我が家で約4年間稼働してきたiMac 27"(Late 2015)もそろそろ力不足が顕著になってきたので、iMac 27"の2019年モデルに買い換えました。
うーん、外観に一切変化がないので買い換えた気がしないww
スペックは以下の通り。
iMac 27" (2019)
CPU : 3.1GHz 6Core Intel Core i5 (第8世代)
GPU : Radeon Pro 575X (4GB GDDR5)
Memory : 24GB (8GB+16GB)
1TB Fusion Drive
まぁ、メモリを増設したのとマウスをMagic Trackpad2にした以外は全くノーマルなiMac 27"の竹モデル。中庸、それは私の生活信条なのです。
ネットのAppleStoreで購入したのですが、メモリを8GB追加する毎に2.2万円追加で取られます。ところが、Amazonだと2019年11月現在で8GBを3,600円くらいで買えるので、圧倒的にAmazonで買った方がお得です。
Amazonで購入したTranscendの8GBメモリのリンクを下に貼っておきますね。全く問題なく動きますし、Transcendなので保証もバッチリです。
そうそう、iMacにメモリ増設する場合は必ず同じ容量のメモリを2枚組で購入してくださいね。例えば16GB増設したいときは8GBを2枚買ってください。32GB増設なら16GBを2枚です。こうすることでDualChannelが働いてメモリが高速に動作するようになります。
CPUのクロック的にはLate 2015が3.2GHzだったのに対して、2019は3.1GHzと低下しています。しかし、2世代新しくなったCPUコアはクロック周波数だけで比較してはいけませんね。
お宝鑑定団のGeekbenchによるCPUベンチマークによると、、、
iMac 27" (2019) CPU : 3.1GHz 6Core Intel Core i5 (第8世代)
Single-Core:5537 Multi-Core:21674
iMac 27"(Late 2015) CPU : 3.2GHz 4Core Intel Core i5 (第6世代)
Single-Core:3931 Multi-Core:12079
なので、Single-Coreで1.4倍、Multi-Coreで1.8倍ほど性能アップしていることになりますね。これだけの差があれば買い換える意義があるというもの。
実際に使ってみても、例えばLightroom Classicで2420万画素のRAW現像がとても速くなっているのが体感出来ましたし、アプリの起動など全体的な操作レスポンスの快適さが上がっているのは明らかです。
その他の細かい変更点としてはキーボードが変わってますね。外観は殆ど変わっていませんが、キータッチが違います。
Late 2015はキータッチがパチパチしたちょっと薄い感じの感触で、ちょっと前までのMacBook系のキーボードみたいでしたが、2019はもう少し芯のしっかりとした若干重めのキータッチになってます。
ディスプレイもより表示可能な色域が広くなって、特に赤やオレンジなど暖色系の色がより鮮やかに表示されるようになった気がします。画像がくっきりとより立体的に見えるようになって、27" Retina Displayはさらに良くなりました。
■LED Cinema Dispalyとの接続問題への対処
未だにLED Cinema DisplayをiMacのサブディスプレイとして使用していますが、今回の買い換えで一番問題となったのが、iMac 27" (2019)ではMini Display Portが無くなってしまったのでLED Cinema Dispalyはもうサブディスプレイとして使えないのでは、ということでした。
しかし、調べてみるとUSB-CからMini Display Portに変換するアダプタである「Kimwood USB C to Mini Display Port変換アダプタ」があることを突き止めたのでAmazonで購入し使ってみました。
バッチリです。普通に挿しただけで全く問題なくiMac 27" (2019)とLED Cinema Dispalyが接続出来ました。
■データ移行
当然、Macを買い換えるとデータ移行が発生しますが、単純に機器間のコピーだと写真などのデータを大量に保管している場合には、もの凄く時間が掛かってしまいます。早く使い始めたいのにイライラしますよね。
コピー時間はファイル数の多さに影響を受けるので、大量に画像を蓄積している写真を趣味としている人には結構難儀な問題なのです。なので、外付けDiskに格納する人が殆どだと思いますが、ひと工夫でより早く便利に移行が可能です。
私は工夫としてホームディレクトリ以下を外付けDiskにマウントしており、データは基本的に外付けDiskに全て格納するようにしています。
これによるメリットは以下の通り。
・買い換えの場合には、基本的にデータが格納されている外付けDiskを新しいMacに付け替えて少し操作すればデータ移行が済んでしまう。アプリはインストール必要だが、データは1〜2分で移行が完了する。
・データだけ外付けDiskの場合と異なりほとんどのアプリの設定も引き継がれる
・アプリの設定でデフォルトのデータ格納領域を変更する必要が無い
・TimeMachineのバックアップの設定が簡単になるし、常時バックアップされるようになるので安心
やり方は以下のブログに書いてますので参考にしてみてください。デスクトップのiMacならではのTipsですね。
せっかく、iMacがパワーアップしたので今後は映像編集なども試してみようかと画策しています。