はい、今年も行って参りました「東京みなと祭り」
昨年は望遠レンズを忘れるという失態を犯し、このイベントの花形「水の消防ページェント」を満足に撮影出来ないという惨事に見舞われたのを思い出します。
今年こそはリベンジすべく東京みなと祭り二日目(5/28)に参戦です。
以下、水の消防ページェントと艦艇公開の模様をお送りいたします。
EOS 5D Mark III /EF70-200mm F4L IS USM/ ISO100 155mm f/10 1/320秒
今回の船舶的な興味としてはこの写真の消防艇「ありあけ」でしょうか
昨年末に就役した新しい消防艇です。イベント冒頭のパレードのシーンから。
EOS 5D Mark III /EF70-200mm F4L IS USM/ ISO100 200mm f/9 1/320秒
そして、東京消防庁が誇る大型消防艇「みやこどり」の面舵での回頭シーン
この船は6器の放水銃と毎分7万トンの放水可能なポンプを備えています
EOS 5D Mark III /EF70-200mm F4L IS USM/ ISO100 121mm f/10 1/320秒
「みやこどり」を中心に消防艇4隻による放水デモ
上空後方から消防ヘリがこちらに向かってきています
EOS 5D Mark III /EF70-200mm F4L IS USM/ ISO100 200mm f/8 1/400秒
さて、次は消防レスキューのデモンストレーションです。
いつものように水上バスが火災に遭っているという設定で始まるのですが、実際に音と煙をまき散らしながらそれっぽく見せる演出は迫力があります
EOS 5D Mark III /EF70-200mm F4L IS USM/ ISO100 180mm f/8 1/400秒
現場にいの一番にやってくるのが消防ヘリ「かもめ」です
切り抜き無しのフルサイズ+180mmでここまで大きく撮れるということは、それだけ近くを飛んでいると言うこと。客席ギリギリを飛ぶヘリの迫力が凄いのです。
EOS 5D Mark III /EF70-200mm F4L IS USM/ ISO100 200mm f/8 1/400秒
先ほどの消防ヘリ「かもめ」が火災が起きた船から海に飛び込んだ人を救助する隊員を海面ギリギリまで降下して海上に下しています。
EOS 5D Mark III /EF70-200mm F4L IS USM/ ISO100 200mm f/8 1/320秒
隊員を下ろして旋回する「かもめ」
ちょうどヘリの下あたりに遭難者を救護しているところが見えますね
EOS 5D Mark III /EF70-200mm F4L IS USM/ ISO100 200mm f/8 1/400秒
ふたたび「かもめ」が遭難者の直上まで来て、引き上げるための要員を降下させているところ。このあと遭難者を引き上げて回収します。
EOS 5D Mark III /EF70-200mm F4L IS USM/ ISO100 200mm f/8 1/400秒
遭難者を回収した消防ヘリ「かもめ」が帰還するところ
客席のある晴海客船ターミナルをギリギリかすめていきます
お恥ずかしながら、このカメラを買って2年半経ちますが今回初めて高速連写モードを実戦で使用してみました。ヘリ画像の歩留まりの良さは連写のおかげですね。
EOS 5D Mark III /EF70-200mm F4L IS USM/ ISO100 116mm f/8 1/640秒
「かもめ」よりも大型のヘリ「こうのとり」がやって来ました
EOS 5D Mark III /EF70-200mm F4L IS USM/ ISO100 93mm f/8 1/400秒
大型消防艇「みやこどり」に一旦収容された遭難者を消防ヘリ「こうのとり」が回収し搬送するため、ヘリから消防艇へ隊員が降下しているところ。これら収容のプロセスはとても迅速且つ確実なモノでした。さすがですね。
EOS 5D Mark III /EF70-200mm F4L IS USM/ ISO100 89mm f/8 1/500秒
さて、炎上した水上バスですが赤い煙を吐きながらまだ航行していたので、消防艇が総掛かりで火消しを始めました。無事消火が完了し、このデモは終了です。
EOS 5D Mark III /EF70-200mm F4L IS USM/ ISO100 70mm f/8 1/500秒
EOS 5D Mark III /EF70-200mm F4L IS USM/ ISO100 200mm f/8 1/1000秒
最後は消防艇がカラフルな放水をおこないつつ、その上空を消防ヘリが通過していきます。これにて「水の消防ページェント」は終了。
東京消防庁は都民にとっては身近な存在ですが、とかく海や河川での事故を主に扱う消防艇らの活動に関しては、あまりなじみが無いかと思います。
なのでこのような活動を通して、船舶等の事故が起こっても消防庁で対応可能なんですよ、というアピールするのも重要な広報活動だと思います。実際見ていてもまるで映画の撮影みたいに迫力があり面白いので関心のある方は是非見に行くべきだと思います。
さて、今度はターミナルから少し離れた艦艇公開の会場に行ってみましょう。
EOS 5D Mark III /EF24-70mm F4L IS USM/ ISO100 24mm f/10 1/250秒
今年は海上自衛隊からは護衛艦「いかづち」が東京みなと祭りに参加していました。昨年は掃海艦「つしま」、2年前が護衛艦「ゆうぎり」でしたね。
もはやこのブログを見に来ている人に「いかづち」の説明は不要かと思いますが、一応しておきましょう。
護衛艦「いかづち」はむらさめ型護衛艦の7番艦で、舞鶴の日立造船(現在のJMU)で建造され2001年就役。母港を横須賀としています。ちなみにこの「いかづち」の艦名は明治時代から続く旧海軍からの伝統的な艦名で、日本海海戦では同名の駆逐艦が参加していますし、なんと言っても第二次大戦で活躍した駆逐艦「雷(いかづち)」は、、、あ、もういいですか?
EOS 5D Mark III /EF24-70mm F4L IS USM/ ISO100 55mm f/10 1/250秒
「いかづち」前甲板上から晴海埠頭を撮影。今年も多くのお客さんが来て賑わっていました。ちなみに前にいる船は浚渫船「海竜」です。
EOS 5D Mark III /EF24-70mm F4L IS USM/ ISO100 55mm f/10 1/125秒
「いかづち」の76mm単装砲の砲身根元部分をちょっと拡大して撮影。砲身の下のところから薬莢が排出されるんですよね。ちょうどこの裏側で砲弾を持って写真を撮れる撮影会やってました。
EOS 5D Mark III /EF24-70mm F4L IS USM/ ISO100 55mm f/10 1/250秒
艦橋とCIWS。そういえば、イベント終了後に消防ヘリが「いかづち」のすぐ近くを飛んでいたのですが、CIWSが起動して撃墜しないかヒヤヒヤしていたのは私だけでしょうか?
EOS 5D Mark III /EF24-70mm F4L IS USM/ ISO100 53mm f/10 1/200秒
はい、というわけで護衛艦「いかづち」を下船して2017年の東京みなと祭り会場からお別れです。また来年の開催を楽しみにしてまーす。