DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

MacBook AirからMacBook Proに買い換える際に留意すべきこと

Illustrated by Adobe Firefly

 

2022年に購入したM2 MacBook Air 13インチから、M5 MacBook Pro 14インチに買い換えました。

 

2011年以来ご無沙汰していたMacBook Proに興奮しています😆

 

持ち運び用のセカンドMacとしてノート型Macを選択していたので、今まではMacBook Airで十分だったのですが、仕事で使う必要が出てきたのでProに乗り換えです。

 

そこで、MacBook AirからMacBook Proに買い換えた筆者の経験を元に、AirからProへステップアップする際に、留意しておくべきことをまとめてみました。

 

 

 

まずはじめに手持ちのM2 MacBook Airと新規購入したM5 MacBook Proを比較したいと思います。M5のCPU性能はM2のほぼ倍、GPUは倍以上のスコアなんですね。

 

 

13inch MacBook Air M2   vs  14inch MacBook Pro M5

 

13inch M2 MacBook Air

14inch M5 MacBook Pro

発売年月

2022年7月

2025年10月

価格

164,800円〜

248,800円〜

SoC

Apple M2

高効率:4Core

高性能:4Core

GPU:10Core

Apple M5

高効率:6Core

高性能:4Core

GPU:10Core

ベンチマーク

Geekbench

Single:1899

Multi:8965

GPU(Metal):30477

Geekbench

Single:4263

Multi:17862

GPU(Metal):76630

バッテリー

18時間

24時間

メモリ

16GB(ベースモデルは8GB)

24GB(ベースモデルは16GB)

SSD

512GB

1TB(ベースモデルは512GB)

モニタ

13.6インチ Liquid Retinaディスプレイ

輝度:500ニト

リフレッシュレート:60Hz

14.2インチ ミニLEDバックライトディスプレイ Liquid Retina XDRディスプレイ

輝度:1000ニト HDR表示時ピーク1600ニト

リフレッシュレート:120Hzアダプティブリフレッシュレート

スピーカー

4スピーカー

フォースキャンセリングウーファーを備えた6スピーカー

カメラ

1080p FaceTime HDカメラ

12MPセンターフレームカメラ

サイズ

高さ:1.13cm

幅:30.41cm

奥行き:21.5cm

高さ:1.55cm

幅:31.26cm

奥行き:22.12cm

重量

1.24kg

1.55kg

その他

Thunderbolt/USB 2ポート

ヘッドフォンジャック

MagSafe3

Thunderbolt4/USB4 3ポート

HDMIポート

SDXCカードスロット

ヘッドフォンジャック

MagSafe3

 

MacBook AirからMacBook Proへの移行メリット

 

ディスプレイが高品質

 

恐らく一番分かりやすくて、一番衝撃的だったのがディスプレイの違いですね。

 

大きさは13.6インチと14.2インチと0.6インチ差なのであまり違いは無いように思えますが、Proの方が縦に大きく感じます。

 

一番の違いは写真アプリやLightroomなどでHDR撮影をした写真やYouTubeHDR動画を見たとき。基本的に最近のiPhoneで撮った写真は設定を変更していなければHDR撮影されているはず。

 

いままでiPhoneで撮りためていた画像をMacBook Proで見ると「今まで見てきた写真は一体何だったのか」と思うほど。

 

HDR撮影された写真をきちんとHDR表示できるモニタで見ると、明るさやコントラストが桁違いで、人物や景色がとてもビビッドで浮いて出てくるような錯覚に陥りますね。ただ単純に「明るい」じゃなくて太陽光みたいに「眩しい」と感じるくらい。

 

左:MacBook Pro  右:MacBook Air   両方で同じHDR画像を表示

 

MacBook Airを使っていた時はモニタはこれで十分だと思っていましたが、両者を並べて比較すると全然違うのでちょっとビックリ。iPhoneで撮影した写真の真の姿が見れた気がして嬉しくもあったのですが。

 

こういうところから、Proはやっぱりクリエイター向けなんだな、と実感。

 

 

スピーカーの音質

 

MacBook Airのスピーカーも決して悪くないのですが、これも聞き比べてしまうと結構な差があるなぁ、と。

 

MacBook Air(4スピーカー)は比較して聞いてしまうと、全体的に音としてプアな感じがどうしてもしちゃいますね。特に中低音域の厚みが薄く、ちょっとスカスカな印象を受けます。空間オーディオも再生できますが、広がりもイマイチな感じ。ノートPCのスピーカーとしては全然十分なんですが。

 

一方、MacBook Pro(6スピーカー)の音は明らかにゴージャスというか、全音域で厚みも分離も良くて、ノートPCのスピーカーと考えるならかなりのクオリティ。Apple Musicの空間オーディオも広がりのある高音質で再生できるので、音楽再生端末としても悪く無い出来ですね。

 

 

MacBook ProAirの差で一番分かりやすい違いは、やはりディスプレイとスピーカーのこの2つになりますね。金額差なりの違いは感じちゃいます。

 

 

拡張性が高い

 

MacBook ProにはHDMISDXCカードスロットが付いてきます。これがすこぶる便利!

 

HDMIは外部モニタやTVと接続するときに便利です。MacBook AirではHDMIがないので、外部アダプタを購入する必要があるのですが、MacBook Proでは初めから本体に付いてきます。仕事で使うならほぼ必須かなと。

 

SDXCカードスロットはデジカメからのデータ移行で使いますし、SDカードを単純に外つけの記憶媒体として使用するのも安くて便利です。

 

Thunderbolt4/USB4ポートも左に2つ、右に1つ付いているので、左右気にせず使えるのが良いです。MacBook Airは左側に2つだけなので。

 

 

高負荷に強い

 

SoCつまりCPUやGPUのことですね。

 

MacBook ProはファンやヒートパイプなどSoC冷却用の仕組みが付いていて、CPUやGPUが高負荷の状態になり高温になっても強制冷却できるので、負荷が高い状態になっても性能が落ちにくくなっています。

 

CPUやGPUは電熱器のようなものなので負荷を上げると高温になるのですが、一定以上高温になると性能が落ち、最悪壊れてしまいます。

 

MacBook Airファンレス、つまり冷却ファンが付いていないのでSoCを強制冷却できず、負荷が高くなり高温になるとサーマル スロットリング(Thermal Throttling)と言ってCPUの性能を強制的に落として温度上昇を防ぎます。

 

つまり性能を犠牲にして温度管理するので、複雑なビデオ編集や高度なグラフィックなど高負荷が連続する作業に強くありません。さほど負荷のかからない作業ならファン音がなく非常に快適なんですが。

 

M5 MacBook ProとFinal Cut Proで4K動画編集をやってみましたが、笑っちゃうほどサクサク&静かで編集も捗ります。会社で使っているそれなりに高性能なWindows PCで動画編集するとファン音がうるさく、排熱がすごいので嫌になってくるのですが。

 

ここであえて性能面の比較はしません。だって、すでにベンチマークで倍かそれ以上の差が付いてるから。愛着のあるMacBook Airに鞭打つような真似は出来ませーん。

 

 

色と指紋

 

