DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

DUCATI ST3インプレ その2

その1ではスペック的な話が多かったので、その2ではもうちょい感覚的な使い勝手とか乗り心地に言及してみます。

St3_2 まず、このバイクはセパレートハンドルです。なのでバイクとしてはやや前傾姿勢になります。自分はこのバイクに乗る前にネイキッドのバイクに乗っていたので、このやや前傾姿勢になれるのに結構苦労しました。あまり使わない筋肉を使ったりするのか慣れるまでは肩とか腕とかが痛くなってました。最近は鍛えられたのかそんなことはなくなりましたが、姿勢が変わるバイクの乗り換えは気をつけた方がいいですね。

ザックス製のサスはセッティングやや硬めだと思います。調整できますがめんどいのでイニシャルから変えてません。でも普段乗る分には支障ない範囲です。

センスタは初めから付いてくるし、なんと言っても大容量の純正サイドパニアケースが付けられるのがいいですね。片側30L入るのでフルフェイスメットも余裕で入ります。私はこのパニアケースをロングツーリングの時付けてますが凄く便利ですよ。先日雨の中使用しましたが雨漏りもなく機密性もばっちりです。

サイドパニアの欠点としては、すり抜けがしづらくなること。ただ、バックミラーの幅がパニアケースの幅と考えて作られているので車幅の感覚はつかみやすいですけどね。また使わないときパニアケース取り付け金具がむき出しになるのがちょっとカッコ悪いかもしれません。

航続距離ですが燃料タンクに21L入るので結構いけます。およそ残燃料6Lくらいで警告が始まるのでかなり親切、そこから7,80kmは走れるので余裕ですね。一応燃費や航続可能距離も計算してくれますが数値の信頼性はイマイチですw。

フェアリングなどの防風性は高いです。高速巡航ではやや巻き込みの風が発生しますがそんなに不快ではない程度です。不思議と高速で安定するのは空力が良いからでしょうね。長時間乗っていてもシートがいいのでおしりが痛くならないです。適度な堅さがGoodです。

維持費ですが国産と比べればやっぱり高いです。ガソリンはハイオク指定だし、オイルはシェルアドバンス要求するし、工賃も外車は高いです。パーツ類も国内にあればいいのですがイタリア本国から取り寄せとなると最短で3週間ぐらいかかりますしね。

まぁ、趣味のバイクですから多少のことは目をつぶらないと外車、特にイタ車は乗れません。今までの不具合は過去ログにあるので見てください。2年間は自責以外の不具合をタダで直してくれるのでこの期間中に膿を出し切れるかが勝負です。