久しぶりに海上自衛隊横須賀基地のサマーフェスタに参戦。
こういう極度に趣味に振りきれる所に行く場合は、なるべく主行動に邪魔が入らない方が良いと考慮。そこで、同時二正面作戦(YS作戦/GZ作戦)の実施を決定する。
まず妻子を銀座方面へクレカのポイントで貰った買い物券で食事&買い物に行かせるという陽動作戦 -GZ作戦と命名- を展開。
陽動作戦成功を見届けると共に、主作戦たる横須賀方面侵攻作戦 -YS作戦と命名- を単独にて遂行。高温と強い日射により苦戦するも、これを見事に完遂させた。その成果をここに記したい。
※なんかいきなり、中二病的。なお、MI/AL作戦とは何ら関係はありません。
以下全てEOS 40D / EF17-40mm F4L USMにて撮影
横須賀の総監部に入ってすぐの逸見岸壁でお出迎えは護衛艦「むらさめ」。艦番号101のむらさめ型護衛艦ネームシップはここに健在。
武装などの上部構造物も見ることができましたが、基本昨年呉で見た同型艦「いなづま」と同じなのでこちらを参照ください。
「むらさめ」の前甲板部のVLSの説明書き。おや?むらさめの漢字が「叢雨」とありますね。確かにそう書くむらさめもあるけど、ご先祖様筋の某白露型駆逐艦が黙っていないヨ!
ちびしまとむらさめの艦尾。そういえば、今日は御本体の「きりしま」さんいらっしゃいませんでしたね。リムパックにまだ行っているのかな?
さて、次は逸見岸壁から吉倉桟橋に移動。係留中の護衛艦「いかづち」と「はたかぜ」に向かいます。
???「司令官!いかづちの「づ」は、「つ」に点々よ!「す」に点々じゃないから、そこのところよろしく頼むわね。ちなみにあのゲームに出てくる祖母は「す」に点々よ」
(注:これ、どうもゲームの方が間違ってますね。「雷」の読みも「いかづち」で正しい模様)
「いかづち」もむらさめ型護衛艦で、先の「むらさめ」「いなづま」と同じなので、甲板上の構造物の写真は割愛します。
???「司令官、艦艇見学ご苦労様!この暑さで大変でしょ?じゃーん、司令官のために麦茶を作ってきたわ。飲んで元気出して!」
「いかづち」のヘリ格納庫で出してた麦茶、この時水分持ってなかったのでマジで助かりました。あぁ流石と言わざるを得ない。いかづちに救助された者がここに1名追加です。
次は同じ吉倉桟橋に停泊中の潜水艦「ずいりゅう」の見学です。「ずいりゅう」は最新鋭そうりゅう型潜水艦の5番艦で横須賀の部隊に配属されている唯一のそうりゅう型潜水艦です。
そうりゅう型潜水艦と言えば日本初のAIP(非大気依存推進)潜水艦で、スターリングエンジン搭載により長期間水中で活動できる能力を得ている実は最先端のスゴい潜水艦です。
「ずいりゅう」は上部甲板のみ見学可能です。オレンジの救命具を付けての見学になります。
潜水艦というと外殻は鋼鉄でガッチガチのイメージがありましたが、最近の潜水艦はそうではなく特殊なFRP製だと言っていました。写真のテカっているところが甲板部分で、側面の部分はゴムのような見た目で吸音に配慮しているのかと思われます。
艦橋部分。近くで見ると表面は細かいパネルで構成されているのが分かります。また、ハッチの扉部分が緑色のカバーで覆われているのは装甲の厚さを知られないようにするための対応だったりします。
久々でしたが、最新の潜水艦の見学ができたのと「いかづち」に乗れたのでなかなか実りの多いサマフェスでした。これで(本当に意味があったかは不明だが)同時二正面作戦を展開した甲斐があったというものです。