DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

圏央道と3環状

6/28開通した圏央道(相模原愛川IC-高尾山IC)で、ついに東名・中央・関越の3つの高速道路が環状道路で接続されましたね。

私は以前に相模原周辺に住んでいたことがあったので、この圏央道の存在意義がよく分かります。このあたりは南北に抜ける幹線道路が混雑する国道16号くらいしかないので、それと交通を分散する道路として使いでのある道路になるはずです。

それ以上に今まで首都高経由で放射状高速道路(東名・中央・関越)を乗り換えていたクルマは、この圏央道経由で行くようになれば都内流入の車を減らせるし、一石二鳥以上の価値のある道路だと思っています。まぁ、通行料金が高めなのはどうにかして欲しいですけどね。

個人的に開通必須の首都圏高速道路計画区間として、効果の高そうな区間の順位付けを考えていました。

1st:外環道 三郷南IC-髙谷JCT

2nd:圏央道 相模原愛川IC-高尾山IC (2014/6/28開通!)

3rd:外環道 大泉JCT-東名JCT

2番目が開通したので、残りの二つの早期完成を頑張っていただきたい。3番目は私が生きているうちでの開通は厳しい予感ですが。

で、1番目の外環道千葉区間の完成をもって最終段階の「首都高環状線(C1)の廃棄」Ready状態になるのではと思っています。あの昭和の東京オリンピック負の遺産は耐震などの安全性を考慮しても即刻取り壊すべきだというのが私の持論です。

つまり、中央環状線(C2)より内側に環状線は不要。さらに都心部への自動車流入を減らすためにロードプライシング制導入ができれば完璧です。

「そんなに道を作ってどうするんだ」という声も聞こえてきそうですが、どこぞの田舎で誰が通るのか分からないような道路を作るのとは訳が違います。物流円滑化などによる非常に高い経済効果と交通利便性向上による首都機能の向上が望めるからです。