私が使っていたM2 MacBook Airはミッドナイトと呼ばれるブラックでした。この色は使っていると指紋と手の脂が本体について目立つので、頻繁に拭き取る必要があるんですよね。

 

最近はある程度改善されたようですが、完全に無くなっていないようですね。

 

そこで、MacBook Proはシルバー、つまり普通の銀パソにしました。これで指紋が目立たず良い感じです。ブラック系はカッコいいですが、指紋が目立つデメリットもあるのでご注意くださいね。

 

 

MacBook AirからMacBook Proへの移行デメリット

次いで、使っていてMacBook Airが恋しくなった、MacBook Proのネガティブポイントです。

 

重い

 

これに尽きる。後悔するポイントの99%これでしょう。

 

実は重さにして310g(MacBook Air:1.24kg  /  MacBook Pro:1.55kg)くらいしか違わないのですが、持って比べてみると数字以上の差を感じます。

 

MacBook Proを普段デイバックに入れて背負って運んでますが、明らかにAirと比べると肩にずっしりくる感じがします。持ち運びの多い人はよく考えて選択した方が良いですね。

 

確かに「ステーキ肉 300g」だとそれなりのボリュームになるので、見かけの数字よりも重さを感じる重量なのかも。

 

 

価格と性能バランス

 

2025年10月現在、Airは164,800円から用意されているのに対し、Proは248,800円が最低価格ラインで全然安くないです。この価格差をどう捉えるかですよね。

 

これは持論ですが、所謂クリエイターではない「ふつうの一般人」がMacで行う作業の99%はAirで事足りるでしょう。ネット閲覧、資料作成、画像編集、簡単な動画編集程度の用途であれば最近のMacBook Airでもオーバースペックです。

 

高いお金を払ってMacBook Proの性能が本当に必要なのか?を冷静に考えてもいいのかも。

 

単純に上位機種が欲しいから、という理由も否定しませんけどね。

 

 

充電器

 

MacBook Airを使っていたときは持ち歩き用の充電器としてAnker 511 Chagerを使っていました。付属の充電器よりコンパクトなのが良い感じ。必要な電力が少ないので、安価な小型の充電器で十分なんですよね。

 

 

ところがMacBook Proになると、必要な電力がAirよりも多くなり、高価で大型の充電器が必要になってきます。M5モデルだと付属の充電器も70Wクラス、急速充電したいなら96Wになるので、社外品のものでも大型化・高価格化していきます。

 

例えば、信頼できるメーカーで小型化しようと思うならCIOのNovaPort DUO II 120Wとか1万円くらいする充電器になっちゃいます。セール狙って買うしかない!っていうか買っちゃった!

 

安く上げたいならAnker 317とかいいかもしれませんが、小型化は期待できなさそう。

 

MacBook Proはバッテリーの持ちが良いので、1日程度のちょっとした持ち出しなら充電器いらないですが、出張など長期にわたる場合は必要ですからね。

 

 

というわけで、MacBook AirからMacBook Proへ買い換える際に留意しておくべき所を書いてみました。上級機種への買い換えなのでメリットも多い反面、デメリットもあるということが分かって頂ければなと思います。

登山者はApple Watch Ultra 3を買う価値があるか?

Apple Watch Ultra(初代)購入から3年。先日、Appleイベントで発表されたApple Watch Ultra 3に買い換えました。

 

初代はナチュラチタニウムのケースで使用していましたが、Ultra3ではブラックケースを選択してみました。

 

ですが、正直ブラックは失敗したかなと思ってます。色味的にマットなブラックなのですが、腕に付けているうちに少しずつ汚れてきて塗装ムラのように見えるときがあるんですよね。まぁ、あまり目立たないのでいいんですけども。

 

次買い換えるときはナチュラルに戻します。

 

登山者はApple Watch Ultra 3を買う価値があるか?

まず、タイトルの結論を言うと「登山者はApple Watch Ultra 3を買う価値がある」と言えるでしょう。特に、Apple Watchや初代Apple Watch Ultraユーザーの方は恩恵が大きいのではないでしょうか?

 

基本的な使い勝手そのものは初代からほとんど変わりませんが、バッテリー持ちや緊急時のサポートがより充実したものになる感じです。

 

詳細を以下に説明します。

 

 

性能比較

 

まずは主な性能を初代UltraとUltra3で比較してみましょう。変更点は赤字で示しています。

 

Apple Watch Ultra  vs  Apple Watch Ultra3

 

Apple Watch Ultra (初代)

Apple Watch Ultra 3

発売年月

2022年9月

2025年9月

価格

124,800円

129,800円

SiP/メモリ

S8 SiP 

U1チップ(超広帯域)

メモリ:32GB

S10 SiP 

第二世代の超広帯域チップ(U2)

メモリ:64GB

バッテリー

通常:36時間

低電力モード:60時間

通常:42時間

低電力モード:72時間

通信

モバイル通信:LTE、UMTS

Wi-Fi (802.11b/g/n)

モバイル通信:LTE、5G

Wi-Fi 4(802.11n)

衛星通信

GPS

L1/L5高精度二周波GPSGLONASSGalileo、QZSS、BeiDou

L1/L5高精度二周波GPSGLONASSGalileo、QZSS、BeiDou

耐環境性能

MIL-STD-810H

耐低温仕様:-20°

100m耐水

MIL-STD-810H

耐低温仕様:-20°

100m耐水

搭載センサー

血中酸素、心拍、皮膚温、高度、

加速度、コンパス、ハイダイナミックレンジジャイロスコープ、水深、水温、環境光

血中酸素、心拍、皮膚温、高度、

加速度、コンパス、ハイダイナミックレンジジャイロスコープ、水深、水温、環境光

ディスプレイ

LTPO2 OLED常時表示Retina

(410x502pix)、最大2000ニト

LTPO3 広視野角OLED常時表示Retina

(422x514pix)、最大3000ニト

重量

61.3g

61.6g(ブラック:61.8g)

その他

 

ダブルタップと手首フリックのジェスチャー

 

Ultra3の目玉はなんと言ってもバッテリーの使用時間が36時間から42時間に6時間も伸びたことでしょう。個人的買い換え理由の70%はこれです。

 

アウトドアユーザー(特に登山)にとってモバイル機器のバッテリー持ちは死活問題、下手すると生死に関わる事態に発展しかねない重要なスペックなので、このスペック向上は大歓迎。

 

そして遂に、衛星通信にも対応しましたね。北アルプスなどの山深いところでは電波が入らないところも多い中で、スマホで緊急時の連絡など出来ない地域でも衛星経由で、テキストベースですがSOSできるようになりました。

 

Apple Watch Ultra3での衛星通信デモ

衛星通信デモが出来るのでやってみました。接続するのに数秒かかりますが、指示通りに少しApple Watch Ultra3を傾けるだけで衛星を補足できました。

 

iPhone側でも衛星通信できますが、通信機器の二重化や手元にあり操作しやすいなどを鑑みると、不測の事態に役立つ機能追加であることは間違いないでしょう。

 

加速度センサーを使用して滑落など検知し、事故後にSOS自動発報機能などもあるようで、これで登山の安全性向上が期待できます。

 

あと、画面が見やすくなっています。角度の付いた状態で画面を見る場合に、はっきりと見えるようになりました。また、晴天時の眩しいときでも画面が明るくなったので、よりくっきり見えるようになりました(初代Ultra比)

 

使ってみて地味ではあるけれども有用な機能だと思ったのが、手首フリックです。

 

手首フリックは前画面に戻りたい場合に、手首をくるっと素早く返すだけでどこからでも戻ることができる機能です。

 

今まではアプリやメニューの階層深いところから戻るのがちょっと面倒でしたが、これで素早く時計のあるホーム画面まで戻ることができるようになりました。

 

 

今後のApple Watch Ultraに期待すること

 

衛星通信でパケット通信出来るようにしてほしい。せめて天気予報だけでも!

