#このエントリは大量の写真があり、かつ長文です
本日開催された「中央環状山手トンネルウォーク」に参加してきました。
これは3月7日に開通する首都高中央環状線大橋JCT-大井JCT間開通のプレイベントとして、五反田入口から大橋JCT方面の山手トンネルが市民に一部開放されました。
山手トンネル(高松入口-大井JCT)は大橋JCT-大井JCT間が開通すると全長18.2kmとなり、関越自動車道の関越トンネルを抜いて日本一の長さのトンネルになります。また、高速道路のトンネルとしては世界一だそうです。
さて、今日は朝から天気が悪い中、多くの方がこのイベントに参加されていました。トンネルの中を歩くイベントなので天候は関係ないですしね。
場所は山手通り沿いの五反田入口から
ここから本線に向かって下りていきます
五反田入口の料金所
普段よくお世話になっているのに、こんなにまじまじと料金所を見学できる機会もなかなか無いですよね
本線との合流地点
山手トンネルの白線
よく見ると突起があるのが分かります。トンネル内は左右にほとんど余裕がないので事故防止のために振動でドライバーに伝えるための仕掛けでしょう
ライティングスポット
受付を抜けて歩いて行くとトンネル内をライティングしていました。ウォーキングはここからです
山手トンネルの解説ミニチュア
沿道ではトンネルの構造や出来るまでの解説が行われていました。写真は大井JCT付近の山手トンネルの構造についてのミニチュアです。山手トンネルは地下鉄やりんかい線など交差する他の交通機関が非常に多いのでそれだけ苦労もあったようです
非常口
山手トンネル沿道には一定間隔で非常口が設置されています。ちなみに向こう側は反対車線なので勢いよく飛び出すと引かれちゃいますね
道路上の白い点と向こうに見えるカメラ、、あるんですね、、、トンネル内にも
大橋JCTの模型
あのぐるぐるは2回転なんですね。もっとあるのかと思ってました
非常電話
なるほど、中身はこうなっているんですね。会話が出来ない方用にボタンもあるんですね
消火設備
消火栓と消化器がありました。消火ホースもあるのですが、消防車のそれというよりも庭に水をまくホースに近かったような
水噴霧デモ
トンネル内で火災が発生した場合にスプリンクラーを使って消火する設備があります
そのスプリンクラーを稼働させてのデモ。凄い迫力でしたので映像をご覧ください
山手トンネル
今までは五反田から大橋JCT方面に向かう車線を歩いてきましたが、折り返し点から大井JCT方面に向かう車線に入ります。その折り返し点から大橋JCT方面を撮影。ここからまた五反田方面に戻ります
モーターショー?
たくさんの車が沿道に並んでいたので何事かと思ったら、開通式典で先導する車のようです
初めて実物見ましたがかなりコンパクト且つカッコイイ。ミニイヴォークと呼んで差し上げますわ!
五反田出口
大井JCT方面行きの五反田での出口はこちらです
多くの方は五反田出口で終了ですが、足に自信のある人はそこからさらに山手トンネルを歩いて、五反田換気所に向かいます
五反田換気所付近から地上に出るのですが、それには地下180mから階段を上る必要があります。今まで3km近く歩いて最後に約200段の階段を上るのは結構キツイです
地上への階段
この道を選んで後悔した人も多いはず
地上への経路
階段を上りきった後に現れる全面コンクリートの通路。この先が出口です
地上出口
出口の先に見えるのが首都高目黒線の高架と大崎郵便局前の交差点。この背後に換気所の巨大な煙突があります
以上、山手トンネルウォークの様子でした
開通前の首都高を歩くなんて貴重な体験ができました
開通したらきっと何度も使うと思うので通る度にこの日を思い出しそうです