GWということで116iで東京都下から福井・石川と北陸地方へロングドライブに行って来ました。これで往復1200kmくらい走りましたかね。トリップメーター的にも2500km以上乗ったことになり、晴れて慣らし運転も終了!
いやー、それにしても北陸は海産物が美味しすぎますね、これはヤバイ。みなさんも旨いものを食いにドライブに勤しみましょう。
で、タイトルの1SeriesはGTカーになり得るか?ですが、はっきり言いましょう「成り得ます」。
ちなみにここで言うGTカーとは「大旅行=グランド・ツーリング」と言う意味から派生し、大旅行に使える高速での長距離走行に適した自動車(wikipediaより)の意味です。
かなり長いまとまった時間F20の116iに乗ることができましたが、そこから感じたのは以下の点ですね。
■燃費
ほぼ高速道路の利用でしたが、往復で平均燃費は18.1km/lでした。それなりに速度は出ていたし、アップダウンの激しい山岳コース(上信越道の碓氷峠や妙高高原、北陸道の親不知付近など)を越えたりしていてこの数値なのでまぁまぁかなと。
高速のほとんどの区間はECO PROモードで走りました。平坦な道や急な加速を必要としなければECO PROモードで高速巡航は問題なかったのでこういう時に使うといいです。アクセル踏み過ぎとスピード出し過ぎで何度かクルマに怒られましたけど(ECO PROモードにすると怒られるんです)。
■シート
いいですねー。腰が痛くなったり、お尻が痛くなったりしませんでした。長い時間座っていられます。Sportsのシートですがフィット感もよく私には申し分なしです。でもファブリックでできてるから痛むの早そうな気がしてきました。
■収納
リアハッチバックのスペースに数泊の2〜3人分の荷物なら余裕でいけました。
■スタビリティー&パワー
高速走行時の安定性はさすがアウトバーンの国の車です。もはや日本の高速乗った程度では限界の「げ」の字も見えてきません。でも、一番感心したのはターボ化によるパワーアップでどの回転数からでも加速が気持よくできるようになったことですかね。やっぱ、パワーは正義ですわ。
このあたりのストレスのなさや余裕が快適なドライブを生むわけで、116i(F20)レベルでも申し分ないGTカーであるといえると思います。長距離巡航はお手のものですね。
逆にネガティブなところとしては、燃費を稼ごうと高いギアで常に走ろうとするし、ECO PROモードだと上り坂で息切れするところですかね。まぁ、必要なときにConfort以上に切り替えてあげれば問題ないんですが。
あと、下り坂で回生ブレーキがエンジンブレーキのように効くようになっているのでスピードがどんどん落ちていきます。知らないと「なんで?」ってなりますよ。その間発電してバッテリーに電気貯めてるので意味はあるのですけど。