 

これ、iPhone側では天気予報に限って衛星通信機能追加の噂がありますね。それもかなり嬉しいですが、Apple Watch側でも是非!

 

やはりバッテリー持ちは72時間(3日間)ほしい!

 

節約すれば結構持つのですが、基本スペックとして72時間欲しいですね。そうすれば、長期縦走にも耐えられるし、モバイルバッテリーの節約にもなります。

 

外気温計がほしい!

 

現在地の気温を知るための外気温計の搭載を希望します。現状の気温はネットの気象情報から取っているので、通信環境の悪いところでは気温も分からないんですよね。

 

【X3 M40d (G01 LCI)】BMW X3 M40d オーナーズレビュー

AIに描かせたらMモデルっぽくなってしまった

 

BMW X3 M40dが納車されてから、かれこれ1年以上。

 

12,000km以上走りました。

 

 

 

先に言っておくと、この車はすでに一世代前のモデルで、フルモデルチェンジした新型としてG45 X3が売り出されています。しかし、G45では2025年8月現在まだディーゼルエンジン搭載のM Performanceモデルが発売されていないので、M40dの後継車はまだ無い状態です。

 

さて、BMW X3 M40dのオーナーインプレッションになります。BMW Tokyo Bayでの購入前試乗時のインプレは以下のリンクからご覧ください。

 

daydream2006.hatenablog.com

 

 

BMW X3 M40dはGTカーである

 

X3 M40dを一言で言うと「今時のGTカー」

 

GTカーのGTは「Gran Turismo:長い距離を速く快適に移動すること」という意味のイタリア語が語源ですが、今まではセダンやクーペなどの快適性を兼ね備えた高性能なスポーツモデルを指して使われることが多かったかと。

 

しかし、SUVを各社主力車種に据えるようになった昨今では、従来のGTカーに匹敵する性能を持ったSUVも現れるようになりました。しかも、SUVはセダンやクーペと比べて荷物が多く積載できるなど実用性を兼ね備えているだけでなく、着座位置から視点が高い上に、乗り降りしやすく高い快適性を持ちあわせていますからね。

 

故に、SUVもGTカーのカテゴリに入れて語られるべき時期に差し掛かっているのではないでしょうか。まさにX3 M40dはその中の一台に相応しい車と言えます。

 

 

直列6気筒ディーゼルターボエンジン

 

X3 M40dがGTカーと言える理由の一つに挙げたいのが、全長4725mm、全幅1895mmのミドルサイズSUVボディに、エンジン形式名「B57D30B」を与えられた直列6気筒 3L ディーゼルターボエンジンを搭載していること。

 

このエンジンのスペックは以下の通り。

 

最高出力:250kW(340ps) / 4400rpm

最大トルク:700Nm(71.4kgm) / 1750-2250rpm

 

このBMW 直列6気筒ディーゼルターボエンジンから生み出される700Nmという強大なトルクを意のままに操ることが、この車に乗る大きな理由の一つ。

 

SUVにも関わらず、BMWの標榜する「駆け抜ける喜び」を X3 M40dに於いては非常に高いレベルで体現。M Performanceモデルとして相応しい仕上がりになっています。

 

機敏なアクセルレスポンス、滑らかな吹け上がり、溢れ出る強烈なトルク。本当にディーゼルなのか?と疑うほどのスポーティーさを兼ね備えたフィーリングのエンジン。

 

まるで大トルクを発生する高出力モーターが付いているような、滑らかなのに強烈な加速。一方で、いかなる速度域からも湧き出るようにトルクを捻り出す余裕があるV8エンジンを積んだ高級車のようなテイスト。

 

そのトルクは、高速道路でのクルージングにおける「ゆとり」に現れます。長距離ドライブをしていると疲れ方が顕著に違いますからね。とにかくトルクフルなエンジンなので、加速や追い越しに一切のストレスを感じません。

 

かといって、車が大きすぎ、もしくはパワーがありすぎて、街乗りで扱いにくい車ということは全くなく、安心してふだん使い可能です。

 

M40dは日本の街中で扱うにも大きすぎないサイズ感で、アクセルON/OFFを繰り返す街乗りをしていても、力の出方が適切かつ速度の収まりが良いので運転しやすいです。この万能性もM40dの魅力の一つと言えると思います。

 

また、マイルドハイブリッドなのでアイドリングストップからの復帰も静かですし、走り出しや加速を補ってくれていますね。

 

当然ボディ剛性も非常に高く、道路状況により自動で前後輪の動力配分を行うxDriveを採用する四輪駆動ということもあって、走行時における安定性はかなりのレベル。

 

車重は2tを越え、かなりの重量なのですが、その重さがドッシリとした安定感に寄与していることは間違いなく、高速道路での直進安定性は言うことなしです。まさにクルーザー。

 

コーナリングや車線変更など、リアタイヤ左右の回転差が発生するような状況においても、電子制御での左右リアの回転差を最適化する機構(Mスポーツ・ディファレンシャル)が付いていることもあり、コーナー出口での挙動は非常に安定しています。

 

 

乗り心地

 

足回りはお世辞にも柔らかいとは言えませんが、ガチガチに硬いかというとそうでもありません。

 

この車は電子制御ダンパー(アダプティブMサスペンション)を搭載しており、パフォーマンスコントロールでコンフォートとスポーツの2段階足の硬さを変えることが出来ます。柔らかめのコンフォートセッティングでは、一般道を低速走行しているとき道路の凸凹をそこそこ拾います。特に瞬間的に大きな入力があるような揺れはそのまま拾う傾向が強いですかね。

 

その代わり、高速道路で高速巡航しているときは、道路の継ぎ目などはあまり気になりません。高速道路での巡航のほうが硬さが気にならないセッティングだということですね。

 

ただ、硬めなのも悪いことばかりではなく、それが運動性能に直結するわけで、スポーツ性能の高さを表しています。実際に乗っていてもパワフルなエンジンとともに、この車を性格づけているものとして納得のいくものです。M Performanceモデルであることをきちんと理解した上で乗ることが重要です。

 

ハンドリングに関してはもの凄く気に入っています。車速によって前輪の切れ角が変わるハンドル(バリアブル・スポーツ・ステアリング)ですが、高速では切れ角少なく直進安定性重視、後退など低速時ではハンドルが片手で回せるくらい軽くなり、切れ角が大きくなるので取り回しが良くなります。

 

路面状況について適度にフィードバックの感触がありつつも、しっとりとした雑味の無いハンドリングで、走行ラインもバッチリ決まるBMWらしいスポーティーさと高級感を兼ね備えたフィーリングですね。

