DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

最近の高速道路のSA・PAはちょっと残念

長距離ドライブやロングツーリングする時にお世話になるのが、高速道路のSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)ですよね。

道路公団が民営化されて以降、SA・PAもだいぶ様変わりしてきて、単なる休憩施設からグルメスポットになったり、ちょっとしたアミューズメントパークになっていたりとだいぶ垢抜けてきた印象があります。

■高速道初出店がいっぱい…常磐道守谷SA「Pasar守谷」7月1日オープン(carview)

http://carview.yahoo.co.jp/news/market/20150629-10226057-carview/

常磐道で都内に一番近いSAである守谷SAも7/1からリニューアルオープンするみたいです。だいぶ以前とは印象が違いますね。

あと印象的だったのは東北自動車道の羽生PA(上り)でしょうか。江戸時代の雰囲気を何故かPAが再現するという意味不明さもなんのその、なかなか楽しめるPAでした。

ですが、私はこの流れに諸手を挙げて賛同できません。確かに以前と比較して綺麗で充実した施設は魅力的ですが、何故かちょっと寂しいのです。

その寂しさはどこから来るのか、ちょっと考えてみました。

○まるでイオンのフードコート

 例えば京葉道路の幕張PAなどがそうだと思うのですが、どっかのイオンのフードコートみたいなんですよね。もうそれだけで気分が萎える。これだったら、以前のようにレストラン形式の飲食店を併設して欲しかった。

○おばちゃんの手作り感がない

 昔のSAやPAにあった食堂(あえてこう呼ぶ)はあの何とも言えないB級感が大好きでした。おばちゃんの手作り感溢れる定食や何故か食べたくなるアメリカンドックがたまらなく好きだったのですけど、最近はチェーン店系の香りがする合理的な店舗ばかりになっちゃいました。これはホント残念。

○コンビニとスタバ

 最近はコンビニやスタバを併設するSA・PAが増えましたよね。確かに便利だし、缶コーヒーより美味しい珈琲が飲めるようになったのは良いのですが、なんか違うんですよね。

PAの小さな売店で怪しげなお土産を漁ってみたり、千葉で激甘MAXコーヒーをたしなんでみたりといった道中での楽しみももはや忘却の彼方ですかね。

こうしてみると、私はただの回顧厨という結論に落ち着きそうですが、古き良きSA・PAの雰囲気も残しておいて欲しいなぁ、と思う今日この頃です。