DAYDREAM

白日夢を徒然なるままに

仏海軍「ヴァンデミエール」&護衛艦「ゆうぎり」

久々のブログ更新です。

 

今回は2月10日に東京晴海埠頭で行われたフランス海軍フリーゲート艦「ヴァンデミエール」とホストシップとして同行している護衛艦「ゆうぎり」の艦艇公開に行ってきましたのでその模様をレポートします。

 

何年も艦艇公開に行っていると2回目、3回目と複数回艦艇公開に参加することになる艦艇もよくあるのですが、この両艦艇とも2回目の艦艇公開の参加になります。

 

ヴァンデミエール」は2015年の観艦式にフランス海軍代表として参加しており、その前の横須賀で行われた艦艇公開で一度乗艦しています。また、護衛艦「ゆうぎり」も2015年の東京みなとまつりで行われた艦艇公開で乗艦してました。

 

daydream2006.hatenablog.com

 

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とは言え、およそ2年半〜3年ぶりの再会なので楽しみです。

 

ヴァンデミエール

 

では、まず初めに「ヴァンデミエール」から。

 

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(余り良い写真じゃ無くてゴメンナサイ)

 

ヴァンデミエール(VENDEMIAIRE)」はフランス海軍所属フロレアル級フリーゲート艦の5番艦です。フリーゲート艦とあるように排水量2600t、全長が100mにも満たない艦艇としては小ぶりな船ですが、度々日本にも訪れておりなじみの深い船でもあります。

 

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艦尾方向から。甲板上に哨戒ヘリが見えますが前半分が布で覆われていて「公開している」という感じではありませんでした。残念。

 

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主砲塔と艦橋。主砲は100mmの単装砲です。

 

そういえば、半日しか艦艇公開しないことが響いてか、かなりの人数の乗艦希望者が長蛇の列を作っていましたね。

 

内部の写真は公開しません(笑)。艦内が手狭で人がたくさん写ってしまっているため自粛します。見たい方は上にある観艦式の時の艦艇公開の方でご覧ください。ほとんど変わっていませんでしたので。

 

■ゆうぎり

 

次は護衛艦「ゆうぎり」

 

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「ゆうぎり」は1989年就役のあさぎり型護衛艦の3番艦です。かの浦賀造船所で建造された艦艇ですね。

 

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主砲である76mm速射砲と艦橋。主砲と艦橋の間にアスロックの発射装置が見えますが、最近の艦はVLSに置き換えられてしまっているので久々に見た感じがします。

 

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艦対空ミサイルであるシースパローの発射装置 GMLS。ダミーのミサイルが入っていますね。

 

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ヘリ甲板と格納庫。右は晴海客船ターミナルの建物です。

 

晴海埠頭には毎年何隻かの海外艦艇が入港しますが、入港後の艦艇公開はすっかりおなじみになっていて、今回も結構な人が集まっていましたね。

 

以上、簡単ではありますが艦艇公開のレポでした。

EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

タイトルのレンズですが、だいぶ価格的にもこなれてきたということもあり、使わなくなったレンズを処分して買ってしまいました。

 

一眼レフを使い始めのときはどちらかと言うと広角〜標準域のレンズをよく使っていたのですが、ある程度使っていると、というか子供の成長に連れて必要なレンズが変わってきますね。

 

今まではEF70-200mm F4L IS USMが唯一の望遠レンズでしたし、実際コレで十分事足りていたのですが、運動会や発表会など200mmでは足りないと思うことが多くなり、発売以来評判の高かったこのレンズに注目していたわけです。

 

というわけで、最近めっきり使わなくなった広角のズームや単焦点を売り払い購入と相成ったわけです。

 

#これにて我が家のレンズラインアップはだいぶ整理され、EF24-70mm F4L IS USM  / EF70-200mm F4L IS USM / EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMの3本だけになりました#

 

というわけで、レンズの習熟も兼ねて動物園(横浜のズーラシア)に行ってきたので、その写真とともにこのレンズについてレビューしてみましょう。

 

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EOS 5D Mark III / EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM /ISO640 400mm  f/7.1  1/400秒  

 

