今朝の日経の記事が発端になったこの騒動について。
■日経の釣り記事「ソニー、アップルに楽曲配信 販売増へ戦略転換」にだまされないために
http://blogs.itmedia.co.jp/closebox/2012/07/post-9c53.html
上のブログに顛末が載っているので、詳細はそっちにお任せしますが、これのおかげでiTunes StoreでSME系列のレーベルの音楽が未だにDL販売されないことに怒りの矛先が向けられてしまったわけです。その戦場はAppStoreのレコ直アプリのレビュー欄。
■レコチョクPlus+ おあずかり楽曲無料DLプレイヤー
http://itunes.apple.com/jp/app/rekochokuplus+-oazukari-le/id517900924?mt=8
先のダウンロード違法化の動きといい、最近の音楽を取り巻く環境が劣悪の一途を辿っている中で丁度良いスケープゴートだったのでしょうね。
しかし、本当にSMEを筆頭とする一部日本のレコード会社のやり方は酷い。音楽の版権を人質にして、自分たちの都合の良い商売をするためにめちゃくちゃやっているようにしか見えない。そんなにCD売りたいならレンタルCDをやめさせろよ。あれこそ違法コピーの温床じゃねーか。CCCDやrootkitは何だったんだ!海外のiTSでOKで何故日本で売れないのか?
自分たちの都合を優先してリスナーに不便をかけることしかしないし、それが音楽という万人のための文化の上で成されていることが腹立たしいのだよ。
こう書くと「音楽を安く買いたいだけだろ」とか「Apple信者」とか言われるんだろうけど、そうではなくて誰にでも聞く権利のある音楽をなぜそんなに聞く側に対して制限かけようとするのか理解できないだけ。本当に意味が分からない。私はちゃんとCD買ってるし、iTSで曲を正規にDL購入してるのにこの仕打ちは何?!
もう言いたいことありすぎて頭の中整理つかないでいるけど、音楽を死の淵に追いやっているのは間違いなくこいつら。自分で自分の首を絞めてることに気がつけないなら、SMEなんか潰れてしまえばいい。