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白日夢を徒然なるままに

【試乗記】MAZDA CX-5

試乗記第三弾はマツダCX-5です。

 

人気の車種なのでよく街中でも見かけますよね。一体どんなものなのか実際に乗って確認してきましたのでレポしたいと思います。

 

 

実車を見てみた感想

 

・外観

 

最近のマツダ車のデザインは国産車では頭一つ抜けたカッコ良さがありますね。マツダの車という分かりやすいアイデンティティをフロントグリル部分で獲得しているのみならず、オリエンタルな流麗さや品の良さも感じます。

 

・内装

 

内装の質感がとても良いですね。正直驚きました。

 

CX-5のLパッケージは価格もそれなりですが、きちんと質感のある内装を作っているのは見事です。ただ、あの垂直に切れたったセンターコンソールは個人的にイマイチです。エアコン吹き出し口のメッキも安っぽい。

 

試乗してみた感想

 

今回試乗したのは2.2LディーゼルのXD Lパッケージ。

 

・2.2Lディーゼルの力強さが素晴らしい。パワフルでかつストレスを感じさせない滑らかな吹け上がりはディーゼルとは思えない。特にゼロ発進スタートで加速のキレの良さはSUV離れしている。

 

・操縦安定性は抜群。Gベクタリングコントロールや横滑り防止装置の恩恵でコーナーもすいすい曲がる。その代わり、それらの機能が介入してくるとハンドルの感覚で分かるので、「自ら車を操る楽しさ」という面では不満な人もいるかも

 

マツダ車の素晴らしさは車から醸し出される「気持ちよさ」にあると思う。CX-5でも健在で、例えば加速やハンドリングなどが運転手がストレスを感じず、心地よく感じるように調整されているな、と感じることがしばしば。本当に、操作することが気持ちいい

 

ディーゼルなのでエンジン音はガソリン車よりうるさい。ただ、車内ではさほど気にならなかった

 

マツダ車で気に入らないのがハンドルの異様な軽さ。もう少しドッシリとしていても良いと思うけど。前に乗ったロードスターもそうだった。逆にヒラヒラ感が出て車体が軽く感じるメリットあるけど、個人的には好きな感覚では無い

 

・運転中ボディの大きさはさほど感じなかった

 

BOSEの音響は期待ほどじゃなかった。マツコネ(ナビ)が相変わらずショボい。ナビが選択出来ないので、これがマツダ最大のウィークポイント

 

 

試乗後は「良い車に乗ったな」という満足感に包まれました。CX-5侮りがたしです。

 

そういえば、CX-5はこの秋の改良でMTミッション追加したり、ガソリンターボモデル追加したりするそうですね。後からMT追加する気概に感服いたしました。今時MTですよ!

 

いやー、マツダはいろいろと凄いメーカーになりましたね。