 

あともう一つ付け加えるなら、意外と車内の静粛性は高いです。フロントガラスをノイズを低減する合わせガラス(アコースティックガラス)にすれば、乗っていてもエンジン回さないと音はほとんど聞こえてきません。風切り音やロードノイズもよく抑えられています。

 

 

LEVEL2 運転支援システム

 

高速道路で最も効果を発揮するのがADAS、つまり先進運転支援システムです。スバルのアイサイト(Ver.3)と比較すると、比較的ジェントルな制御になっていて賢いオートクルーズを楽しめます。

 

車間調整や追い越し時などの加減速について、アイサイトは比較的短時間で仕事しようとして若干忙しい操作をする印象なのですが、BMWはその点穏やかにしつけられていて、するするっといつのまにか加減速を行い車間調整している感じですかね。また、BMWの方が車間を広めに取る傾向があります。

 

運転支援機能における制御の質そのものは、アイサイト・BMWともに素晴らしく、下手な人間の運転より賢いなぁ、と思うところもあったりしますね。

 

さらに、特定の高速道路での渋滞時はLEVEL2の自動運転が可能で、前車追従のための加減速だけでなくステアリング操作も自動化され、時速60kmまでハンドルから手を離したハンズオフ運転が可能なのです。これでますます渋滞運転時の疲労は低減されるわけで、本当にこれはスゴイ。この機能無しにもう高速道路走れなくなりました。

 

www.bmw.co.jp

 

アイサイトと比較すると悪天候に強いです。最近のレーダー付きのアイサイトXはわかりませんが、カメラのみで制御しているアイサイトだと、強い西日や豪雨などカメラで視界が確保できない状況下において運転支援が使えないときが結構あるのですが、BMWではあまりないですね。

 

ただ、BMWやスバルに限らず運転支援そのものが発展途上の機能なので、全幅の信頼を置けるかといったらそうでは無く、まだまだ人間の介入が必要になりますけどね。

 

 

エクステリア

 

車のデザインについては完全に個人の嗜好の世界なので善し悪しは語りませんが、LCI後のデザインは個人的に気に入っています。よく見てみるとボディは曲面を多用しているデザインですが、時折現れる直線的な造形と塊感がドイツ車っぽくて好きです。

 

M PerformanceモデルとMspoモデルの外観上の大きな違いと言えば、タイヤサイズ、Mブレーキキャリパー、キドニーグリルのMロゴバッジ、グリルシャッター、エキゾーストパイプの色くらいですかね。

 

タイヤサイズは前輪が245/45R20、後輪が275/40R20で、ランフラットのブリヂストン  アレンザ001を履いています。LCI前は21インチのホイールが標準だったのですが、LCIで20インチにインチダウンしています。21インチは見栄えは良いのですが、LCI前のモデルに乗ったときは乗り心地が悪いと感じたので、個人的にこのインチダウンは歓迎です。

 

グリルシャッターは何で全グレードに採用しないのか謎。あるとデザインが締まる装備です。キドニーグリル越しに見えるラジエーターとその前の棒がこれで見えなくなるのはありがたいですね。夏の暑い時期はシャッター開いちゃいますけど。

 

 

インテリア

 

最近のBMWのトレンドから言うとややコンサバティブな感じがありますが、質実剛健ながら安っぽさを感じさせない素材感やデザインは、G01 X3の良いところ。

 

シフトノブ回り(夜間)

 

シートはMスポーツシートではなく普通のレザーシートにしました。試乗したときに、Mスポーツシートは体に合わないと感じたからです。特に長距離ドライブをする人はシートの選択は慎重に決めた方が良いですね。

 

12.3インチと大型のセンターディスプレイは高精細で、運転席メーターもフル液晶(こちらも12.3インチ)で見易くて良いです。最近のカーブドディスプレイ搭載のiDrive8以降の表示よりも、iDrive7のメーター表示やインターフェースの方が個人的には好きなので、むしろ最新でなくて良かったくらい。

 

外車らしく間接照明のイルミネーションは夜に走ると綺麗ですし、オプションの電動パノラマガラスサンルーフはガラス部分が大きくて開放感あります。なんと言ってもM Spoモデル共通の黒で統一された内装が好みなんです。

 

電動パノラマガラスサンルーフ全開

 

ちなみに、これもオプションの1つですが、ハーマンカードンのオーディオを入れておくとQoD (Quality of Drive :  ドライブの質)が向上します。設定からLogic7 サラウンドというイコライザーをONすることでサラウンド効果が設定され、ノーマルよりも明らかに広がりがあり包み込まれる良い音に聞こえますよ。

 

 

ナビ

 

X3 M40d では横長の12.3インチディスプレイとともに、ナビやカーインフォテイメントとしてiDrive7が搭載されています。

 

最新のBMWはiDrive9が搭載されているので、すでに3世代くらい前のシステムなのですが、はっきり言って最近のiDrive8 (8.5含む)以降のユーザーインターフェースがイマイチなんですよね。iDrive7は前のバージョンにもかかわらず、まだ「マシな」インターフェースを持ったナビと言われることが多いですし、私もそう思います。

 

iDrive7のナビ画面は高精細で地図表示などは綺麗なのですが、走行軌跡が記録できなかったり、ハイウェイモードがなかったり、目的地検索の情報量が少なく、経路検索もイマイチだったりしますね。

 

ただ、目的地検索はスマホGoogleマップアプリからMy BMWアプリ経由でナビに目的地転送できるので、よほどのことがなければ車載ナビで目的地検索することはなくなりました。こっちの方が情報量の多さ含め間違いなく便利なので。

 

ナビの地図アップデートは1年に4回ぐらいの頻度で行われています(2024年12月現在)。ディーラーでアップデートを有償でやってもらえますが、パソコンとUSBメモリがあればセルフアップデート可能。

BMW Download Managerから最新地図データをダウンロードできる

 

とはいえ、BMW純正ナビは最近使用しておらず、Apple CarPlayでナビアプリ使ってます。それが正直な評価。

 

 

ラゲッジ

 

リアの荷室は550Lの容量を持ち、同じクラスのSUVのラゲッジスペースとしては平均的。

 

開口部は広く奥行きがあります。X4のようにリアゲートの高さが気になるようなところもありませんので、荷物の出し入れにもさほど苦労しません。当然、リアゲートは電動開閉機能付き。トノカバーも標準装備で床下収納可能。

 

ラゲッジの床下に収納スペースはありますが、そんなに広くはないですね。12V電源ソケットやフック類など充実しており使い勝手は悪くないです。

 

ゴルフバッグやアウトドア用具などの一式を余裕で積めますし、普段使いでラゲッジスペースが足りなくて困ったということもないので、個人的にラゲッジに不満はありません。

 

燃費

 

カタログスペック上だとWLTCモードで13.8km/Lとなっています。

 

納車当初は燃費があまり上がらないのですが、所有して半年ぐらい経つとエンジンもだいぶ当たりが付いてきて燃費が上がってきます。個人的な使用感だと、ストップアンドゴーが多い市街地だと10km/L前後くらいの燃費に収まると思います。

 

#燃費はドライバーのアクセルの踏み方に大きく左右されるので、ここはあくまで私のケース

 

