iPhone7をこの連休に持ち出していろいろ使ってみました。
その使用感やレビューなどなどです。
なお、今回はiPhone6からの機種変更でキャリアもSoftbankからauに乗換えました。
基本的に比較対象はiPhone6になります。
■第一印象
まず、iPhone7を使ってみた第一印象としてはストレスフリーに尽きますね。
iPhone6でアプリ起動などで時間が掛かっていた所が先日のiOS10の導入でもだいぶ快適になりましたが、さらに高速なCPUを得たことでサクサク起動し動作するのは使っていて気持ちが良いです。
速度的なところであればiPhone6と比較したら体感できるレベルでわかります。カメラの起動や重いゲームの起動など負荷の大きな処理で顕著です。
電池の持ちも使っている限り悪くないと思いますが、まだ使い始めなのでノーコメントと言うことで。
<2016/10/6追記>
iPhone6と比較して電池の持ちは明らかに良くなっています。測定したわけではないですが体感的に減りはゆっくりです。
■ホームボタン
うーん、これは慣れる必要性アリ。
前にも書いたけど、「押した」というフィードバックが希薄なんですよ。
「押した」じゃなくて「背面が震えた」なんです。だから、iPhone7を机の上に置いた状態で、人差し指だけでホームボタンを押しても押し込んだ感触もなく、TapTicエンジンの揺れも本体側を揺らしているだけなので、ついつい長押ししちゃって意図せずSiri呼んじゃうんですよね。
■ディスプレイ
iPhone6sと同じくRetina HD Displayですが、とてもビビッドな色使いで見易いですね。今までより最大輝度が高いのと、色域が広がったことで写真表示もiPhone6と比べても全体的に明るく鮮やかな表示で見た印象がまた違ってきます。
InstagramやTwitterなどで写真をよく見る人には改良だと思います。
■カメラ
もともとiPhone6のレベルでiPhoneのカメラは十分完成されていたと思うので、今さら劇的な画質向上などは期待していませんでしたし、実際あまり変わった気はしません。
ただ、明るいレンズを搭載した事でシャッタースピードが稼げて暗い所での歩留まりが上がったりと「暗所での強さ」は向上していると思います。このあたり、デジタルカメラの進化と同じでスマホのカメラも暗所性能の向上が今後の鍵になるのでしょう。
まぁ、カメラの詳細な性能や使い勝手はいろいろなところが今後検証していくと思うのでそれを待ちましょう。でも、今まで通り普段使いには十分すぎる性能です。
Photo by iPhone7 1/60 f/1.8 ISO20 HDR撮影 リサイズのみ
Photo by iPhone7 1/30 f/1.8 ISO25 リサイズのみ
2枚目の写真はsRGBの色域では花びらのディテールを再現できないので写真の色域をそのまま残しました、モニタによっては色が潰れて見えるかも知れません。
■オーディオ
気になる3.5mmヘッドフォンジャックが無くなった影響ですが、これは結構大きいかなぁ、と。
初めはそれなりにボリュームを上げれば聞ける音質かな、と思ったのですがiPhoneといつも繋いでいるヘッドフォン(AKG K490NC)でじっくり聞いてみるとやっぱり劣化はそれなりにあるなぁ、という結論です。
車や家のオーディオにはすでに以前からiPhoneのLightning端子経由で音声出力していて、むしろ良い音で聞けていたのでイヤホン端子がなくなってもさほど影響はないのではと楽観視していました。
しかし、実際にアダプタを通して聞いてみると、音質の劣化は明らかにあって、音の解像感やダイナミックレンジなどはiPhone6と同じようにはなかなか聞こえません。特に中高音域はちょっと物足りない感じかな。
どうしても我慢ならない音質マニアな人はDAC搭載ポタアン買うか、iPhoneで音楽聞くの辞めるかですね。まぁ、こういう人はBluetoothという選択肢はないだろうし、そもそももうプレーヤーとしてiPhone使ってないでしょうし。
そのうちもうちょっとマシな音質を提供するアダプタとか出てきそうな気がするので、私はそれを待とうかなと思ってます。とはいえ、外出先で聴くようなケースでは我慢できない音質ではないです。
とりあえず今のところ、私にとって重大な欠陥はないのでおおむね満足していますが以前のような「買い換えによるワクワクする何か」というのはもうほとんどないですね。
でも、まだ一つFelicaという隠し球を持っているのですが使えるのが10月。それまでにPasmoもVISAもApplePayで使えるようにして欲しいですね。そうしたらオーディオ周りは許してあげるのだが。