DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

Mac Studioを購入してみた

やはり、やらかしてしまったか、、、

 

今までメイン機種としてiMac 27inch(2019)を使っており、そろそろApple Siliconを搭載したiMac 27inchへの買い換えを考えていたのです。しかし、どうもこのままだとiMac 27inchの後継機が出そうもないので、思い切ってMac Studioへ移行することにしました。

 

のっぺり正面からのMac Studio

 

今回はある程度様子見してから購入するか判断したのですが、それが裏目に出てしまい注文してから納期がだいぶ掛かってしまいましたね。半導体不足の仕業か〜。

 

それでも、4/2にApple Storeで注文して4/29に到着しました。注文時は5/16以降に到着予定だったのでだいぶ早まりはしたのですが、GW初日に到着とはAppleも随分と気を利かせてくれたものです。

 

やっぱり、M1 Ultra、、と行きたかったところですが、自分にはオーバースペック&予算オーバーなので、M1 Maxの32コアGPUモデルにしました。

 

スペックは以下の通り

 

SoC:M1 Max 10コアCPU / 32コアGPU / 16コアNeural Engine
メモリ:32GB
ストレージ:2TB

素人にはこれでも十分すぎるスペックかと。

 

このMac Studioが我が家初のApple Silicon搭載Macなのですが、それなりの値段はしたものの、噂通りの実力ぶりにとても満足のいく買い物だったと思っています。

 

どのあたりで満足しているのか、少し詳しく書いてみましょう。

 

Good : ぶっちぎりの快適さ

 

普通にMac OSを操作しているだけで、その違いが分かりますもんね。もう、あらゆる操作のレスポンスが早い早い。ストレスNothingですよ。

 

起動、アプリケーションの立ち上がり、処理などどれもキビキビしていて快適そのもの。Intel Macとは何だったのか、思わず考えてしまったほど。

 

昔のPowerPC(601とか603とか)からPowerPC G3になったときの衝撃を思いださずにいられません。あの時も今までは何だったのか状態でしたから、それ以来の衝撃が体内を駆け巡りました。

 

Good : 爆速Final Cut Pro

 

いくつかアプリケーションをMac Studioで使ってみましたが、速度向上で顕著だったのがFinal Cut ProとLightroom Classicの爆速ぶりでした。

 

以前作成した4K動画をFinal Cut Proで再編集してみたのですが、あり得ないくらいのノーストレス編集に笑ってしまったほど。今までは撮影した映像を、一旦軽いメディア(Intermediate Codec)に変換してから編集を始めていたのです。それだけ4K映像の編集は負荷が高かった。

 

ところが、Mac Studioは軽々と4K映像を元のファイルのまま編集できるだけでなく、トランジションやエフェクトは軽いものであればリアルタイムレンダリングでそのまま再生出来てしまうしでもう大変。

 

Lightroomも今までは、フルサイズ一眼で撮影したそれなりに大きなファイルサイズになるRAW画像は現像が必要なので、表示する前にラグがあったのですが、それがほぼ無くなりました。まじかよ。

 

今まで操作や待ち時間でストレスに感じていた映像や画像編集系のアプリに関して、劇的と言って良いほどストレスが減りました。そのあたり仕事にしている人はM1 Max以上は必須でしょうね。それほど生産性が違ってくると思われます。

 

Good : 静かすぎる動作音

 

とにかく静か。今まで使っていたiMac 27inch(2019)で動画編集していると、かなりの頻度でファンが盛大に音を立ててブン回ってました。ところが、Mac Studioで動画編集していても全くファンが唸りません。ホントにファン付いてるのかと思うほど。

 

Mac Studioにはファンが付いているらしいぞ

 

 

などなど、とにかくその処理速度に圧倒されています。では、良いことばかりなのか、というとそうでもないです。良くない点も挙げてみましょう。

 

Bad : WiFiが遅い

 

その作りからなのか、WiFiアンテナの性能がiMac 27inchよりも悪いみたいで、転送レートが低くなってしまいました。

 

iMacでは802.11acで1000Mbps弱は転送レートが出ていたのですが、Mac Studioでは同じ場所でも600Mbps弱くらいしか出ませんね。

 

安定した転送レートが欲しいならEthernetケーブルでネットに接続が良さそうです。

 

Bad : キーボードとマウスが付属しない

 

プロ用だから、と割り切れるのかなー。これで純正の黒いMagic MouseとMagic Keyboardを買うとなるとプラス3万円くらいするんですよね。安い買い物じゃないんだからそのくらい付けてくれても良かったのでは。

 

Pro用のMacと言えば黒

 

Appleはありものを繋いでくれとは言いますが、やはりPro用の周辺機器にコーディネートしたくなっちゃいますよね。

 

Bad : その存在感

 

決してダメなところと言うわけではないのですが、Mac Studioは家に置くと思った以上に大きく感じます。弁当箱より大きく、重箱より小さい感じ。

 

こんな感じ(モニタは27インチ)

既述のように、Mac Studioから発生するノイズはほぼ無いので、不快な存在感は全くないです。とは言え不思議と塊感のある物体なので、慣れるまでに時間が掛かるかも知れないですね。

 

今回、Studio Displayも一緒に発注しておいたので、一通り揃ったらまたレビューしてみたいと思います。しかし、Studio Displayも大人気なのか半導体不足のせいなのか、いつ来るのか全く分からない状態なんですよね(Apple Store的には5月下旬頃らしいが)

 

ではでは。