前回に引き続き、のだめカンタービレinヨーロッパ(後編)の感想です。
後編はなかなか引き込ませる要素満載でよかったですね。のだめと千秋の恋の行方が佳境に入ってくるあたりからぐっとドラマっぽくなっていきましたが(じゃぁ今までのは何だったのかというのは無しで)、原作のテイストをなるべく失わないように丁寧に脚本と演出されているのが印象的でした。
特にのだめと千秋の成長していく姿が良く描かれていたと思います。千秋はコンクールで、のだめは音楽学校でそれぞれ挫折しながらも乗り越えていくわけですからね。いいモノを見せてもらいました。
しかし、クラシック好きとしては見逃せないのがだんだん登場する曲がマニアックになっていくことですかね。ラベルのピアノ曲なんて今まで聞いたこと無いし、ラフマニノフのピアコン3番ってこれまたマニアックだし、、、人気ドラマでそのまま使ってきたのはすごいなぁ、と。
原作もそろそろフィナーレが近づいてきていますが、こちらはどんな終わらせ方するんでしょうね。ドラマでは不完全ながらもハッピーエンドでしたからこんな感じになるんでしょうか。