今日は静岡県三島市と富士山に行ってきました。いやー、冬の富士山は良いものです。
三島へは「佐野美術館」に槍を見に行ってきました。蜻蛉切ですよ、蜻蛉切!
11年ぶりに一般公開された、かの本多忠勝の所持していた名槍であります。
まさか本物が拝めるとは、、、眼福でございました。
さて、今までは純正ナビの誘導で初めて行くような所は行っていましたが、今回はYahoo!カーナビをナビのメインにしてしてみました。
Yahoo!カーナビはスマホ用のカーナビで、なんと全ての機能(経路検索はおろか、VICS情報まで)が無料で使えるという価格破壊もここまで来たかという一品です。
話題になっていたこともあるし、「もしかしたらBMWの純正ナビより使えるんじゃね?!」という淡い期待があったのですが、(一応世間的には)高級車の純正ナビなのに無料のしかもスマホのアプリに劣るというあってはならない事態を危惧しつつ利用開始です。
ここから先はYahoo!カーナビの使い勝手について書きますが、比較対象はBMW純正ナビです。よって、BMWの純正ナビを知っているという前提で書きますので、知らない方はBMWの車を買うかレンタカーに乗るなどして体験した上でお読みください(え?)
まず、ナビ画面はこんな感じで、iPhone6を横にして表示させてました。
地図はシンプルですが綺麗で読み取りやすいです。また、案内も交差点だいぶ手前から案内してくれるようになったので使いやすいです。
鳥瞰図と普通の地図表示は選べるのでこれはお好みで。
あと位置の正確性ですがかなり優秀です。さすがにトンネルなど電波の届かないところに入ってしまうと、地図が読み込めなくなるので止まってしまうのですが、トンネルを出るとすぐに復帰します。
一つ便利だなぁと思ったのは左下の案内終了ボタン。これ一発で案内終了できるんです。用途としては「家まで帰る時、とりあえず近くの高速入り口まで案内して貰えれば良い」と言うときなど、とりあえず一発指定できる家までの経路を検索してもらって目的達成時にすぐ終了出来るので便利です。
では高速道路に乗るとどうなるか、、
おぉ、ハイウェイモードですよ。純正には無いじゃない!
やっぱり、高速道路では地図よりこっちの方が便利です。ちゃんと何分で到達するか出てくるし、SA・PAの施設情報も出てくるし、、ぐぬぬ。BWMは速やかに純正ナビにハイウェイモードを実装して欲しい。
純正が勝っているのは、最近のBMWならVICSの電波or光ビーコンには対応してるところですかね。その情報はさすがにYahoo!カーナビでは受信できません。
さらに、Yahoo!カーナビはトンネルや山の中のように電波が届かないところでは使えないことと、まだ音声案内の内容の細かな選択が出来なくてうるさく感じることがあります。
また、経路検索も現状「おすすめ」「高速優先」「一般道優先」の3種類のみ。ただ、目的地検索は圧倒的にスマホの方がやりやすいです。iDriveのインターフェースではスマホの入力方式には全く敵わないですから。
で、使用したデータ量ですが都内から三島・富士山麓まで行って帰ってきておよそ45MBパケット通信で使用したようです。これなら、一日使い倒してもパケ停喰らう心配無しです。
とはいえ、今後Yahoo!カーナビはどんどん機能アップしていくと思いますし、新しい道路の反映も速いです(昨年12月開通の高速道路がもう反映されてる)。今後が非常に楽しみです。
Yahoo!カーナビを使ってみて、結局の所BMW純正が云々とか言うのでは無く、車載ナビそのものの「あり方」が変わっていく課程を体感したのだと思いました。「地図更新に高い金払っていた」なんて過去の話になりそうですし、いつの間にか新機能がダウンロードされて機能アップしていた、なんて時代が既に来ているわけですから。
【参考】
iPhone6は以下の写真の器具でマウントさせてました。CD/DVDスロットに挿すタイプのマウントで、赤い米印が目印の上下にあるはさみにiPhoneを挟み込みます。これなら純正ナビ画面とも干渉しません。