くっ、不覚にも感動してしまった。。。こんな青臭くてベタなストーリーなのに。10年くらい前にも映画で流行った「黄泉がえりモノ」の系譜の作品ですよね。
とは言え、これは大人の鑑賞に堪えるアニメですね。むしろ、歳取って見る方が破壊力高いよ。
歳を取ると言うことは、それだけ切り捨てられないモノを貯め込むと言うこと。
また、過去の友人とのどうしようもなく埋められないギャップ(それは社会的なものだったり、場合によっては生死だったりする)が出来てしまったことに対する虚無感や時が経つことの残酷さ。
これらは生きていれば逃れられない感情。実は生きるって辛いことなんだねぇ。
あの5人を「過去にとらわれた女々しい連中」と切って捨てることは簡単だけど、ばっさり切って捨てられる人間なんか皆無だよね。それだけ人は過去にとらわれる生き物なんだ。
見ているうちにめんまがじんたんの前だけに現れたのは、じんたんの母親がそうさせたからじゃないかと思うように。塔子さんが引きこもりがちなじんたんを変えようとして放ったのがめんま、と。
しかし、あんな顔してめんまはなかなか魔性の女だなー。
#すいません。「あの花」見てない人には何のことだかさっぱりでしょう。いいんです、ここは私のブログなので
#2013/8/10追記
なんか映画でやるとか?てか、再放送してますね今。まぁ、映画館で見ることはないと思いますが、円盤は買いましょうかね。というわけで、また通しで「あの花」見ちゃったので感想追記しました。