しかし、この車に乗る方は高速道路を多用するのではないでしょうか。コンフォートで運転支援使いながらゆったり走ると20km/L以上、追い越し車線を使いながらペースを上げて走ると16〜18km/Lくらいの感覚です。ハイパワーな6気筒3Lディーゼルターボと考えると燃費は悪くないと思いますね。

 

先日、往復で600kmくらいのドライブをしたのですが、満タンにしておけば余裕で無給油往復できます。メーター上で航続可能距離が確認できるのですが、満タン時はいつも1100km越えています(下の写真では1286kmになっている)。

 

メーター回り(夜)

 

油種も軽油なので、同じクラスのガソリン車よりもランニングコストは安いですね。

 

【まとめ】X3 M40dの良いところ箇条書き

 

・エンジン。パワフルなのに扱いやすい。このエンジンを味わうためにある車

・エンジン音。ディーゼルなのに回すと良い感じに

・走り。M Performanceモデルに恥じない出来で満足度半端ない

・足回り。やや硬めでスポーティー

・ハンドリング。取り回しよい。しっとり。ライン狙いやすい

・静粛性。意外と静かな車内

・運転支援(ADAS)。これ無しに高速乗れなくなる。制御が賢い

・ヘッドアップディスプレイ。標準で付いてくる。見易い

・iDrive7。iDrive8や8.5より分かりやすいインターフェース

・Mブレーキ。フロント4ポッドは強力。外観もカッコいい

・オートブレーキホールド。エンジン切っても設定がずっと保持される

・グリルシャッター。全車標準装備すべき

・360°アラウンドビューモニタ。駐車時に便利

・My BMWアプリ。施錠やナビへの目的地転送がスマホから出来る

ハーマンカードン。オプションのオーディオだが、あるのと無いのとでは天地の差がある。LOGIC7サラウンドは必ずONにしましょう

軽油。ガソリンより安くランニングコスト

・燃費。排気量とスペックの割には良好な燃費

・ブレーキダスト。昔のBMWより改善されている。でも国産車よりは出る

BMWに限らず最近の車は各種設定やエアコンの温度調整などを、センターにあるタッチパネルに集約しようとしているが、このG01 X3は世代が古くそうなっていない。つまりボタンが適度にあり使いやすい

・この手の車は維持費が高いと思われているが、過失による部品交換がなければほとんど維持費は掛からない。点検代も初めに払ってるからいつもゼロ円よ

 

 

【まとめ】X3 M40dの悪いところ箇条書き

 

・ナビ。ルート検索がイマイチ。走行軌跡とハイウェイモードがない

iPhoneとの接続。AppleCarPlayはワイヤレスで自動接続するが、なかなか接続しないことがある

・低速時の突き上げ。電子制御ダンパー搭載なんだからもうちょっとどうにかならなかったものか。でも、スポーティーな車として考えれば酷いわけでは無い

・ブレーキフィール。大トルクをガッチリ止める強力なブレーキを装着しているので仕方ないのだが、スッと止まるには繊細なブレーキタッチが要求される

・1895mmの全幅。乗っている分に大きさはあまり感じないが、駐車場などで意識させられることは少なくない

・少なからぬ自制心が必要。油断してると免許が何枚あっても足らない

 

 

総評

 

初めにも言ったように、X3 M40dはGTカーです。この車の存在意義や立ち位置をきちんと理解して乗る分には最高の車です。使い勝手の良いSUVでここまで走れる車が出来てしまうと、本当にセダンやクーペの立場が厳しくなってきますね。

 

似たような車というと、メルセデスGLC43とかアウディSQ5、ポルシェマカンあたりになるかと思いますが、この車格と価格で6発ディーゼルでとなるとこの車しかありません。ある意味、唯一無二。

 

M Perforomanceモデルとして国産車にはないレベルのスポーティーさを充分に味わうことが出来る上に、直列6気筒ディーゼルターボエンジンが生み出す絶大なトルクを生かした強烈な加速から大排気量高級車のようなクルージングまで楽しめる実用的な一台として、非常に完成度の高い車であることに疑う余地はありません。

 

フルモデルチェンジしたX3(G45)が発売されています。噂だと直6ディーゼルターボモデルは遅れて設定されるものの、日本に導入される予定はないというのは本当?!

 

もう新車では買えない車になってしまいましたが、長く乗っていきたいと思っています。M40dが良すぎて買い換えたい車が見当たらないというのもありますけどね。

【レビュー】mophie Magnetic Car Vent Mount with BMW X3(G01)

BMW X3(G01)で使用するiPhone用の車載マウントとしてApple Store限定商品の「mophie Magnetic Car Vent Mount」を購入したので使用感を書いてみたいと思います。

 

www.apple.com

 

 

 

車載の純正ワイヤレス充電使えない問題

 

X3には純正のワイヤレス充電(Qi)がついており、そこにiPhoneを置いて充電しながら使用することができます。

 

しかし、BMWに限らずワイヤレス充電を使ったことがある方なら分かると思うのですが、以下の欠点があり、今ではすっかり使わなくなってしまいました。

 

・充電中、iPhoneが熱を持ちバッテリーに悪影響を及ぼす

・充電中の熱でiPhoneが停止してしまう(特に気温の高い夏)

 

特に夏場の熱によるiPhone停止を過去何回も経験していたので、どうにかしたいと思っていたのです。

 

ワイヤレスではなくUSB-Cによる有線充電に切り替えたのですが、最近はスマホのカーナビアプリも使うようになったので、運転席から見やすい位置に設置したい要件がでてきました。

 

そこで、エアコン吹き出し口で固定するiPhone車載マウントを購入してそこに置くことに。

 

X3に付けても恥ずかしくない、カッコいいマウントを探していたら上記の「mophie Magnetic Car Vent Mount」を見つけました。

 

Belkinじゃダメなの?

 

似たような製品でAmazonで販売しているBelkinの製品がありますね。

 

 

初めはこちらを検討していたのですが、ワイヤレス充電が不要なのと表面のラバー面が剥がれやすく弱いというレビューがあったので、ほぼ同じ見た目のmophieの製品にした経緯があります。

 

ワイヤレス充電機能が必要な方はBelkinの製品の方が安価で良いでしょう。

 

装着感/使い勝手

 

mophie Magnetic Car Vent MountはiPhoneのMagSafeの磁力を使って固定する方式なので、見た目がとてもシンプルかつデザインが優れています。これが決め手。

 

正面から。装着するとこんな感じ

上から

 

ある程度お値段のする車の内装でも、プラスチック丸出し感や安物感は無いため、車内に付けていても浮いている感じがありません。

 

エアコンの吹き出し口に固定するタイプですが、吹き出し口のフィン部分に下の写真の後方にある爪を引っかけてガッチリ固定する仕組みになっており、外れにくい構造になっています。

 

カーナビアプリのような重いアプリを動かしているとiPhoneが熱を持ってくることがありますが、夏場はエアコンで冷却されるので熱だれ防止にもなりますね。

 

https://store.storeimages.cdn-apple.com/1/as-images.apple.com/is/HRX82_AV3?wid=2000&hei=2000&fmt=jpeg&qlt=90&.v=ZWVrOHJGbmhOZXNoRGhiZ2o0b3dXQ1RkTXNZOFJZTitTVFE0NHl0VW5Cb0YwVmtIbGRkS25RMVpBRlo0bk5DUURSNlkwNVJ5c2NpTFhkcXlKdjVrdHc

