DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

【試乗記】CR-Z (2回目)

「クルマを買うかもしれない」プロジェクトの続きで今度はホンダのディーラーへ。ちょうどフィットのHVも出たとこだし、混み合ってるかなと思ったけどお客さんあんまりいなかったなぁ。

フィットを改めて見ると本当にパッケージングが上手いクルマですよね。あのサイズの車なのに客室、特に後席に結構余裕があるのは毎度のことビックリ。新しく出たHVに乗ってきましたが、まぁ普通の車ですw。これ以上褒めようもないし、興味もないのでフィットハイブリッドの話はここまで。

で、本題のCR-Zですが実は出てすぐくらいに一度試乗しています。過去ログに試乗記がありますのでご興味のある方は御覧くださいませ。

なんかその時にここでベタ褒めした記憶があるのですが、なんか今日乗った感じはあの時とは違った印象を受けました。なんか良くない。発売後しばらくして冷静になったからかなぁ。

今考えてみると以下に挙げた違和感を感じたのかなぁ、と。

・デザインと走りのアンバランス

 エクステリアデザインは比較的頑張っているのに、動力性能が中途半端。一見速そうなんだけど乗ってみるとものすごく普通。

・インパネやメーター周りがうるさい

 未来的と取るのか、おもちゃっぽいと取るのかはその人の感性だと思いますが、私はやっぱりかなりうるさいメーター周りだと思う。シンプルなアナログに慣れてるからなのかなぁ?

・あえてHVにする意味が見いだせない

 試乗後に営業と話したのが「このクルマに2LのVTECエンジン載せて出せばそこそこ売れるんじゃ?」という話でした。CR-Zは1.5LのHVエンジンを載せていますが、上にも書いたようにどう考えても中途半端な性能で、この車を楽しむにはどう乗ればいいのかが想像できないのです。昔のように高回転型のVTEC(B16AとかB18C)のような回す楽しさもなく、ロードスターのようなハンドリングマシンなのかというとそう言うわけでもなく、何もかもが中途半端ですげー普通。

 HVのせいでこんな中途半端な車になったのなら、そんなの意味あるのか?と。燃費?燃費がよければ何でもいいのか?と。ホンダはトヨタ的80点主義のメーカーになってしまったのか?!

私にとってCR-Zはスポーティーなガワだけかぶせたすごく普通のクルマ、という感想しか今は言えなくなってしまっています。残念。