4年ぶりの観艦式と言うことで、行って参りましたFLEET WEEKの艦艇公開@横須賀。前回は木更津会場もあったのですが、今回は横須賀と横浜だけなのですね。
前回2015年のFLEET WEEKの様子はこちらからどうぞ。
というわけで、FLEET WEEK 2019一日目の10/5に横須賀に行ってきました。
ヴェルニー公園から撮影。逸見桟橋には「てるづき」「あさゆき」が停泊。写真奥の吉倉桟橋がどちらかというとメイン会場で6隻の護衛艦が艦艇公開を行っていました。
朝8時前の逸見桟橋の2隻。まだ艦首の国旗も満艦飾も掲揚されてませんね。掲揚風景は以下の動画でどうぞ。
【2019 FLEET WEEK】 横須賀基地でのSH-60Jの着陸
横須賀総監部入り口。8:30頃はまださほど混雑した様子はナシ。この後は荷物検査の後に艦艇公開開場へ向かいます。さすがこのあたりは手慣れているだけあってスムースに進んでいた様子が窺えました。
「てるづき」は今年に入ってから晴海で見学済みなので一旦スルーして、混雑の予想される潜水艦を先に見学します。今年はそうりゅう型潜水艦「こくりゅう」でした。
まぁ、潜水艦の見学と言ってもいつものように前甲板を歩くだけですが、潜水艦は近くで見ないと分からない構造とかあって興味深いです。写真は甲板部にあるスリットで溝が出来ているのですが、外殻部分がこのようになっているのは遠巻きだと分からないですよね。
巨大な艦橋を横目にしつつ艦を下ります。
吉倉桟橋に来ました。手前の桟橋では掃海艇や多目的艦などが湾内クルージングやってました。
さて、吉倉桟橋の奥の桟橋で護衛艦6隻の艦艇公開を実施。桟橋手前側に停泊しているのは奥から「こんごう」「ちょうかい」「さみだれ」
桟橋奥側に停泊していたのが手前から「いかづち」「はたかぜ」「はるさめ」。それぞれ3隻づつがひとかたまりになって、相互に行き交いながら見学していくルートになっています。
まずは「いかづち」側に乗り込みました。「いかづち」は見学客の乗船下船担当艦で甲板上以外は見学不可でした。
「はたかぜ」の後甲板に来ました。時間を区切って行われる艦橋見学の募集をしていたので早速申し込み。この後レポします。このまま隣の「はるさめ」に移動します。
「はるさめ」後甲板。気合いの入ったフラッグですね
「はるさめ」は艦橋見学が出来るとのことだったので遠慮無くさせて頂きましょう。艦内入ってすぐのはるさめの標識。宇佐神宮って艦内神社が宇佐神宮の分祠なのかな?
艦橋に上ってきました。まだ会場が開いてすぐなので空いてました。じっくり見学出来て良かったです。
艦橋のウイング部分から艦首方面を望む。遠巻きですが湾の入り口付近に護衛艦「かが」が停泊しているのが見えます。せっかくだから公開してくれれば良いのに。
むらさめ型の操舵装置やテレグラフなどですが、この後見学するはたかぜ型のものと比較すると興味深いです。むらさめ型の方が新しいので当たり前ですが機能的に見えます。
さて、「はたかぜ」艦橋見学の時間が来たので艦内に向かいます。写真は艦内入り口のマット。「はたかぜ」はそろそろ退役が近づいており、今後艦艇見学の機会も限られると思われるので、今回は詳しめに見ていきましょう。
ここも入ってすぐの艦内神社。諏訪神社?のお札がありますね。
艦橋に上がりました。20人くらいのグループでの見学なので狭い艦橋はいっぱいっぱい。でも、その分きっちり時間を確保して詳しく教えて頂けましたし、信号ラッパも実演して頂くなど盛りだくさんで、とても楽しめました。
はたかぜ型の写真上がテレグラフ、下が操舵装置ですが、先の「はるさめ」のものと比較すると年期を感じますよね。こういった違いを確認出来るのもFLEET WEEKならではの大規模な艦艇公開だから可能なことなのです。
「はたかぜ」艦橋(司令席側)から艦首方向の眺め
艦橋内の様子。伝声管があるのがいいですね。