ズーラシアにしたのは実は意図的で、実はここの動物園は敷地が広大で動物にも十分なスペースを与えているので、他の動物園よりも動物がやや遠いところにいることが多いのです。

 

なので以前来たときは200mmまでの望遠レンズでは全く歯が立たなくて悔しい思いをした場所だったので、今回は100-400mmの望遠ズームでリベンジというわけです。それにカメラの練習台として動物は身近で格好の標的なんですよね。

 

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EOS 5D Mark IIIEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM / ISO800 400mm  f/8  1/320秒  

 

スマトラトラがメチャクチャこっち見てるよ!それにしても写真は色乗りが良く、体毛のフサフサ感もわかります。望遠ズームのテレ端でこの解像感は素晴らしいですね。

 

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EOS 5D Mark IIIEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM / ISO200 263mm  f/5.6  1/250秒  

 

フンボルトペンギンはちょうど換羽期を迎えていて毛がボロボロでした。F値が高めの望遠レンズなので背景のボケも固めですが、まぁ、こんなものでしょう。

 

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EOS 5D Mark IIIEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM / ISO5000 158mm  f/8  1/160秒  

 

これは普通の猫じゃないですよ。南米の熱帯雨林に生息するオセロットです。やや暗いオリの中にいたということもありISO5000とかになってますが、なかなかにいい感じで撮れました。

 

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 EOS 5D Mark IIIEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM / ISO2500 400mm  f/14  1/400秒  

サバンナのハンターことリカオンです。「パック」と呼ばれる群れで狙った獲物を仕留めるので、ライオンよりも狩りが上手と言われています

 

後ろにあるリカオン舎の中で飼育員さんが清掃していたからか落ち着き無く扉の前をウロウロしていました。動きのあるものもキヤノン純正ならではの高速でピントが合いますし、サーボでの追従性も全く問題なしです。

 

まぁ、このF値は、、、いろいろ試行錯誤中なので、、、(^_^;

 

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 EOS 5D Mark IIIEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM / ISO250 400mm  f/7.1  1/320秒  

 

アミメキリンですね。木にぶら下がっているエサ箱の草を2頭で食べている所。結構遠い(100mくらい離れている)ところからの撮影でしたが、400mmの威力でここまで撮れました。

 

 

1日使っただけで「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」は文句なしに素晴らしいレンズだと確信。テレ端側でもキレキレですし、色乗りも良しでさすが最新鋭のLレンズだけあります。

 

ただ、やはり持ち歩きは大変でした。三脚座を外してカメラに付けたまま歩いて移動していましたが、レンズだけで1,570gで、カメラと合わせて2.5kg近くになります。感想としては重いというよりも「かさばる」という感じ。

 

その重量もあるのですが、どちらかというとデカさの方が私は気になります。肩掛けのカバンを一個抱えているような感じで、周りに結構気を遣いますよ、これは。

 

 

最後に1点関心したこととして、レンズ胴長の固定について書きます。

 

このレンズは焦点距離を上げると筒が伸びるタイプのレンズなのですが、カメラにつけたままレンズを下に向けておくと自然とビローンと伸びてしまいます。

 

そこで、焦点距離調節リングの硬さ調節で一番HARDの状態にしておく必要があります。EF24-70mm F4L IS USMは固定スイッチがあってそれで固定するのですが、このレンズはそうではなく硬さ調節のリングを回して固定する必要があります。

 

確かにスイッチだといちいちレンズを見ながら操作しないといけないのですが、リングの操作なら場所を覚えてしまえば撮影後に構えたままでくるっと調整できたりします。実は慣れればコレ便利かもって思いました。

 

 

というわけで、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを一日使ってみた感想でした。前評判通り、利便性のみならずとても満足度が高いレンズであることは確認できましたので、今後もバシバシ使っていきたいと思います。

【お台場散策】新客船ターミナル基礎工事中&宗谷

今日は天気が良かったのでいつものようにお台場付近を散策してきました。

 

なにやら噂によるとダイバーシティガンダムが撤去されたようですね。あれ、なかなかの人気スポットだっただけにダイバーシティの活気に影響しなければ良いのですが。

 

