たる商品が「ストームクルーザージャケット」で、3レイヤーゴアテックスを使用したレインジャケットを2万円台(普通なら4〜5万円は下らない)でリリースしてくれるところが素晴らしいのですよね。

山装備においてコスパは重要で、過酷な環境で使用するが為に傷んだり汚れたりはいつものこと。基本的にウェアにしろギアにしろ山装備は消耗品なんです。故に気を遣う高価なものよりも、使い回せる適切な価格の製品のほうが使い勝手が良く、実際に山によく入るガイドさんはモンベル使いが多かったりしますよね。

私はどちらかというと沢登りの装備や寝袋とかゲイターなどギア系でモンベルを愛用しています。日本人向けのサイズや十分な機能性、良心的な価格もさることながら、修理が可能であったりリペアパーツが豊富に揃えられているのもGOOD!

寝袋のダウンハガー800シリーズは使い勝手が良く初心者は特にお勧め。足回りが伸縮するので、窮屈な感じがしません。#3のグレード買っておけば3シーズン使えますよ。

また、テントは初心者ほど山岳テントの超大定番であるステラリッジを選択すべきです。リペアパーツがすぐ手に入るしオプションも豊富、テント場でも使っている人が多く長く安心して使えるんですよね。

惜しむらくは、山初心者の中高年が使っているイメージが強いので、もう少しデザインや色使いとか考えてもらい、若者にも使ってもらえるようになると良いかなーと思います。

 

 

finetrack

www.finetrack.com

 

モンベル同様国産アウトドアブランドで、確かモンベルをスピンオフした社員が作った会社がfinetrackだったかと。その豊富な商品群を見てみると、モノ作りにおいてモンベル的な生真面目さを垣間見ることができますが、価格においてモンベルと比較するとちょっとお高め。

finetrackは一般向けタウンウェアはラインナップに出していないので、軟派な感じがなく、機能性に全振りした頑固な登山用品ブランドと言った方が良いのかも。なので、finetrack製品を使う人のイメージは「かなり山慣れしたストイックな登山者」といった感じ。

実際社員がフィールドで使いながら開発しているようなので、登山ウェアに何が必要かを抑えているだけではなく、信頼性も高い商品に仕上がっているのは使っていて実感しています。なので私は冬用のグローブやベースレイヤーなど冬山装備でfinetrackをよく使っていますね。

個人的にオススメはアウトドア用パンツである「カミノパンツ」です。もはや定番商品ですが、その耐久性や履き心地、機能性は文句なし。日本人向けに作られているのでサイズ感は良いですし、足首に向けて絞られたシルエットもカッコいいです。これ一本あれば春から秋にかけての登山で困ることはありません。でも全般的に色使いがイマイチなんだよなぁ。

 

 

MAMMUT

www.mammut.jp

 

アルプスを頂くスイスのブランドらしく、アウトドア商品としてのデザイン性や機能性は最高峰。値段はちょっとお高いですが、その金額に見合うだけのものはあると思います。最近はタウンギアなどにも力を入れているようで、街でもマムートのマンモスロゴを見ることも少なくないですね。

私はウェアでマムートの製品を買うことが多いです。現在ではハードシェルやミドルレイヤーでマムート使ってます。全体的に細身でアスリート然としたデザインのものが多いので、人によって合わないということもあると思いますが、私は好きなブランドです。

お気に入りはマムートのフリースであるAconcagua Light ML Jacketです。春秋の肌寒い朝や晴れた雪山のミドルレイヤーなどで活躍するスタイリッシュな薄手のフリースで、ほどほどの保温性と通気性の良さから行動着として持っておくととても重宝します。

八ヶ岳に行くと山小屋や山道の階段などでマムートロゴをよく見かけます。赤岳鉱泉の登山道整備にマムートが協賛しているのですが、そういう意味でも八ヶ岳イカーの私にとって大変お世話になっているブランドだったりします。

 

 

Patagonia

www.patagonia.jp

 

最近愛用しているブランドです。いろいろこだわりのあるブランドとして有名なパタゴニアですが、登山用のウェアにしても結構ガチな商品を出してくれているので、「アウトドア系のタウンファッション」がメインのブランドだと思ったら大間違い。

有名なのがフリースですかね。薄手のフリース代表格R1やモコモコあったかR2はパタゴニアを代表する製品と言って間違いなく、山に行ってもよく見かけるウェアだったりしますね。

私は夏の山行用にキャプリーンシリーズの長袖シャツを愛用しています。ベースレイヤーなのですが、行動中はこれ1枚でOKですし、化繊とは思えぬ肌触りの良さと汗ヌケの良さ、防臭効果などモデルによってはフードも付いているので至れり尽くせりですね。

