晴海埠頭で毎年この時期に行われている「東京みなと祭り」に行ってきました。
普段はなかなか身近に見ることが出来ない船が晴海埠頭で公開されるのですが、今年は昨年同様のラインナップである東京海洋大学の練習船「海鷹丸」、海保の測量船「海洋」、浚渫船「海竜」、そして今年は護衛艦「ゆうぎり」が公開されていました。
晴海埠頭に接岸中の公開中の船。手前から測量船「海洋」、浚渫船「海竜」、護衛艦「ゆうぎり」
こちらは練習船「海鷹丸」です
これは浚渫船(しゅんせつせん)「海竜」のドラグアーム。赤い管のようなものがそうなのですが、これを海底に伸ばして貯まっている砂などを吸い上げて水深を確保します
船が多数航行する港では水深を確保しておくことは重要です。そうしないと、大きな船などは海底に乗り上げて座礁してしまいますから
「海竜」の艦橋内部。計器類がたくさんあります
そして護衛艦「ゆうぎり」です
護衛艦「ゆうぎり」はあさぎり型護衛艦の3番艦として、かの浦賀造船所で作られた護衛艦です
あさぎり型の護衛艦はもう20年以上の艦齢を持つ船ですが、比較的長く一線で活躍している印象がありますね。練習艦になる船もありましたが、まだまだ現役の護衛艦として今後も活躍するようです。
前甲板のアスロックランチャーの裏が開いていたので撮影。下段に練習用のミサイルが格納されてました
「総員離艦安全守則」なるものを発見。もしも乗っている船が沈没したときのために覚えておくと良いかも
後部のヘリ甲板にヘリコプターSH-60Jがいました
ロクマルいいですよねー。こんな愛嬌のある顔をしていても、対潜戦闘や哨戒任務など多目的に活躍できる高性能なヘリコプターです。まさに護衛艦の「目」の役割を持っています。
こんな感じで尾翼がコンパクトに収納され、格納庫に収められるわけですね
SH-60Jの左側の特徴的なソノブイ用の格納スペース。この5x5の穴の中から潜水艦探知用のソノブイが発射されるわけです
あさぎり型の護衛艦は今まで何度か見ているので見なくてイイかな、と思ったのですがSH-60Jがあったので艦艇公開に参加させて頂きました。とはいえ、やっぱり護衛艦は見所がいろいろあって面白いです。
明日、24日も「ゆうぎり」は公開されるようですのでお近くの方は是非。