とは言うものの、そんな喧噪の場所は嫌いだし行きたくないので、我が家では定番になりつつある潮風公園船の科学館宗谷という海沿いのルートをまったり散策です。

 

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南極観測船宗谷」停泊中の入り江に巨大なクレーン船を発見。

建設中の新客船ターミナルの基礎工事するための特殊船のようですね。

 

第三十八大栄号 - 株式会社 ティ-・シ-ジャパン

 

なるほど、この船に関するWeb解説を見てみると、手前に見える長い杭を海中に打ち付ける機構がまさに真ん中の鉄塔部分なのですね。

 

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客船ターミナルができる予定地付近にはすでに小さな足場ができあがっていますね。ここからだんだん広げていく形になるのでしょうか?

 

www.metro.tokyo.jp

 

最近の客船は巨大化著しく、高さの関係からレインボーブリッジをくぐれないので晴海のターミナルまで行けない客船も出てきました。

 

その対策としてのレインボーブリッジ手前の客船ターミナル建設ですが、そういった巨大客船は全長300m越えとか珍しくなくなりつつあります。たまに日本に来る豪華客船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」は排水量13万トン級で全長311mですからね。

 

ちなみに日本が誇る戦艦大和排水量6万トン級で全長263mでしたからそれより全然デカい。大和見たこと無いけど。

 

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クレーン船背後から客船ターミナル予定地方向を撮影。

 

杭の上に乗っている人の大きさと比較するとその巨大さが分かるというものです。というか杭そのものがかなり巨大です。

 

前述のように大きな客船を停泊させるのであれば、かなり巨大な桟橋が必要になりますから何本も杭を打ち込む必要ありですね。

 

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移動して陸地側に向くようになった宗谷の船首。

おぉ、キレイに化粧直しされてます。

 

 

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さて、4月1日から宗谷の一般公開を再開するようですね。

それに合わせて、船の科学館で企画展が開催される模様。

 

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大和ミュージアムの協力が気になる。。。特務艦時代の資料見たいなぁ

 

<2017/4/4追記>

 

 

あぁ、ありがたや、ありがたや、ありがたや

写真の軍艦旗のようなのが特務艦時代のモノなのですかね?!

 

なんか期待に応えて頂けてしまったみたいで、、、必ず見に行きますね

韓国海軍「チュンムゴンイスンシン」「チョンジ」&護衛艦「おおなみ」

※写真が大量にあります

 

本日晴海埠頭にて一般公開された、大韓民国海軍巡航訓練戦団を構成する韓国海軍チュンムゴンイスンシン(忠武公李舜臣)級駆逐艦ネームシップである「チュンムゴンイスンシン(DDH-975)」と補給艦「チョンジ(AOE-57)」を見てきました。

 

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左が駆逐艦「チュンムゴンイスンシン」右が補給艦「チョンジ」

何故か後ろに日本の帆船「海王丸

 

しかし、大韓民国海軍巡航訓練戦団ってネーミングが凄い。戦団ですよ、戦団。

 

今回の自衛隊側のホストシップは護衛艦「おおなみ(111)」が勤めていました。

 

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前回のチリ海軍には「まきなみ」、トルコ海軍には「たかなみ」とホストシップと言えばたかなみ型というイメージになりつつあります。順番的には次は「さざなみ」ですかね。呉から出動しないとだけど。

 

残念ながら「おおなみ」は一般公開無しだったので写真はこれだけ。

 

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艦に掛かっていた横断幕を見ると、どうやら韓国艦は練習航海の寄港地としてこの晴海埠頭に立ち寄ったみたいですね。今後寄港予定の国の国旗が描かれています。

  

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艦尾を撮影。「チュンムゴンイスンシン」から乗り込んで「チョンジ」まで見学できそうです。早速乗艦してみましょう。

 

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補給艦「チョンジ」のヘリ甲板にて。

 

チョンジとは天地と言う意味だそうで、韓国軍の補給艦はこのチョンジ級が稼働しているとのこと。自衛隊の補給艦と比較するとちょっと小ぶりですね。

 

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ヘリ甲板から一段下に下りられたので舷側を船首方向に歩いて行きます。