写真を見て頂ければ分かるように、取り付け部や可動部の剛性はかなりしっかりしています。iPhoneとの接触面もラバーになっており傷つきにくくなっています。

 

実際にApple純正MagSafe対応シリコンケース付きのiPhone16 Proを付けていてもガタガタ言ったり、外れたりと言ったことは今のところありません。MagSafeも初めは不安でしたが、車の揺れ程度では全く問題ないことを確認できました。

 

となると、iPhoneの脱着はどうなるんだ?と思いがちですが、そのあたりも問題なしです。iPhoneを近づければ吸い込まれるように付きますし、離すときにもちょっと傾けてあげればパッと取れます。MagSafe本当に便利ですね。

 

とりあえず、BMWのG型内装のエアコン吹き出し口には問題なく付いたのでお伝えしておきます。マウントを取り付けたエアコン吹き出し口の風向調整が出来なくなりますが、今のところ問題はその程度です。

 

以上。

 

山小屋泊の楽しみ「山小屋メシ」〜 北アルプス編

登山中の宿泊と言えば私は圧倒的に山小屋派!

 

理由は簡単で、単純に背負って登る荷物を減らしたいから。そして若いときに憧れた山小屋泊をある程度出来るような年齢になったからである。

 

だいたい、山登ってヘトヘトになっているのに、テント場についてテント広げてご飯の準備するなんてもうムリ。かなりの高確率でご飯抜いて寝てしまうと思う。

 

でも、それは次の日の行動を考えたらNG行為なので、そうならないためにも高いお金を払って一泊二食付きの小屋泊にしているところもある。

 

最近はどの小屋も人数制限してるので昔より全然快適だし、見知らぬ登山者とのコミュニケーションも良いモノです。

 

で、気になるのは「山小屋メシ」だ。

 

せっかく高い宿泊代を出しているので、できれば美味しいご飯を食べたいもの。期待せずには居られないわけで、ここで私が食べてきた「山小屋メシ」の一部を公開していきたいと思う。

 

注意頂きたいのが、山小屋メシは山小屋の食事提供に対する考え方やスタッフの数、コストなどいろいろな要素があるので、山小屋ごとのメシの内容について善し悪しは語りません。あの環境の中、提供頂けるだけでもありがたいもの、と筆者は考えます。

 

#宿泊当時の山小屋メシを紹介していますので、現在でも同様の山小屋メシが食べられるとは限りませんのでご了承ください#

 

では、まずは北アルプス編。

 

 

 

槍ヶ岳山荘

 

www.yarigatake.co.jp

 

深田久弥に著書である日本百名山で「いやしくも登山に興味を持ち始めた人で、まず槍ヶ岳の頂上に立ってみたいと願わない者はいないだろう」と言わしめたのが槍ヶ岳

 

その肩にある小屋が槍ヶ岳山荘。もはや説明不要かな。

 

そんな登山者憧れの槍ヶ岳に登頂の際には是非泊まりたい小屋ですよね。この小屋の前から見る晴れた日の朝夕の景色は超絶景。槍の頂上からは北アルプスを一望でき、その中心にいるのだと実感できること間違いなし。

 

槍ヶ岳山荘には何度か宿泊させて頂いているが、最近夕食の傾向が変わった気がする。

 

2024年のある日の夕食@槍ヶ岳山荘

 

以前はハンバーグとか無難な感じで、正直な話、大人数食事出さないといけないからまぁ仕方ないかという感じだったのに、2024年に泊まったときにはなんと中華料理がメインディッシュとして出てきた!

 

少し辛い炒め物でしたが、疲れた体でも食欲沸いてきて、とても美味しく頂きました。

 

大天荘

 

www.enzanso.co.jp

 

燕岳から常念・蝶ヶ岳方面に向かうパノラマ銀座に向かう際に便利な山小屋。私は表銀座縦走の際に、大天井岳の山頂を踏みたかったのでこの小屋に泊まりました。健脚者なら中房温泉登山口からその日のうちに行けます。

 

この小屋は燕山荘グループの小屋なので宿泊者に対するホスピタリティという面では非常に高いものがありますね。北アルプスで一二を争うと思います。

 

私が行ったときは夕食に関して魚料理か肉料理かを選択できました。旅館ではなく、山小屋なのにこれを聞かれたのは初めてでしたね。私は肉を選択したところ、ハンバーグでした。

 

2020年のある日の夕食@大天荘

 

2020年のある日の朝食@大天荘



標高2900mくらいある山小屋の食事とは思えないクオリティ。見てるだけで美味しさが伝わってくるし、実際とても美味しい。

 

2020年の夕食後の喫茶@大天荘

 

しかも、夕食後には食堂がランプの明かりを灯した雰囲気のある喫茶室になり、本格的なコーヒーとケーキが楽しめたりと泊まる価値のある山小屋です。

 

 

野口五郎小屋

 

www.gorougoya.com

 

裏銀座縦走の際に宿泊した小屋。こじんまりとした小屋ですが、その位置から山慣れした健脚者が利用する小屋(ほとんどの人が手前の烏帽子小屋で泊まる)のため、他の小屋泊の方と楽しいコミュニケーションが取れた思い出の小屋です。

 

野口五郎小屋

 

大きくてサービスの行き届いた有名な山小屋もいいですが、小さな小屋だからこそのアットホームな雰囲気と親密になれる見知らぬ山仲間との会話も楽しみの一つです。

 

私が行ったときは、ある意味離島のペンション的な雰囲気があり、なんと長期滞在者が数名いらっしゃいました。何もない山小屋で長期滞在って何してるんでしょうね?

 

そんな野口五郎小屋のメシは天ぷらでした。

 

2019年のある日の夕食@野口五郎小屋

 

まさか裏銀座の山の中でできたての天ぷらが食べられるなんて、、、最高すぎる!本当に美味しかったのを覚えています。

 

私の大好きな山小屋の一つなので、裏銀座縦走に挑戦する健脚自慢の方には是非宿泊して頂きたいですね。

 

 

水晶小屋

 

mitsumatasanso.com

 

前記の野口五郎小屋から水晶岳に向かう際、雨に降られたので一時退避した小屋が水晶小屋でした。水晶小屋は北アルプスの最深部にある小屋で、行くのが簡単ではないだけに行ったことを自慢できる小屋です。

 

なので、水晶小屋に宿泊してはいないのですが、お昼ご飯として山小屋メシを頂きました。

 

2019年ある日の昼食@水晶小屋

 

水晶岳の帰りに小屋にデポしたザックを取りに行った際に「おなか空いたので何か食べたーい」と小屋番さんに言ったら、これならすぐ出来ますよー、と言われて頼んだのが写真の力汁。

 

豚汁?に焼いたお餅の入った具だくさんの汁物で、満足度の高いお昼ご飯でした。お餅が入っているので腹持ちが良く、汁の塩分が水晶岳の登山で疲れた体を回復してくれたおかげで、この後の鷲羽岳も難なく踏破できました!

