個人的に乗り物ニュース(http://trafficnews.jp/)の自称「首都高研究家」清水草一氏の首都高や高速道路関連の記事をいつも楽しみにしています。そう言えばフェラーリ、、、いや止めておきましょう。
首都高って本当に独特でその交通量もさることながら、複雑な路線形状やほとんど余裕のない走行車線、さらには初心者殺しの合流など、「首都高を走れるようになったら初心者卒業」といってもいい程の難所と言っても良いのではと思います。
まぁ、それだけ多くの問題を抱えている路線ということなのですが、意外に問題提起や課題解決の提言する人ってあまりいないんですよね。その点この方の記事は興味深く視点が面白いので好きです。
でも、今回は首都高というよりも一般高速の話。
■高速の路線番号、日本にどう導入? インターの“迷う標識”も懸念(乗り物ニュース)
http://trafficnews.jp/post/49366/
要は海外からの観光客も増えた事だし、わかりやすいように一般高速道路にも海外のように路線番号振ってみれば?という記事です。
言われてみれば、東名や中央道などには首都高のような路線番号は振られてなくて、その割りに国道は路線番号で呼んでいるという、確かに世界的に見ると日本は珍しいケースですね。
個人的な意見を言うと、「一般高速に路線番号は振った方が良い」と思います。とはいえ、何でも海外に倣えと言っている訳ではないです。
問題なのは日本の高速道路に設置されている案内板の複雑さです。特にジャンクションなどの分岐点にある案内板は漢字などの複雑な文字だらけの情報で視認性に欠けるモノが多いのですよね。日本人でも情報量多すぎて迷うことも珍しくないのに、漢字読めなくて土地勘の無い外人さんにはもっと厳しいでしょう。
まぁ、最近ではスマホでナビが充実している(中国人とか日本人以上にスマホ中毒患者かってくらいよく利用してる)ので、旅行客相手でもそこまで手厚くする必要ないのかも知れません。でも、案内板をもっとわかりやすくシンプルにするという目的であれば反対する理由は無いですね。