ということで、都知事選まであと一週間です。都民の皆さんには投票整理券が既に郵送されていると思いますし、候補者のポスター掲示があちこちに立ってますよね。
事実上4人に絞られた感がありますが、不出馬と言っていた石原御大が出馬されるとのことで白熱しそうですね。個人的ですが、その4人の候補者について一言。
言わずと知れた、前宮崎県知事ですけど、知事の働きとして宮崎を有名にしたことは認めますが、それ以外で何をしたのかがよくわかっていないです。口蹄疫の時とか頑張ったのはわかるのですが、宮崎の県政になにか改革だとか新しいことをしたという「政治家としての」働きがあったのかどうかという点です。
もう少し調べてみようと思うのですが、都知事選に向けたマニフェストも「おぉ」という思い切ったことが書いていないようなので、当選したとして結構保守的な知事になるのかなぁ、と思ってます。
■渡邉美樹候補
都政に経営感覚をもたらすということでちょっと期待してはいるのです。ただ、経営者として実績があるかもしれないですが政治家としては未知数なので思案しています。一度、どこか地方都市の市長や県知事あたりを経験してから実績を持って都知事選に望んで欲しかったな、と。
個人的な希望を言うと経営者とか事業を成功させた人がもっと政治の世界に入ってきて欲しいんですよね。二世とか省庁出身とか多すぎだし。これからの政治には経営感覚って非常に重要なファクターだと思ってます。
共産党の候補としてそれだけでアウトな人も多いと思いますが、よくも悪くも最近比較的まともなスジの通った政党って共産党くらいしかないかと思ってたりします。
言いたかったのはそれだけ。。。あれ?候補に対しての一言になってない。。。
いろいろ問題もあるわけではないのですが、嫌いじゃないんですよね。政治家としての胆力はその他の候補と比べたらずば抜けてると思うし、実績もそれなりにあるので「高齢多選はいかがなものか」と思っても、やはり考慮すべき候補になってしまうわけです。
ざっと俯瞰してみましたが正直物足りないんです。「俺が東京を今までにないこんな風に変えてやる!」という気概のある候補者はいないのかなぁ、と。あと、震災対応も結構だけど、経済とか東京の将来像についてもっと語ってくれよ!
<追記>原発についていろいろ言われてるけど、そもそも原発持っていない東京都の知事に何を期待しろと。あと、今の世論からこの先原発を増やすことなど到底出来ないと思うので、どちらにしろ以後自然に淘汰されてく発電システムになると楽観視してます。なので、都知事候補の原発に対する考えよりも、震災によって疲弊した経済や今後の東京の姿を明確に示してくれている人に一票入れるつもりです。