 

 

双六小屋

 

www.sugorokugoya.com

 

新穂高から裏銀座や西鎌尾根経由の槍ヶ岳方面に向かう中継地点としてよく利用される小屋ですね。私も何度か利用させて頂いていますが、双六小屋グループの山小屋(鏡平や黒部五郎など)はホスピタリティの高い小屋が多いので、是非一度は泊まって頂きたいですね。

 

その中でも双六小屋は中心的存在で、一番大規模な小屋でもあります。黒部五郎から新穂高への帰路の途中で宿泊させて頂きました。

 

2023年のある日の夕食@双六小屋

 

双六小屋の食事は満足度高いです。有名ですが夕食は天ぷらがメインディッシュとして出てきます。おいしいサクサク天ぷらがこの量出てくるのはビックリですよね。ここは新穂高から何時間もかけて歩く必要のある、北アルプスの山の中ですよ!

 

お昼に食べたカレーもレトルトなどではなく、手作りでとても美味しかったのを覚えています。やはり食事が美味しい山小屋は魅力的!人気があるのもうなずけますね。

 

 

 

編集後記

 

山小屋泊の大きな楽しみと言えば、山小屋の食事に尽きます。

 

各山小屋で趣向を凝らした食事は登山の疲れを癒してくれるだけではなく、明日の登山への活力にもなりますからね。また、食事の時の他の登山者とのコミュニケーションも良いスパイスになります。

 

おいしい食事を提供してくれる山小屋の小屋番さんたちに感謝しつつ、我々登山者も山登りに勤しみたいと思います!

私の「下山メシ」 奥多摩・八ヶ岳方面

以前、本屋で山関連の本を物色していたら、山と溪谷社から出ていたこの本を見つけたことがあった。「関東周辺 美味し愛しの下山メシ」だ。

 

 

「そうそう、下山後の食事は温泉と合わせて楽しみの一つだよね〜」とか思いながら手に取った記憶がある。関東周辺の低山、奥多摩とか丹沢とか私もよく行く山域の近くのお店を紹介しているので、そのあたりよく行かれる方は是非読んでみてほしい。

 

と思っていたら、忘れた頃にいつの間にかドラマになっていて、昨年(2024)末にテレビ東京で「下山メシ」として放映されていた。

 

www.tv-tokyo.co.jp

 

おぉ、孤独のグルメで当てたテレビ東京が「登山」と「メシ」で柳の下のドジョウを狙ってきたか!と思いつつ、私の需要に見事にマッチしているのでTVerで毎週チェックしてました。

 

御岳駅前の中華料理屋とか、奥多摩フードコートとか、古里駅前のセブンイレブン隣の食堂とか存在は知っていたけど、どこも利用したことが無かったから参考になりました。今度行ってみよう。

 

 

私の下山メシ

 

私が登山へ行く、という行為には「登山」「温泉」「下山メシ」が必ずセットになっている。なので、下山後にまず行くのは温泉。登山後の汗臭い状態でご飯食べたくない。北アルプスなどで長期縦走した後などはなおさらだ。

 

奥多摩だと登った山にもよるが小菅の湯、丹波山ののめこい湯、数馬の湯あたり。丹沢だと比較的穴場の富士見の湯、湯花楽とか。八ヶ岳は美濃戸口付近だともみの湯。登る山とその日の気分でチョイスしますかね。

 

ちなみに、私は車で登山に行くことがほとんどなので、書籍やドラマの「下山メシ」にある駅チカという条件は考慮しません。

 

そして、ひとっ風呂浴びた後で下山メシなのだが、大抵は温泉施設に付属している食堂で済ましちゃいます。移動するの面倒だし。

 

 

奥多摩

 

個人的には「小菅の湯」と「のめこい湯」は奥多摩食堂付き日帰り温泉施設の二大巨頭(異論は認める。両方とも住所的には山梨だし)なのです。もえぎの湯とか瀬音の湯、つるつる温泉もいいけど、いつも混んでるからちょっとなぁ。

 

雰囲気や泉質はのめこい湯だと思うのですが、施設や食事を含めると小菅の湯が一歩リードかな。

 

kosugenoyu.jp

 

 

 

nomekoiyu.com

 

 

 

小菅と言えば、川魚。山女焼き御前

山女焼き御前。コーラは別売

小菅は道の駅と併設された温泉なのですが、道の駅の方でも山女の塩焼きを売ってたりするので、名物なのかな?

 

奥多摩源流域だけにキレイな川の中で育ったヤマメは絶品です。

ほうとう

12月に登った三頭山の下山メシ。小菅は山梨なのでほうとうは地元料理ですね。冬山を下りたばかりのほうとうは、温かく具だくさんで美味しかったです!季節料理なので提供していない時期があります。

 

丹波山ののめこい湯の食堂はオーソドックスなメニューが多いですね。カツ丼とかカレーとか。写真は無いですが、下山メシとして十分イケます。

 

八ヶ岳

 

八ヶ岳の場合、お風呂に入った後は渋滞に巻き込まれないように一目散に高速に乗って東京方面に帰るので、登山口周辺でご飯を食べるとしたら、お風呂込みで美濃戸口のJ&Nくらい。

 

高速に乗った後どうするかというと、とりあえず車を東京方面にカッ飛ばして談合坂SA、、、ではなく、初狩PA(上り)に行きます。

 

 

 

初狩PAは笹子トンネルを抜けて大月インターの手前にある小さなPAなのですが、ここにある食堂の「田舎うどん(大盛)と手むすびセット」がいつもの定番です。ここ見つけてからはいつも寄ってた談合坂SAには行かなくなりました。

 

うどんは富士吉田の吉田うどん。コシのある麺に出汁の効いた醤油+味噌のつゆで、辛味噌(すりだね)を混ぜて頂くうどんはとても美味。しかし、メインはセットの手むすび(おにぎり)。これがヤバイ。

 

田舎うどんと手むすびセット

 

ここのおにぎりは農林48号という山梨で栽培されているお米を炊いて作られているのですが、高級寿司店でも使われている希少な品種らしく、これがおにぎりに非常に合う!

 

粘り気はそんなに無くあっさり系のお米ですが、噛むと味わい深く、ほろほろとした食感のおにぎりは具を引き立たせるのでとても美味しいです。具は選べるのですが、個人的にはシャケが鉄板!

 

この小麦粉とお米の炭水化物天国が登山で疲れた体に沁みるのです。実際、疲労回復に炭水化物は欠かせないみたいですから。

【使用レビュー】ヘルシオトースター SHARP AX-WT1 

15年ぶりにトースターを買い換えました。SHARPヘルシオトースター AX-WT1です。

 

 

 

トースターを買い換えた理由

 

トースターの前にオーブンレンジを15年前のシャープのヘルシオから最新のPanasonicのビストロに買い換えたのが切っ掛け。

 

ビストロは非常に多機能で便利に使っているのですが、ヘルシオにあってビストロに無い機能が恋しくなることがあります。それが「過熱水蒸気調理と脱油」なんですね。

 

揚げ物の温め直しや、脂の多い肉料理などヘルシオで料理すると脱油したのが分かるくらいにトレイに油が溜まっていたものが、ビストロではそうはならないわけで。

 

特に揚げ物の温め直しの時は余計な油分を取り除くので、サクサクかつカロリー低く仕上げてくれていました。なので、スーパーの惣菜も美味しくヘルシーに頂けていたので大変気に入っていたのです。

 

一応、ビストロにも似た機能はあるのですが、脱油はヘルシオほどではなくちょっと残念。ビストロでも仕上がりは十分美味しく出来ますけどね!

