我が家のカメラEOS 5D Mark IIIではいつもRAWで写真撮ってますが、その現像ソフトとしてアドビのLightroom5を使っていました。そこで、この度iMacへの移行も兼ねてLightroom5からCCへ移行しました。
Lightroom CCはAdobe Creative Cloudのアプリケーションで、要は買い切りのソフトではなく月額料金を払って使用するアプリになります。980円/月(税別)払うとLightroom CCとPhotoshop CCが使えるようになります。
それで何が良くなるのかというと、例のアドビの高価なアップグレード料金を支払わずに常に最新バージョンのソフトが使えるほか、最近では買い切り版との機能差も出てきてます。デメリットはライセンスが永久じゃないこと。
でも、Macだと買い切りの永久ライセンスも微妙なんですよね。OSが毎年のようにバージョンアップしているので、比較的すぐに古いバージョンが正常に動かなくなるんですよ。Photoshopなんか顕著です。
基本的に現在はLightroom6相当の機能を持つ、Lightroom CCですがLightroom5から乗換えて見た感想を述べてみたいと思います。
■基本的に変わらない
Lightroom5からだと見た目ほとんど変わりないです。間違い探し的に変更箇所を探すのも一興です。
■かすみを除去機能
最新版Lightroom CCの一番の売りはこの機能でしょう。使ってみてその効果に腰抜かしました。特に風景撮りをしている人なんかは相当便利な機能じゃないですか、これ。
実際に効果を確認してみましょう。
上が「かすみを除去」機能適用前、下が適用後。
もやっとかすみがかった写真が一気にシャープでクリアな写真に変身です。
彩度とコントラストが上がっただけのように見えますが、非常に上手く処理されているので違和感ないんですよね。最新版では部分的にこの効果をかけることも出来るので重宝してます。
■高速化された?
うーん、体感できないなぁ。
CPU的にもGPU的にもMac miniの頃からパワーアップしているはずなんだけど
■その他
モバイル対応を強化したとかあるけど、iPad持ってないしiPhoneで画像処理とかする気無いし、これは個人的にはいらない強化ですね。
上記の機能以外にもパノラマ写真作成とかあるので、かすみ除去機能と合わせて風景撮りをよくする人は持っていても損のないバージョンだと思います。