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エジプト旅行記 その5 アスワン・アブシンベル編 Part.2

2025年12月にエジプト旅行をした記録になります。

 

Illustrated by Gemini

今回は前回に引き続き、アスワン。アブシンベル編のPart.2になります。アブシンベルからアスワンに戻り、ルクソールまでの道中記です。

 

 

 

エジプト旅行記 その5 アスワン・アブシンベル編 Part.2

 

朝焼けとアブシンベル神殿

 

前夜に音と光のショーをアブシンベル神殿で見学したわけだが、アブシンベル神殿の真骨頂は早朝ツアーにあると思う。

 

もうエジプトに何日か滞在しているが、この国の朝焼けと夕焼けは一級品である。本当に美しい。

 

そりゃ、古代エジプト人の宗教観にも影響を与えるよな、と思いながらギザのピラミッド越しの夕日や飛行機機内でエジプト上空からの朝日を眺めていたものだ。晴れの日が多く、空気が乾燥しているので日本より綺麗に見えるのだろう。

 

アブシンベル神殿前のナスル湖の朝焼け

 

AM6:00前にアブシンベル神殿に到着したが、すでに周りはうっすらと明るくなり始めていた。

 

神殿前のナスル湖に何艘かのボートが観光客を乗せて浮かんでいる。湖面から朝日に映えるアブシンベル神殿を見るのも楽しそうだ。

 

朝日とともにアブシンベル神殿は荘厳に赤く照り出される。4体の巨大なラムセス二世像に深い陰影が付いて立体的に見えるのもこの時間帯だけだ。

 

朝日に映えるアブシンベル神殿

 

大神殿の内部に入ると、そこにもラムセス二世の像が列柱室のように並んで建っている。

 

アブシンベル大神殿内部

 

周囲の壁にはラムセス二世がヒッタイトと戦った「カデシュの戦い」などの壁画が描かれている。

 

有名な敵に包囲されたラムセス二世が戦車に乗ってヒッタイトと戦う壁画を見ることができた。かなり巨大な壁画なので、一発でカメラに収めるのが難しい。

 

絶体絶命のピンチに単騎ヒッタイトへ突撃するラムセス二世 with ライオン

 

最奥にある4体の像
左からプタハ神、アメン・ラー、ラムセス二世、ラー・ホルアクティ


大神殿向かって右側には、ラムセス二世の妻であるネフェルタリを祭った小神殿がある。小神殿と言ってもかなり大きい。

 

アブシンベル小神殿

 

入り口の6体の像のうち、左右から二番目の女性的な像がネフェルタリでそれ以外がラムセス二世なのだが、王と妻が同じスケールで表されるのは珍しいらしい。

 

小神殿の中は大神殿と同じくラムセス二世をたたえる壁画とネフェルタリが神々に捧げ物をしている壁画が描かれているが、中央の柱がハトホル神なのが気になった。

 

小神殿内部のハトホル神の柱

 

愛と美の女神であるハトホル。ラムセス二世は妻であるネフェルタリにハトホル神との同一性を見いだしたのだろう。

 

アブシンベル神殿を一通り見学した後、再びアスワンまで車で戻ることになる。

 

アスワン再び

 

3時間以上かけて再びアスワンに戻る。

 

エジプトの観光ツアーに参加すると、必ず地元のお土産屋さんに連れて行かれるのだが、アスワンでもお土産屋さんに案内された。

 

なんとスパイス&ハーブ屋さんである。

 

アスワンのスパイス屋さん

 

既に店先からしてスパイシーな香りが漂ってくるではないか。前に行ったハンハリーリ市場にもスパイス屋さんが軒をひしめき合っていたので、エジプトではこの手のお店が多いのだろう。

 

連れて行かれる観光客向けのお土産屋さんを「買わされる」と思って嫌う人もいるが、私は結構好きだった。店の雰囲気とか売っているものが日本に無いものばかりなので。

 

だいたいタダで飲み物が出てくるし、商品説明など完全にネタ化していて楽しめるようになっている。日本人向けには日本語解説が付いたりするので分かりやすい。

 

当然、それなりに営業されるが、気に入ったものが無ければ買わなくてもOK。そのまま店を出てしまえば良い。

 

スパイス屋さんでは家族向けに香辛料を購入。鶏肉やポテトにかけてグリルすると美味しいので好評だった。

 

電車でルクソール

 

アスワンから次の目的地ルクソールへ電車で移動。およそ3時間半ほど。

 

優雅なエジプト旅行だと、ここでナイル川下りの客船に乗ってルクソール方面に向かうところなのだが、鉄道を使うのもまた旅情を誘うので良い。

 

ちなみにエジプトでの電車の乗り方だが、ガイドさんに手配して貰ったので切符の買い方や料金などよく分からない。観光客が乗れない列車があるとか、普通に切符買うのも大変らしいので、効率重視のお金出せる大人はガイドさん添乗のツアーをオススメ。

 

アスワン駅を若干遅れて出発した電車は、ナイル川に沿って途中コム・オンボやエドフに停車しながらルクソールに向かう。アナウンスとか一切ないので下車駅を間違えないように気をつけよう。

 

一応一等席なのに、自分の乗った席のガラスがなぜか粉々にヒビが入っていて外がよく見えなかったが、ガイドさんとヒエログリフの読み方やエジプトの歴史について話していたら、いつの間にかルクソールに到着していた。

 

ルクソール駅に到着

ルクソール駅外観。かなり立派な駅だ

 

ルクソール駅に到着後、そのままホテルに直行。本日はここまで。

 

以上、エジプト旅行記 その5 アスワン・アブシンベル編 Part.2でした。