艦橋見学を終え、「いかづち」側に再度渡っていきます。
「いかづち」の76mm速射砲と艦橋
さて、次は「こんごう」側を見に行きます。「こんごう」「ちょうかい」のイージス艦は何度も見学しているのでスルーします。
さて、個人的な今回の艦艇見学のメインは護衛艦「さみだれ」です。母港の呉では何度か見てはいるのですが、艦艇見学は今回が初めてなので。
「さみだれ」も艦橋に登れたのでチャフロケットランチャーの脇を通って、艦橋に向かいます。
「さみだれ」も「はるさめ」同様にむらさめ型の護衛艦ということもあり、設備はほぼ同じなので詳細は割愛します(笑。
「さみだれ」の海図台。黒いカーテンがいいですね
「さみだれ」前甲板から中央「ちょうかい」奥「こんごう」。
「こんごう」の127mm単装砲
逸見桟橋のヘリポートに駐機していた艦載ヘリであるSH-60J。内部見学も出来ます
最後に「てるづき」と「あさゆき」を見学します。
62口径5インチ単装砲と「てるづき」艦橋
「てるづき」の前甲板を回って、「あさゆき」に移動します
「あさゆき」も甲板上だけ見学出来るコースでした。はつゆき型はヘリ甲板が1層高いところにあるので、そこも見学しようとすると垂直のハシゴを登る必要があり、そこで見学者が渋滞を作っていたので諦めました。
「てるづき」の後甲板に戻って、後方で停泊している潜水艦「こくりゅう」を撮影。やはり潜水艦見学は普段なかなか出来ないこともあり人気ですね。
以上、2019 FLEET WEEK@横須賀の様子をお届けしました。
〜おまけ〜
朝早く開場前から並んでいたのは提督達だったのですね。まさか基地内で艦これグッズの物販やるなんて知らなかったのでビックリ。物販に全く興味ないのでスルーですが、海自もこのゲームとコラボする時期が3年、いや5年遅いよ。
というわけで、艦艇公開中に見つけた艦娘達ギャラリーです。桟橋にもっといたのは知っているのですが撮影しなかっただけです。とりあえず艦上にいたのは網羅しているかと。
夕立改二 on はるさめ。「はるさめ」の姉妹艦である、「ゆうだち」も横須賀来て欲しかったなぁ。っていうか現代でも夕立と春雨が姉妹艦なのは嬉しい。
島風 on はたかぜ。確かにはたかぜ型の二番艦は「しまかぜ」ですから関係ないわけではない。「しまかぜ」は佐世保にいますよね。
旗風 on はたかぜ。やっとご本人登場。
狭霧 on いかづち。えぇぇ、なんで!
金剛改二丙 on こんごう。このパネルが「こんごう」に寄贈されたらしく、「こんごう」側からの感謝のメッセージが熱かったですね
五月雨 on さみだれ。まさに護衛任務はお任せの五月雨に護衛艦は相性良いですね
川内改二 on さみだれ。あぶくま型護衛艦「せんだい」がいるのですが、「さみだれ」に載せてきましたね。それよりもなぜ「いかづち」に雷がいなかったのか謎です。
鳥海改二 on ちょうかい。自衛官がお年寄りにこの絵を説明していましたが、果たして通じたのだろうか。
愛宕 on こんごう。夕立改二、川内と愛宕は白抜きボードに絵が描かれているだけなんですよね。すっかり分かる人だけ分かる展示になってました。
加賀 with てるづき。横須賀沖には「かが」がいたので是非コラボして欲しかったのですが残念です。
涼月 on てるづき。あえて、てるづきに載せるなんて運営は本当に涼月が好きなんだな、と見つけたときは思いましたが杞憂でした。
照月 on てるづき。後甲板にご本人がいらっしゃいました。これで安心。よく見ると、旗風、金剛改二丙、五月雨、照月は艦これロゴが入ってない観艦式専用ボードなんですね。
鹿島 on あさゆき。なんとここで鹿島ですか。初雪ではダメだったのか?!
金剛などの観艦式専用ボードは艦娘ベースの新規書き起こし護衛艦娘にすれば良かったのでは、と思ったり。あの運営ならそのくらいやって欲しかった気がする。
以上。