韓国軍の艦艇も自衛隊同様、キレイで整理整頓がしっかりしているなぁ、と思いました。最近海外艦をよく見るのでどうしてもそういうとこ気になっちゃうんですよねぇ。

 

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舷側を歩いて行くとチョンジの中に展示室がありました。上の写真はその中にあった今回の練習航海に関して説明の書かれているボードです。

 

英語でいろいろ説明が書かれていますが、要は2016年9月5日から12月21日まで107日間かけてこの2隻の船で12カ国13港を航海していくとあります。

 

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HYUNDAIの展示コーナー。日本で言うと三菱的なポジションなんですかね。駆逐艦や潜水艦から海上警備艇(日本で言うところの海上保安庁の保安艇)まで作っているとのこと。

 

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韓国の造船会社「VOGO」の展示スペース。ボードにある2005年の特殊潜航艇っぽいものに心引かれました。韓国版「マイアーレ」?

 

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これは韓国の「SooSung Defence Industries Ltd.」の展示ブース。

何を展示しているのかと言うと、砲身の中を掃除する機械です。真ん中にブラシが付いていてそれでキレイにするようです。

 

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「チョンジ」の展示室を出て駆逐艦「チュンムゴンイスンシン」まで戻ります。

上の写真はヘリ格納庫の中にあった自販機ですが、大体1本500〜600ウォンですね。日本円にすると1ウォン=約0.1円なので、だいたい50〜60円といったところ。

 

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 「チュンムゴンイスンシン」の前甲板船首付近から艦橋方向を撮影

 

もの凄い既視感あるなぁ、と思ったら去年の自衛隊観艦式に同級の3番艦である「テ・ジョヨン」が来ていて横須賀で一般公開されていたのを見学してました。同型艦だけあって全く同じ。

 

daydream2006.hatenablog.com

 

 

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「チュンムゴンイスンシン」の主砲と艦橋。その間にVLSのセルがあります。

 

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「チョンジ」の前甲板を「チュンムゴンイスンシン」側から撮影。

補給艦独特の洋上給油や補給を行うための設備が見えます。機銃と思われる兵装もありますね。

 

この大韓民国海軍巡航訓練戦団の次の寄港地はロシアのウラジオストクとのこと。

 

以上、艦艇見学レポでした。

チリ海軍「エスメラルダ」&護衛艦「まきなみ」

※大量の写真があります

 

本日は晴海埠頭にてチリ海軍練習帆船「エスメラルダ」の一般公開があったので行ってきました。

 

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晴海埠頭に係留中の前が「エスメラルダ」、後ろが日本側のホストシップを勤める護衛艦「まきなみ」です。本日は「まきなみ」も艦艇公開を実施していましたのでそちらにも参加します。

 

さて、チリ海軍練習帆船「エスメラルダ」は就役が1954年(昭和29年)とかなりの船歴を持った船になります。別名「チリの浮かぶ大使館」とも呼ばれているようで、その長い船歴から世界各国の行事やイベントなどにかなりの回数参加しているとのこと。

 

上の写真のエスメラルダをよく見ると一番前のマストだけに横帆を張るための4本の横棒があるのが分かると思います。後ろの3本のマストは横棒がなく横帆が張れないので、ヨットのような縦帆を張ることになります。こういった帆装の船をバーケンティンと言います。

 

ちなみに、日本が誇る帆船「日本丸」と「海王丸」は最後部のマストのみ縦帆のバークと呼ばれる種類の帆船になります。

 

この「エスメラルダ」はバーケンティンで世界で2番目にマストの高さがある船です。

 

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帆船と言えば船首像ですが、エスメラルダはコンドルなのですね。南米の船らしいです。

 

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さて、早速乗り込んでみましょう。まずは後甲板側から見学開始です。

 

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これは帆船ならではの装備で先日見学した日本丸にも付いていました。

「ハンドキャプスタン」と言ってセールなどに掛かっているロープを巻き上げる装置です。上の穴に木の棒を差し込み、てこの原理で人力で回しながら巻き上げる仕組みです。

 