定番のナノパフジャケットも持っていますが、化繊インサレーションなので冬山のミドルレイヤーとして使うと、行動中でもダウンほど暑くないのでとても優秀です。気軽に洗濯できるのも良いところ。

ただ、日本ではお値段がねぇ、、、気軽に買えるブランドではないのでモノ選びは慎重に。

 

 

MOUNTAIN EQUIPMENT

www.mountain-equipment.jp

 

イギリスのアウトドアブランドであるMOUNTAIN EQUIPMENT(以下、ME)ですが、日本ではあまり人気がないのか、よくセール品になっているのを見かけます。MEの製品は全体的に製品のクオリティは高いですし、デザインも気に入っているのでよく買うのですが、時折「なんだこれは」というカラーリングの製品があるので要注意。なので、よく商品を吟味すれば価格と性能のバランスのとれたよい買い物が出来るブランドではないかと。

MEの輸入代理店にこの場を借りて言いたいのですが、最近日本に導入する製品のチョイスが酷くないですか?日本で販売するのが、このモデルのこの色なの?といったことが最近多いです。そりゃ、セール品になっちゃいますよ。

このブランドをオススメしたいのは「ノースフェースやマムートみたいなみんな着ているメジャーなブランドではなく、知る人ぞ知るブランドのモノを着たい」と言ったひねくれた人です。そうです、私です。

少し肌寒い時期にいつも着ているフリース「Ecripse Hooded Jacket」や、ウインドブレーカーがわりにいつも持ち歩いているソフトシェル「Echo Hooded Jacket」でお世話になっています。欧米のブランドのウェアを日本人が着ると腕が長かったりしがちなのですが、MEのプロダクトはそうでもないですね。このブランドのウェアによく採用されるCOSMOSという濃紺の色が好きなんです。

 

 

Marmot

marmot.jp

 

Marmotはアメリカのブランドなのですが、日本ではもともとデサントが商標ライセンスを使って日本人向けの製品を販売していました。最近は別会社がライセンスを引き継いで引き続き販売しているようです。

私はデサント時代のMarmotしか知らないのですが、その時のイメージは「値段はリーズナブルだが、デザインがちょっとヤボったいブランド」でした。誤解を恐れずにいうとノースフェースとモンベルを足して2で割ったような感じ。

登山にそんなお金をかけたくないけど、モンベルとかありきたりなブランドのウェアはちょっとどうかなぁ、といった微妙にこだわりのある登山者にオススメのブランドでしたね。セール品もお得でしたしね。

レディースは女性登山家やYouTuberとのコラボ商品とか展開していて、そっちの方はガレージブランドみたいな感じでおしゃれです。

 

 

MILLET

www.millet.jp

 

ミレーはヨーロッパアルプスの名峰モンブランのフランス側の麓、シャモニーを拠点とした歴史と実績のあるアウトドアブランド。そこで活動するフランスの山岳ガイドは国家資格であり、レベルの高さは世界有数と言われています。そんなガイド達が愛用するブランドがミレーであり、その高い機能性はヨーロッパアルプス仕込み。

個人的なミレーのプロダクトの印象は「堅実」。フランスらしいエスプリの効いたデザインと言うよりも、余り飾り気がなく無難な印象。しかし、それは機能性や実用性に重きを置いた作りだからなのでしょう。山岳ガイド達に支持されるのも分かります。

そんな日本でも人気の高いミレーの製品ですが、通称「あみあみ」ことドライナミックメッシュを愛用しています。ベースレイヤーの下に着る汗冷え防止の肌着で、ファイントラックのドライレイヤーシリーズと双璧をなす人気商品ですね。私は積雪期には効き目強力なドライナミックメッシュを、春夏秋は薄いドライレイヤーを使用しています。

個人的に、ミレーの代表プロダクトでもあるティフォン50000ジャケットが気になっています。防水シェルなのに伸縮性のある柔らかいカシャカシャ言わない生地が魅力なんですよね。

 

 

Haglöfs

haglofs.jp

 

北欧スウェーデンのアウトドアブランドであるホグロフスです。北欧のメーカーと言いつつ、実は日本のスポーツメーカーであるアシックス傘下の会社だったりします。ホグロフスの特徴はなんといってもそのデザインにあるかと。

同じスウェーデンの企業であるIKEAの家具のような、素朴ながらも愛嬌のあるデザインというよりも、現代的で尖ったデザインのウェアをよくリリースするイメージです。彩度の低い色(黒やグレーなど)使いが上手く、上品さがあって好みです。お値段はかなりお高めで高級品。

