私はキヤノン製のビデオカメラ「HV-10」を使用していまして、これ一応ハイビジョン対応のビデオカメラなのですが、最近小さくていいAVCHDを採用したカメラが出てきているので目移りしてしまっています。
HV-10は大変コンパクトで使いやすいビデオカメラですが、軽量縦型の欠点なのか自分の撮り方が悪いのか手ブレが多くて、もう少し手ぶれ補正がきつめに効いてもいいのにと思うことがしばしばです。あと、録画メディアがまだテープなので最近のスマートメディアもだいぶ安くなったしそろそろかという考えもあります。
最近同じくキヤノンから軽量コンパクトでAVCHDのHF-10が出たので製品紹介のHP見ながら考えたのですが、よくよく考えると以下のような考慮点が出てきました。
・AVCHDの編集環境をどうするか?
・テープと比較したSDメディアのコスト
・FireWire(iLink)端子がない
・黒がないw
4番目はともかくとして上の2点は頭の痛い問題です。
MacでもWinでもAVCHDの編集環境はかなりのマシンスペックを要求されますね。MacではIntel Macじゃないとダメだし、Winでもそれなりに使いたいなら最近のCore2Duo相当のCPUを要求されます。家にはIntel MacのMacBookがありますがデカくて高速なディスクと20"画面が付いたPowerMac G5があるのにこれを使えないなんて本末転倒。
あとメディアも保存を考えるとテープとは比較にならない出費が必要ですね。いくらスマートメディアが安くなったからと言って8GBメディアが一本数百円になった訳じゃないし、ギガバイト単位のデータを何処に長期保管すればいいのか考える必要がありますね。これじゃ、ランニングコストが高くて撮りっぱなしの撮り貯めができないですよ。
仮にブルーレイに保存するにしてもライターとメディアの価格がまだ全然こなれてきていないし、メディアの信頼性と寿命がどうなのか問題。HDDに保存だとどれだけデカい外付けドライブ用意すればいいんだ?!
うーむ、以上を踏まえるとAVCHDはまだ早いのかなと。少なくともブルーレイが今より身近になってメディアが安くなり、編集もDV並みにお手軽に出来るようにならないと。あと2〜3年かかりますかね。