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帆船と言えば大きな舵輪を持っていることが特徴ですが、エスメラルダも例に漏れず船体後方にあります。ちょうど目の前にマリンベルがあったので舵輪をバックに撮影。

 

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前甲板に移動します。帆船だけあってそこら中にロープが置いてあって躓きそうになります。

 

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エスメラルダの礼砲

 

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これは揚錨機です。ちなみに左に2人いるチリの海兵さん、ロープをまたぐ地点に手を貸す目的でいらっしゃるのですが、いつの間にか交流の場所になっていて記念写真や来場者と握手をして貰う場になってました。

 

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エスメラルダの艦橋部分にモットーが書かれています。「VENCER O MORIR」訳すと「勝利か死か」です。日本人には強烈ですが深い言葉です。

 

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チリ海軍グッズとチリのお酒?を船上で売ってました。チリというと赤ワインを連想しますけど、写真はちょっと違う飲み物のようですね。

 

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後ろ姿はまさに「白い貴婦人」ですね。曇天なのがちょっと残念。

 

さて、次は護衛艦「まきなみ」に向かいます。

 

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護衛艦「まきなみ」はたかなみ型護衛艦の3番艦です。定係港は青森県の大湊なのでホストシップの役をするために東京まで来たのでしょうか。

 

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前甲板から艦橋方向を撮影。むらさめ型たかなみ型のやや無骨な艦橋が好きなんですよねぇ。

 

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ヘリ甲板にSH-60Jがいました。操縦席と後部の見学が出来るようでしたので、後部側の見学列に並びます。操縦席側は大人気だったので、、、

 

全体的にヘリ内部はソナーなどの機器を詰め込みまくっていてあまり空間に余裕がない印象。とはいえSH-60J内部を見学できる貴重な機会でした。

 

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ヘリ見学の後は艦橋も見られるとのことでそちらに移動です。写真はマストの麓にあった「まきなみ」のマリンベルです。

 

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艦橋内部。基本的に汎用護衛艦の艦橋内はどれも狭いです。

 

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艦橋から前甲板を見下ろす。なんだか手前の白いCIWSのレーダー部分が結構邪魔ですね。

 

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艦橋からは艦内の狭いタラップを下りて下船します。いつものことですが、カメラ持ちながらだと結構危険なので首からかけて対応してます。

 

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はい、と言うわけで2016年8月28日のチリ海軍練習帆船「エスメラルダ」&護衛艦「まきなみ」の晴海埠頭一般公開の様子でした。

横須賀サマーフェスタに行ってきた ’16

※大量の写真があります

今年も行って参りました、横須賀サマーフェスタ。

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昨年の地獄のような暑さの中でのイメージがあったので、今年も早めに入って早めに撤収の作戦で挑みました。でも、適度に曇っていたのでさほど太陽光線にやられることもなく、この時期としては比較的過ごしやすい中でのサマーフェスタだったと思います。

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お、公開艦を看板で表示頂けるとはありがたいですね。

個人的に今年の公開艦の狙い目は砕氷艦「しらせ」と護衛艦「てるづき」です。「いずも」と「たかなみ」は昨年いろいろなところで乗らせて貰いましたので。

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まずは、逸見岸壁に停泊中の護衛艦「いずも」から。

いつもの30t運搬可能なエレベーターで格納庫から甲板に出ます。

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おぉ、なんてラブリーなSeaRAM。海士長さんお疲れ様です、、、

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いえいえ、本物はこっち。そういえばファランクスさんもいらっしゃいましたよ。

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もう「いずも」の甲板上はカオスってことで。

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「いずも」の甲板上から米軍基地側を撮影。

そういえば、横須賀の米軍基地側も今日はフレンドシップデーで基地開放してるんですよね。空母「ロナルド・レーガン」の姿が遠巻きに見えますが、艦艇公開される船がこれだったらそっちも行ったかも。

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格納庫まで下りて下船します。でかいですよね、「いずも」の格納庫。

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次は吉倉桟橋側で公開している砕氷艦「しらせ」、護衛艦「たかなみ」と「てるづき」に向かいます。