私は軽量なアウトドアウェアシリーズ(L.I.Mシリーズ)のレインウェアである、L.I.M GTX Jacketを使っていました。非常に軽量で機能も最小限なので、ウインドブレーカーとして使える気軽さも兼ね備えている一品。最近流行のULの山行にもぴったりで、シンプルで飽きのこないデザインということもありお気に入りの一着でした。

そういえば、以前ほど商品を店舗で売っているところを見なくなりましたね。表参道にブランドショップがあったのですが、無くなってしまいましたし。

 

 

Arc'teryx

arcteryx.jp

 

泣く子も黙るアウトドアウェア界のハイブランド「アークテリクス」。始祖鳥の化石をモチーフにしたブランドロゴはもはやステータスすら感じさせるほど。

創業地であるカナダ バンクーバー郊外の過酷な大自然にて鍛え上げられた圧倒的なまでの機能性と端正を極めた秀逸なデザイン、そしてそのお値段。あらゆる要素において最高峰の製品群を持ち合わせています。

代表プロダクトと言えば登山者憧れのハードシェルこと「アルファジャケット」。10万円をはるかに超えるその価格、デザイン、機能はまさにシュプリーム。これを山の中で着られるのは選ばれし者のみ。

個人的に山用のウェアとしてはフリースの「カイヤナイト」を持っていますが、実際山で行動中には着ておらず、もっぱら街着として着ていることが多いです。そもそも、アークテリクスの登山用ウェアはカッコ良すぎて登山に着ていきたくなくなるんですよ。

そうなんです、私にとってアークテリクスはタウンファッションメーカーなんです。

 

 

Smartwool

www.lostarrow.co.jp

www.smartwool.com

 

ある程度登山をしていると、何故か「メリノウール」生地のベースレイヤーが欲しくなってくるものです。ウールという天然素材にもかかわらず、湿度や熱のコントロール機能を持ち、汗で濡れても冷たくなりにくい、高い防臭効果があるなど良いことずくめの生地なのですが、なにぶん高級品なのでお値段高めです。

登山向きということで各ブランドがメリノウールの製品を出していますが、その中ではメリノウール専業メーカーのSmartwoolの製品がオススメです。デザインがよく価格も同業のicebreaker製品と比較するとやや良心的。ただし、スリムな体型の人向けの製品が多いですかね。ベースレイヤーだけでなく登山用ソックスも充実しています。

私が使っているのは「クラシック オールシーズン メリノ ベースレイヤー ロングスリーブ」で薄手の長袖シャツです。メリノウール特有のチクチクした肌触りはほとんど無く、毛玉もできにくい耐久性は素晴らしいです。

ただ、比較的生地が薄くピタッとした着心地から肌着に近い感覚なので、春秋の上着を着ることを前提とした山行で使うことが多いですかね。

ほとんどのメリノウールのベースレイヤーは春夏用の薄手の製品と秋冬用の厚手の製品があるので、特に通販で購入するときは気をつけてください。また、化学繊維との混紡の製品も多いですが、生地の耐久性や着心地向上のためなのでウール100%にこだわる必要はないです。

 

 

LA SPORTIVA

www.sportivajapan.com

 

イタリアの登山靴ブランドであるスポルティバ。個人的にはお気に入りのブランドで、現在、私が使っている登山靴はこのメーカーの製品だったりします。

スポルティバの登山靴はそれなりにお値段もしますが、登山靴は登山三種の神器の一つと言われるように非常に重要なギアで、登山の安全や快適性に大きく関わるところです。靴選びでフィッティングの手間とお金をケチると間違いなく後悔しますよ。

スポルティバが良いのは、デザインもしくは機能性どちらかを優先しているのではなく、デザインと機能を上手く高いレベルで融合した登山靴を作っているということです。

例えば、代表的プロダクトでもある「トランゴ」シリーズは一目でスポルティバの靴だと分かるデザインとともに、本格的な登山靴としての機能は非常に高く、ソールの張り替えが出来るので長く使えるのが良いです。また、冬靴の「ネパール」シリーズはかなり高価な登山靴になってしまいますが、厳しい冬山での愛用者も多くそれだけ信頼されているプロダクト。

また、登山靴の新たなムーブメントも起こしていて、アプローチシューズであるTXシリーズは、本来はクライマーが岩場まで行くための簡易的な登山靴であるアプローチシューズを、本格的な登山でも使える製品としてリリースしています。このシリーズのトップモデルであるTX5はこのメーカーの製品しては価格もさほど高くないので登山者に人気がありますね。

ある程度山に慣れてきて、高山などの厳しい山行にチャレンジするなど、ステップアップを目指す登山者にお勧めの登山靴メーカーです。

 

