六本木に用があったついでに見てきました。
国立新美術館で開催されている「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展」です。
この展覧会は1989年(手塚治虫が亡くなった年&昭和から平成になった年)から現在までのアニメやゲームに関して、エポックメイキングな作品をいろいろ紹介しています。
まぁー、正直自分には新しすぎる作品や知らない作品(名前だけ知っていても見たことないアニメやマンガがほとんど)が多くあったので「ぽかーん」としていた時間が長かったのは事実ですが、お好きな人には十分楽しめる内容でしょう。
なので、ゲームは試遊台があって遊べるし、一部アニメは上映しているしで本来は結構時間かけて見る人がほとんどのようですが、私は20分足らずで全部見終わってしまったとです、、、
以下、箇条書き感想です。
・ゲームはほとんどがリアルタイムでやっていたものばかりだったので大体分かった。バーチャルボーイの実物を凄い久しぶりに見た気がする
・マンガはほとんど分からなかった。少年ジャンプ黄金時代(1980年代)がすっぽり抜けてると太刀打ち不可能なおっさんです
・アニメもタイトルは知っていても見たことのない作品ばかりだった。っていうか、見たことある作品は「京アニ」作品(けいおん、Free!、らきすた)がほとんどという偏った趣向を持っていることがはっきり分かった
あとは、艦これとあの花くらい。セカイ系のアニメは嫌いなのでスルー
・じゃぁ、なんで見に行ったのかというと、こういうサブカル文化論や変遷史が大好きだから。日本のオタク文化が生み出すパワーやうねりっていつも凄いと思っているのです。しかもそれらはきっちりとその時代を映しているのですよ
・マンガ、ゲーム、アニメがどのような進化・変遷を遂げて今現在の形になっているのかよく分かった。時代や時の変遷と共に人々の趣向が変わっていくわけで、それを巧みに取り入れた作品こそがエポックメイキングな作品たり得るのだということ
・ガイドブックにある「好きな作品に興奮して叫ばないようにしましょうね」は笑った
ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展は8月31日まで国立新美術館で開催しているので興味のある方は是非。