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砕氷艦「しらせ」は南極観測船としては4代目(宗谷・ふじ・しらせ・しらせ(II))の船になります。ちなみに、この船は「しらせ」としては2代目の船で日本唯一の砕氷艦になります。海上自衛隊が自前で南極観測船としての砕氷艦を運用しだしたのが昭和40年の「ふじ」からなので、もうすでに50年以上の歴史があるわけです。(初代南極観測船宗谷」は海上保安庁が運用した)

今年も11月に南極へ向けて出港するとのことです。

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「しらせ」の貨物コンテナ搭載部分。航海中の激しい揺れにも耐えられるようにコンテナセルガイドに沿って積載されます。両舷で56個もコンテナを搭載できるとのこと。

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後部ヘリ甲板後方より格納庫。お台場に停泊している初代南極観測船宗谷」とは大きさが違いすぎます。「しらせ」の方が排水量的に4倍以上大きいみたいです。

ちなみに、宗谷は元横須賀鎮守府付属の艦艇なので、実は横須賀基地を母港とする「しらせ」の所属上の大先輩だったりします。

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艦橋から舷側にかかる救命ボートと海面上を走るゴムボートを見る。

「しらせ」は護衛艦と比較するとかなり余裕のある作りをしているのがわかります。

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「しらせ」の船室。二人部屋なんですね。なかなか快適そう。

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艦橋はとても広く非常に余裕のある作りになっていました。また、砕氷艦独特の機構として上の写真にあるような氷に閉じ込められた時に使う「ヒーリング装置」なんてのもあるんですね。 

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さて、次は「たかなみ」を経由して「てるづき」を見学します。

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「てるづき」のヘリ甲板から。隣の「たかなみ」の格納庫付近と比較すると特徴的なのが、後部レーダー(FCS-3A)の存在ですね。さすが防空駆逐艦秋月型の血統を引く艦だけあって、このレーダーでBMD対応時に防空能力が低下したイージス艦を護衛する僚艦防空能力を持つに至るわけですね。

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前甲板VLS付近から艦橋を眺める。

こちらもイージス艦のようなレーダーの存在感が特徴的ですね。

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自走式デコイの発射管。自走式デコイは魚雷防御のための仕組みで、攻撃されている魚雷を欺いて影響のないところへ誘導するもの。この他に投射型制止式ジャマーなどが搭載されており、あきづき型は対潜戦の仕組みが充実しているのです。

なお、護衛艦「たかなみ」は過去に詳しく艦艇公開をレポートしてますので、ご覧になりたい場合はこちらをご覧ください。

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そうそう、今年も陸自の木更津基地からAH-1S コブラが来てました。映画「シン・ゴジラ」で活躍していましたねぇ。

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シン・ゴジラ」と言えば、空自のこれも忘れちゃいけないですよねぇ。ペーパークラフトF-2をサマーフェスタの会場で地本の方が配ってました。

以上、2016年の横須賀サマーフェスタの模様をお伝えいたしました。

海と日本 PROJECT in 晴海

本日、7月18日は日本全国各地で海の日関連の様々なイベントが行われているようですが、東京晴海埠頭で行われた「海と日本 PROJECT in 晴海」に参加してきました。

このイベントの目玉はなんと言っても「海の船一斉公開」で、延べ9隻の船が晴海埠頭に乗り付けて一般公開されました。こんな規模と内容の船舶公開なんて滅多に無いので船好きにはたまらん一日です。

ちなみに晴海で本日公開された船は以下の通り。

・練習帆船「日本丸

・練習帆船「海王丸

・巡視船「いず(PL31)」

・漁業調査船「開洋丸」

・深海潜水調査船支援母船「よこすか」

・自動車運搬船「AQUAMARINE ACE」

・漁業取締船「白竜丸」

・漁業取締船「東光丸」

・内航コンテナ船「なとり」

ちょっと豪華過ぎんよこれ。

海王丸」は乗船は無しで午前中まで停泊。午後は入れ替わりでコンテナ船の「なとり」が入港・乗船見学という形でした。また、巡視船「いず」と自動車運搬船「AQUAMARINE ACE」は見学の事前申し込みが必要で、当方は申し込み忘れのため内部見学できずでした。無念。

では、写真で見ていきましょう。

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