 

LOWA

www.iwatani-primus.co.jp

 

こちらはドイツの登山靴ブランドになります。いかにも洒落たイタリアンなデザインのスポルティバに対して、ローバーはまさにドイツ的な質実剛健を地で行く登山靴メーカーという印象です。

有名なのは「タホー」という革の登山靴で、恐らく登山をよく知らない人でも登山靴といえばまっさきにイメージするであろう「THE 登山靴」な定番商品があります。最近の傾向に反したガッチリとした重い登山靴ですが、この靴から醸し出されるクラシカルなアルペンムードは他の追随を許しません。

私は積雪期に履く雪山用のブーツである「アルパイン エキスパート」を使っています。雪山用なのでアイゼン装着を前提としたソールがガッチリとしたモデルで、保温材が入っているため雪山でも足下はポカポカです。

ローバーの冬靴は、スポルティバのネパールシリーズが高くて買えない方におすすめですよ(笑

 

 

GRIVEL

grivel.com

 

グリベルは夏だけ登山する方にはあまりなじみの無いブランドかも知れません。イタリアのブランドですが、有名なのは雪山登山に使うピッケルやアイゼンです。正直、ピッケルにあまりブランド間の差を感じないのですが、アイゼンは違います。断然グリベルのアイゼンがオススメです。

アイゼンを付けて雪山を歩くと、アイゼンに雪が付いて歩きにくくなってくるのですが、グリベルのアイゼンは雪が付着しにくくなるAntibottという仕組みが付いており、ピッケルでアイゼンを叩いて雪を払い落とす動作をしなくても済みます。これが結構助かる。

おすすめは定番かつ万能な12本爪アイゼンであるG12ですかね。前後にコバが付いている冬靴に付けるならワンタッチのCramp-o-maticがいいでしょう。雪山でもグリベルのアイゼンは人気が高くかなり見かけますし、信頼性も高いです。

 

 

Karrimor

www.karrimor.jp

 

イギリスのアウトドアブランドであるカリマーですが、最近はウェア類に力を入れているようですね。でも、個人的にも世間的にもザック屋さんのイメージ。

カリマーのザックは王道というか、奇をてらうことなく基本の機能がしっかりしていて、なおかつ高い耐久性を持っており、これらがきちんと高いレベルで実現されていることから、初心者から経験者まで安心して使えるザックだと思います。

山用ザックの定番であるridgeシリーズが有名です。私は30Lのridgeを長年愛用してきましたが、日帰り山行だけではなく山小屋利用なら2〜3泊くらいの山行にも対応出来るので非常に使い勝手のよいザックだと思います。レインカバーも付いているし、耐久性も素晴らしい。

ザックは必ず登山用品店で実際におもりを入れた状態で背負って決めてください。通販で買うのは絶対にダメ!背中の形との相性ってかなり重要です。グレゴリーのザックも良いですが、あの背中の独特の機構が合わないという人もいますからね。

 

 

GREGORY

www.gregory.jp

 

最近の私の観測範囲だと、登山者で今一番人気のあるザックブランドといえばグレゴリーではないでしょうか。その優れた機能性はさることながら、人気の秘密はトレッキング用のザックに共通している、背中の通気性に優れた可変長式のサスペンションシステムにあると思います。

それに、なんと言ってもデザインの良さが光ると思います。山用のザックというとちょっと地味で野暮ったくなりがちですが、グレゴリーのザックは単純に見た目の「カッコよさ」があるかなと。特に色使いにセンスを感じます。

縦走用に40Lのズールと日帰り登山用に24Lのミウォックを使っていますが、背中の蒸れとは無縁ですし、背負ったときのバランスが良いので疲れません。使い込むほどに人気が出る理由が分かります。

有名なのは大型ザックのバルトロですかね。テン泊の長期縦走でお世話になっている人は多いのではないでしょうか。

 

 

OSPREY

www.lostarrow.co.jp

 

私の大型ザックはオスプレーのイーサーAG 70Lです。イーサーはオスプレーの大型ザックの主力製品ですが、様々な工夫が凝らされていてとても使い勝手の良い製品です。切り離してアタックザックになる雨蓋や2気室に分離出来る胴内、トレッキングポールを肩紐に引っかけておけるアタッチメントなど高い機能性を持っています。

以前はグレゴリーよりも安価に購入出来たのですが、最近は価格差がなくなってきましたね。とは言え、グレゴリーに匹敵する価値を備えたザックであることは変わりありません。