 

そこで、脱油機能だけ何かで足せないかなーと思案していたらありました。ヘルシオトースター AX-WT1に。

 

jp.sharp

 

近所の電気屋さんで話を聞いたら、トースターなのにヘルシオと同じウォーターオーブン機能があり、揚げ物などを温め直せるヘルシオ同様のリベイク機能があるとのことで心躍ったわけです✨

 

価格が3万円オーバーとトースターにしては強気の価格設定なので若干おののきつつも、今まで使っていたトースターも15年選手で引退間近ということで、思い切って買い換えました。

 

 

AX-WT1のトースター機能どうよ?

 

普通によいです。普通サイズの食パンを2枚まで同時に焼くことが出来ます。

 

そもそも「高機能なトースター」ってなんだそれは状態だったので、いろいろカルチャーショックを受けてます。

 

今まではワット数(1200Wとか900Wとか)と時間を指定して焼くタイプの単機能トースターだったのですが、AX-WT1は1〜2枚までの枚数、厚切りなどパンの厚さ、「ふわふわ度」や「焼き加減」を指定してスタートボタンを押しトーストします。

 

いつもの焼き加減などをメモリして素早く呼び出す機能もあります。

 

ディスプレイと操作ボタン等。操作系はこれだけ。

 

ふわふわ度は焼いたパンの中の食感を3段階で調整、焼き加減は読んで字の通りパンの表面の焼き加減を5段階で調整します。焼き時間は自動で計算するので指定する必要なしです。

 

焼き始めるとすぐに前面ガラスが曇って水で焼いているのがわかります。はじめは本当に大丈夫か?と焼き加減を目で見ながらトーストしていたのですが、いつもちょうど良い感じで焼いてくれるので問題なしです。

 

私は「ふわふわ」は3段階中2、焼き加減は4が好みです。少し焦がしつつもサクサクでややもちっとしたパンにトーストされるのが最高です。

 

水で焼く過熱水蒸気の効果はよく分かりませんが、もっちり具合はきっとそのおかげなのでしょう。前に使っていたヘルシオのトースター機能が微妙どころか使えないレベルだったので、少し心配していたのですが杞憂でした。トーストの焼き上がりはバッチリです。

 

ちなみにフランスパンやロールパン、クロワッサンの温めも出来ます。総じて中はふわふわ、外サクサクに仕上がるので、できたてのおいしさが蘇ります。

 

 

AX-WT1のリベイク機能はどうよ?

 

まさにこの機能を求めて買ったわけですが、100%期待通りでした。近くのスーパーで買ってきた揚げ物や冷凍フライドポテトがサックサクに仕上がるだけでなく、きちんと脱油してヘルシーにしてくれることを確認しました。

 

揚げ物以外でも焼き物リベイクができます。近くのおいしい焼き鳥屋さんで買ってきた焼き鳥のリベイクをよくやるのですが、しっとり仕上がるのでヤバイです。最高です。

 

リベイクで使用するトレーが付属してくるのですが、使うときはアルミホイルを隙間なくピタッと敷いて使っています。こうすると後片付けが楽なので。

 

リベイク後、アルミホイルの上に結構な油が溜まるんですよね。揚げ物のカロリーは侮れないです。脱油で口当たりが軽くなるので、もたれないんです。これが良い。

 

コロッケ2個リベイク直後の脱油状況

ヘルシオの凄いところはリベイクしてもパサパサにならないところ。水で加熱するから当たり前なのですが、しっとり適度に水分含んだ形で仕上がるのがまたいいんですよね。

 

AX-WT1はトータルでどうよ?

 

このトースターですが、我が家では電子レンジより使用頻度が高いです。朝食にトースター機能、夕食にリベイク機能と1日に2回使うことが多くなってます。

 

共働きなので夕食に一品増やしたいとなると、スーパーの惣菜に頼ることも少なくないのですが、リベイク機能で温め直しが神レベルになったのでQoL爆上がりですよ。

 

では、機能の総評です。

 

トースター機能:○(普通に美味しく焼ける)

リベイク機能:◎(揚げ物をからっと仕上げ、脱油でカロリーOFF。ステキ!)

 

トースター機能は食感もっちりとしたトーストが好きな人には良い選択になりそうです。そのかわり、サクサク感を追い求めたいとか、カリカリこんがり焼いた香ばしさを求める人には少し物足りない可能性があります。

 

そういう人は追加加熱すれば良いのですが、目視で手動が前提になるのでちょっと面倒ですよね。

 

リベイク機能は最高です。このために買っても良いかもしれない。本当に家で揚げ物する機会が激減しますし、今まで惣菜をレンジで温めていたのは何だったのかと思うようになります。ヘルシオ買うほどじゃないけどこの機能が欲しいという方には良いチョイスかと。

 

市販ピザの温めとかも普通に出来ます。焼き芋も焼けるみたいですが未使用。

 

お手入れはしやすい方かと。パンくず受けが底面にあり引き出して洗えますし、よく汚れる前面取り出し口付近も焼き網外せば容易に清掃できます。

 

 

さて、使ってみてのネガティブな感想も言ってみましょうか。

 

機能から価格を考えるとちょっと高いかな、という気はしますね。リベイクが得意なのでスーパーで惣菜の揚げ物や焼き魚などよく買う人はメリットあると思います。トースターだけなら全く普通なので他の買った方がいいかも。

 

個人的にはサクサクとした香ばしさを追求したトースト機能も欲しかったですね。AX-WT1は基本的にもっちり食感が前提で、そこに表面の焼き加減で香ばしさ調整するトースターなので、さほどサクサクにならないし香ばしさという面ではむしろ安いトースターの方が調整しやすいです。

 

形状についてですが、普通のトースターの1.3倍くらいの大きさがあります。特に上方向があるので、棚にトースター置いてる人は高さが27cm+10cm以上必要になるので要注意です(トースターの高さは27cmだが、説明書で必要空間として10cm以上開けることと書かれている)。

 

実際、使用時に扉の上から結構な蒸気が上がるので、上にすぐ壁があると水滴になったり、木とかだと傷んだりしやすくなるでしょうね。

 

また、ウォーターオーブントースターなのでパンを焼くときにも水を必要とします。正面左下に水タンクがあるのですが、何回かトーストやリベイクをしていると空になります。特にリベイクでは多くの水を使いますね。

 

水補給が必要となり、そこが一般的なトースターとの大きな違いになります。この手間をおいしさのためと考えるか、面倒と考えるかは使う人次第ですかね。

 

ちなみに、水タンクは空でもトースターとして機能しますが、タンクが空になっているのは教えてくれない仕様です。「あれ?なんか仕上がりがいつもと違うぞ」となって水タンクが空と分かるのは、水なしの使い方も想定しているから?