DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

ALWAYS 三丁目の夕日

Always3ではもう一つ映画ネタおば。

1/21現在いまだにロングランを続けている「ALWAYS 三丁目の夕日」。2005年映画のBEST3は何?と聞かれたら、天の邪鬼な私はその時の気分で答えてしまいそうですが、必ずランクインっていうか1位にする映画でしょうね。個人的にはこの作品を越える映画は邦画はともかく洋画ですらありませんでしたという感じです。

公開から時間が経っていて、もうすでにいろいろなところで語られている映画なので詳細には触れませんが是非多くの人に見てもらいたい一本です。DVDも5月ぐらいには出るでしょうから未見の方は是非。

この映画の中で忘れられないストーリーが1つだけあります。一平君と淳之介君が都電で高円寺に行く件の所です。実は私も子供時代に同じようなことをやらかしたことがあります。

小学生だったある夏の日に友人達で市民プールに行こうと言うことになり、みんなで電車とバスを使って出かけていったのですが、夕方遅くまで夢中になって遊んでいたのと帰りのバスの時間を勘違いしていたために帰りの最終バスに乗り遅れてしまったのです。

そこは最寄りの駅からかなり遠い所だったので駅行きのバスに乗れないと、どう考えても帰宅が夜遅くになってしまうため、皆青ざめていたのを覚えています。仕方がないので駅方面へ歩きだしましたが、誰も道なんて知りません。

しょんぼり歩いていると「あっ」と思い出したのです。そういえば、行きがけに母親から遠くにある市民プールに行くと言うことで、多めにお金をもらっていたのです。当時はいつもと違ってなんで多めにくれるのかなぁ、とちょっと不思議だったのですが、この映画で言うところの「困ったときに使いなさい」だったんですね。

結局、友人の持ち金と併せてタクシーで駅まで帰ることが出来ました。それでもやっぱり帰宅時間が遅くなって全員親にこっぴどく叱られてしまいましたが。

こんな記憶もあり、この映画結局3回見てしまいましたがこのシーケンスだけは涙なしに見れませんw。薬師丸ママの「感謝しなさい」と言う台詞でいつもノックアウトです。このパンチはどうやら私には防御不能のようですが、喰らうと何故か心が温かくなるようです。