ミレーやドイターのザックも良いですが、私としてはフィッティングや機能に不満点が有るので、ザックはカリマー、グレゴリー、オスプレーの3社から私はいつも選択するようにしています。このあたりは人の好みやフィッティングの善し悪しがあるので、あくまで私の価値観と背中の形の都合によるものです。

 

 

Black Diamond

www.lostarrow.co.jp

 

ブラックダイヤモンドは品質の高いアウトドアギアを、高すぎず適切な価格で売ってくれるブランドのイメージが強いですね。確かアメリカのブランドですが、輸入元のロストアロー(ザックで有名なオスプレーや登山靴のスカルパなども扱っている)がいろいろ頑張ってくれているからかも知れません。

どちらかというとハイキング用と言うよりもクライミング用のギアを扱っているイメージが強く、私はクライミング用のハーネスでお世話になっているメーカーです。トレッキングポールのメーカーとして知っている人も多いかと思います。

オススメはトレッキングポールの「ディスタンスプラスFLZ」。長さ調整可能かつ折りたたみ式でコンパクトになるだけでなく、スノーバスケット装着可能で雪山にも対応。アルミ製で軽く便利です。

 

 

PETZL

www.alteria.co.jp

 

フランスの登山用品メーカーであるペツルもどちらかというとクライミング用品のブランドというイメージが強いですが、ヘッドランプはペツル製のものを使っている方は多いのではないでしょうか?私が持っているヘッドランプはペツルのアクティック350ルーメンです。

ペツルのヘッドランプは電池式なのですが、別売のリチャージャブルバッテリー(充電池)にも対応しており、使い捨ての乾電池を使わなくて良くなるのでエコな商品だったりしますのでオススメです。

ペツルのクライミングギアはどれも高品質かつ利便性が高いですが、ビレイデバイスの決定版「ルベルソ」はクライマーなら持っておきたいところですね。

 

 

NANGA

nanga.jp

 

最近はキャンプ用品やタウンウェアも出しているようですが、なんといってもナンガと言えばダウンを使ったシュラフ(寝袋)メーカーのイメージです。ナンガのシュラフは永久保証してくれるので何かと安心。

ナンガのシュラフに関して他社との差別化という意味では、AURORA lightシリーズの寝袋の存在が挙げられると思います。

ダウンを使っている寝袋は水気に弱く、テント泊だと夜露の水分などで寝袋が濡れてしまうことがあります。そこをシュラフカバーなどで水分から守ることが多いのですが、AURORA lightシリーズで使われている生地であるオーロラテックスは通気性と防水性があり、シュラフカバーいらずです。でも、ちょっと生地がゴワゴワしていて収納がちょっと手間ですけどね。

 

 

THERMAREST

e-mot.co.jp

 

寝袋を使う際には欠かせない、アウトドア用マットレスのブランドであるサーマレストです。アウトドア大国であるアメリカのメーカーですね。

寝袋を使って寝る際の快適性や寝心地に関して、寝袋の性能も大切ですが、寝袋の下に敷くマットレスの性能が大きな割合を占めると言っても良いと思います。地面からの冷気を防ぐ断熱性能とクッション性能は睡眠の善し悪しに直結しますが、サーマレストは様々なシーズンやシチュエーションに対応したマットレスをリリースしています。

特に厳冬期などの寒い時期にテン泊や車中泊する人は、マットの断熱性能を表すR値が低い製品を使うと背中が冷たくて寝られなくなりますから注意しましょう。

有名な製品はZライトソルでしょう。日本アルプス八ヶ岳などで銀色の折りたたまれたマットレスがくくりつけられたザックを背負った登山者をよく見ますよね。夏のテント泊で活躍するギアの一つです。

 

 

JETBOIL

www.jetboil.jp

 

山頂や眺めの良い場所で昼食や一服する際に「お湯があったらカップラーメン食べたり、コーヒーを淹れられたのになぁ」と思ったことのある方も多いと思います。そのために魔法瓶でお湯を持って行ったり、バーナーとクッカーを持っていくのは嵩張るし大変。

そこで、バーナーとクッカーが一体になった製品であるJETBOILの登場です。私は「マイクロモ」という製品を使用していますが、重量340gという非常にコンパクトな製品ながら、着火装置や低温下でも使用できるようにレギュレーターを搭載しているなど高機能な製品です。カップラーメンで使う300mlのお湯ならば、2分くらいで沸きます。

なんと言うことはない山の中でお湯を沸かす一手間ですが、これがかなりのアウトドア感を増幅させるアクションになるんですよね。これ目的で山登りをしたくなってしまったり。

もちろんお湯を沸かすだけではなく、料理も可能。充実したマウンテンライフを過ごすお供としてオススメです。ドリップパックコーヒーやフリーズドライの味噌汁などとともに携行して、スノーピークのチタンマグでいただけば、そこは至高の山カフェになりますよ。

 

以上。

iPad mini 6を衝動買いしたのでいろいろ語ってみる

iPad mini 6をApple Storeでポチってしまった。もう完全に衝動買いなのだが。

 

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iPad mini 6

 

人気商品というのと半導体不足の仕業もあり、すぐには手に入らず、約1ヶ月納期が掛かってしまった。しかし、久々にAppleの新ガジェットの到着待ちでワクワク感一杯の日々を過ごさせて貰った。

 

最近のApple製品ユーザーには信じられないかも知れないが、昔のMacは発売日の争奪戦に敗れると1ヶ月待ちなんてザラ(というか、いつ入荷するか不明)だったので、ひと昔以上前の苦い思い出とともに、なんとも懐かしい気持ちにさせてもらったということだ。

 

さて、やっと到着したiPad miniであるが、実はMy first iPadである。
正確に言うと両親のために無印iPadを購入したことがあるが、それ以来だ。

 

私は今までiPadMaciPhoneの中間に位置するなんとも中途半端なデバイスというイメージで、どこで使えば良いのか全く想像出来ず、あまり欲しいと思ったことがなかった。実際に借りて使ってみてもそんな印象だった。

 

では、今回なんでiPad miniを買うことになったのか説明してみよう。

その理由は3つある。

 

1.電子書籍リーダーとして使うため

さすがに最近紙の本を買うのは厳しくなってきた。
仕事の関係で比較的本を読む方なのだが、数千円するそれなりの厚さの本が本棚を圧迫しており、極力これ以上増やしたくないのと、マンガも最近はほぼ100%電子書籍購入していることもあり、そろそろ読書用の端末が欲しいということになった。

 

今まではMacの画面かiPhoneで読んでいたのだが、どちらも読書用には「たすきに長く帯に短い」ので手のひらサイズで軽量なiPad miniはなかなか魅力的な製品に見えたのだ。

 

2.動画再生端末として使うため

私の場合はYouTubeDAZNである。YouTubeは広告無しで見たいのでPremium会員にまでなっているが、これまた今まではMacもしくはiPhoneで視聴していた。

 

正直、iPhoneで十分説もあるがそれなりに大きな画面で見たいときもあるので、そういうときにiPhoneより大画面のiPad miniは手軽で便利ではないかと思えたのだ。

 

3.ノート代わりに使うため:

今回はApple Pencilも一緒に購入した。これは、iPad miniをノート代わりにして、ガンガンメモるためだ。

 

何をメモるかというと、これは仕事関係が多い。今回購入したのは私用のiPad miniなので仕事で使いたくないのだが、アイデアや書籍の読後など絵や図を手書きすると言う行為をたまにするのと、それをPDFや画像でデータとして転送出来る仕組みもあると完璧と言うことでiPadはもってこいに見えたのだ。

 

 

で、実際に使ってみてどうなのかというと、割り切って使えばかなり満足度は高い。ただ、使い勝手で一部問題があるかな、という結論である。

 

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いろいろ使えるのだが、、

 

電子書籍リーダーとしての評価

iPad mini 6は電子書籍リーダーとして優れたデバイスのうちの一つだと思って間違いない。AmazonKindleのようにリーダーとして特化した製品にはさすがに一歩譲るものの、手のひらサイズかつディスプレイの大きさも適切で、重量も軽く持ち運びにも便利で読むときにも負担にならない。iPadシリーズの中ではこの分野で最強だろう。

 

雑誌など写真や文字が混在するような本にはもう少し大きな画面が欲しいなと思うときもあるが、大きさや重さとのトレードオフになるし、横向きにしたり拡大縮小すればいいだけの話なのでさほど大きな問題ではない。

 

空き時間に気兼ねなくさっと取り出して気軽に読める、これを何のストレスもなくできるiPad mini 6はまさに求めていたガジェットだった。100点。

 

動画再生端末としての評価

動画を大画面のTVやディスプレイで見るのも迫力があって良いが、iPad miniのような機動力溢れるガジェットで見るのもまた違った楽しさがあって良い。画面も小さすぎずちょうど良い大きさで、この第6世代からステレオスピーカーになったのでなおさら。

 

例えば台所で料理レシピ動画を見ながらとか、家族が車の中でとか、もちろんベッドで寝る前になどどこにでも持って行けるので便利この上ない。また、BGMとして音楽を流したり、デジタルサイネージ的な環境動画を再生させておくなどAmazon Echo的な多彩な使い方も可能だ。

 

ただ、iPad版のYouTubeアプリのインターフェースが微妙で、音量調整出来なかったりとなんかどこか抜けていてブラウザ版の使い勝手に劣るのが残念。逆に言うと弱点はそのくらい。90点。

 

ノート代わりの評価

この機能に関しては高い評価は付けられないかも。これはiPad miniが悪いというわけではなく、紙のノートが持つ書き心地の良さや一覧性の高さといった特性と比較してしまうとやはり分が悪いからだ。

 

画面が小さく、書ける面積がそもそも大きくないと言うこともあり、メモやアイデア帳以外の用途には厳しいと思う。お絵かきとかはもっと大きな画面のiPadが向いていると思われる。

 

また、ただ文章を書くだけであればApple Pencilはいらない。Apple Pencilで記入した文字をフォント文字に変換するScribleも万能ではないし、むしろキーボードに比べて入力は遅くなる。

 

iPadが優れているのは、直接手書きが出来るのと、電子データとして保存や連携がすぐ可能になるという点くらいなので、あまり高い期待をしないということであればノートとして使う意味はあるだろう。

 

ここで意外に困るのがApple Pencilの扱いで、普段はiPad mini 6の右長辺に磁石でパチっと付けておくのだが、手持ちでiPad mini使う時はかなり邪魔。これは何か解決させるアイテムが必要かも知れない。

 

純正メモとGoodNotes5を上記のように割り切って使う分には特に問題はない。ここに凄い何かを求めるのは間違い。60点。

 

総評

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iPad mini 6 (Space Gray) + Smart Folio (Black) + Apple Pencil2

 

iPad mini 6を使ってみてよく分かったのは、読書や動画視聴、メール、SNSのチェックといった行為をいつでもどこでも気軽にできるようにしたガジェットだということ。なので「でかいiPhone」といった世間の評価は正しいと思う。長編の文章や資料を書いたり、動画編集したりといった複雑なアウトプットには向かない。そこを割り切って使えるのであれば購入する価値はあると思う。

 

私はセルラーモデルを購入し、LINEMOのパケットを月に3ギガまで使えるミニプラン回線を契約しているが超絶便利。やはり、iPad mini 6の機動力を最大限に生かすには外出先でのネット接続は必須。テザリングは面倒だし、公衆WiFiは使える場所が限られる。コストも税込月額990円なので財布にも優しいし、eSIMにすればネットで申し込んで1時間くらいで開通する。

 

ネット界隈では絶賛されているiPad mini 6だが、間違ってもiPad mini一台で全てを完結させようとか、メイン機で使おうとか思ってはいけない。あくまでサブとして使うなら優秀ということを理解していれば誤った買い物はしなくて良くなるだろう。つまり、万人に勧められるガジェットではないのだ。

 

あ、あと電池の持ちが悪いとかジェリースクロールがどうたら言われているらしいが、私は全く気にならないということをお伝えしておく。

【FORESTER(SK)】BLIZZAK DM-V2インプレ

今回は、スタッドレスタイヤのレビューです。

 

雪の季節が近づくとフォレスター(SK)用にスタッドレスタイヤを装着しています。すでにこの冬で3シーズン目の装着になりますので、そろそろ使ってみた感想を書いていきたいと思います。

 

装着しているスタッドレスタイヤブリヂストンBLIZZAK DM-V2 225/60 R17です。

 

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私のフォレスターはPremiumなので、初めから付いてくるタイヤは18インチです。さすがにスタッドレスで18インチのままだと価格が高すぎるので、インチダウンして17インチを購入することに。

 

メーカーをブリヂストンにしたのはやはりその性能が理由。以前から「迷うならブリヂストン買っとけ」と言われていたのでVRX2かDM-V2に絞りました。(当時、DM-V3は未発売)

 

ブリヂストンスタッドレスは他社製品と比べて比較的値段高めですが、安全には替えられないと思ってそこは目をつぶっています。

 

そして、最終的にDM-V2にした理由は以下の通り。

 

・車重が重いSUV用に作られている

・VRXよりもタイヤの持ちが良い(VRX2は改善されたもののタイヤ寿命がまだ不安)

・VRXより安い

 

フォレスターにDM-V2を装着して雪山に繰り出していますが、安定感はさすが。普通に走っている分には雪上でもあまり違和感は感じません。

 

駐車場で30cmくらい積雪した後の脱出も余裕でしたし(X-MODE使わず)、雪道でのセオリー通りの「急」が付く運転をしなければほとんど破綻する兆候は見られませんね。

 

今まで履いてきたスタッドレスと比較しても、雪道や凍結路での性能はトータルで並以上はあると感じていて、DM-V2で不足を感じる場面はほとんど出くわしたことはありません。

 

でも一番ビックリしたのが、無積雪の道路での感触です。

 

スタッドレスタイヤで雪が無く凍結もしていない普通の道路を走ると夏タイヤと比較して違和感が出るものです。ノイズがうるさくなるとか、カーブで腰砕けになるとか。

 

でも、DM-V2はさすがにそれらの症状が皆無とまでは言えないものの、夏タイヤとあまり感触が変わらない状態で運転出来るのでビックリしました。

 

ある程度スタッドレスのデメリットは覚悟しておくものですが、首都圏に住んでいると雪上を走っている距離よりも、無積雪路を走っている距離の方が全然長くなるのでこれは嬉しい誤算。

 

スタッドレスに履き替えたことよりも、インチダウンして扁平率が55から60に変わった事による影響の方がむしろ大きかったです。全体的にふわっとしたやわらかな乗り心地になりましたが、これが家族に好評。運転手としてはハンドルがややダルくなるので痛し痒しと言ったところですが。

 

あと、タイヤの持ちも良いですね。無積雪の舗装道路や高速道路ばかり7,000kmくらい走ってますが全然減らないです。

 

とりあえず、3年目の感想としては以上でしょうか。フォレスターとの組み合わせは素晴らしく、オススメのスタッドレスタイヤであると言えます。このまま行けば余裕で5年は使えると思っているので、引き続きインプレ出来ればと思います。

【今更レビュー】iPhone 12 mini

そういえば、先月にiPhone XSからiPhone 12 miniのブルーに買い換えました。ちょうど一ヶ月くらい経ったのでレビューします。

 

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iPhone 12 mini

 

なんでiPhone 12 mini買ったん?

 

小さいからです(キッパリ

 

今まで使っていたiPhone XSは非常に高性能で満足していましたが、普段使用しているとその大きさに難儀していました。このiPhoneは5.8インチディスプレイを搭載していたのですが、日本人にとっては微妙な大きさなのです。

 

例えばズボンのポケットに入れるのには微妙に大きく、一応入りはするのだけれどもパツパツで膝をかがめなくなるとか、バックに付いている小物入れなどもギリギリの大きさだったりして、少なくない場面で不便を被っていたものです。

 

スマホの開発者は近視か老眼ばかりなのか」としか思えないほど、iPhoneに限らずスマホ自体がだんだん巨大化していく中で、iPhone 12 miniのコンセプトは自分にとって渡りに船だったんですね。なので即決でした。

 

iPhone 12 miniどうよ?

 

控えめに言って最高です。まさにジャストサイズ。

 

全体的な質感はiPhoneらしく抜かりなしですし、ディスプレイはOLEDで美しく言うことなし、あのM1チップのベースとなったA14 Bionicチップで性能的にも全く不満なし。唯一、カメラがiPhone XS時代にはあった望遠レンズが無くなったのでどうかなと思いましたが、今のところ不便と思ったことはないので大した問題では無かったようです。

 

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iPhone 12 miniのカメラ

 

画面はiPhone XS 5.8インチからiPhone 12 mini 5.4インチと小型になってしまいましたが、だからといって不都合を感じたことはありません。むしろメリットしか感じない。

 

ポケットに入れても「大きいなぁ」と思いませんし、カバンのポケットにもスルスル入っていきます。また、小型化された恩恵で重量的にも明らかに軽くなっている(iPhone XS:177g / iPhone 12 mini:133g)のが分かります。

 

たった44gの差ですが、iPhone XSではドシッとした重さを感じていたのに、iPhone 12 miniでは感じません。だから扱いやすい。

 

電池の持ちもiPhone XSとは体感的にあまり変わらないですね。他のiPhone 12シリーズと比較すると短めですが、小型化の代償なのでやむ無しです。

 

MagSafe対応iPhone 12 mini シリコーンケース

 

私はApple純正のシリコーンケースのシンプルさが好きなので、今回も純正シリコーンケースを装着しています。

 

このケースは手触りが素晴らしくだけでなく、ボタン類など細かい作りもしっかりしているので純正ならではの安心感があります。また、MagSafeに対応しているので、この仕組みを今後使う予定の人も心配不要ですね。

 

例えば、今まではiPhoneを車載ホルダーに固定する場合に背中に磁石で付けるためのプレートを付けている人もいたと思いますが、あれって便利なのですが見栄えを損なうので自分は使ってなかったんですよね。爪で固定タイプはすぐ壊れるからイヤ。

 

でも、MagSafeがあればプレート付けなくて良くなるので悩み解消です。そういった車載ホルダーも発売されてきているのでiPhone12持ってる人は検討してみては。